お礼状「ご支援ありがとうございました! 群馬合同労組中央タクシー分会、勝利命令勝ちとりました!」」

 

ご支援ありがとうございました!

群馬合同労組中央タクシー分会、勝利命令勝ちとりました!

2017年4月18日 群馬合同労組 執行委員長 清水彰二/中央タクシー分会長 川谷内政樹

 

群馬合同労働組合中央タクシー分会の闘いに心をよせ、ご支援くださったみなさま。

おかげさまをもちまして、3月27日、群馬県労働委員会において、不当労働行為救済の勝利命令交付を勝ちとることができました。みなさまに、心から御礼申し上げます。また勝利する日まで、さらなるご支援・ご指導をいただきますようにお願いを申し上げます。

 

群馬県労働委員会は3月27日命令を交付して、群馬合同労組中央タクシー分会の柴崎・都丸組合員に対する固定残業手当の毎月約8万円の減額ならびに3人全員の2015年冬の賞与の減額について、「会社が組合や組合員に対する批判的な感情の下、その活動を抑制するために行ったもの」と不当労働行為をを認めて、中央タクシーに対して「なかったものとして取り扱え」と支払いを命じました。川谷内分会長の運転業務はずしについては、申立の15年6月時点での配置替え自体は、健康に留意したもので不当労働行為とは言えないと棄却しました。しかし会社は3月31日に分会長を運転業務に戻すことを通告、川谷内分会長は実に1年10ヶ月ぶりの運転業務復帰を果たしました。また申立以降になされた3人の16年夏・冬の賞与ゼロ支給についても、4月11日、命令された金額と合わせて全額支払われました。労働委員会への申立に続いて固定残業代制度の悪らつさ、違法性を暴くために16年10月に提訴した割増賃金等請求訴訟では、あわせて不当労働行為に対する慰謝料請求も求めています。職場闘争に徹底的にこだわりながら、労働委員会・裁判闘争を攻撃的に闘ってきた成果であると言えます。ご支援いただいたみなさま、とりわけ財政的にご支援をいただいたみなさま、本当にありがとうございました。みなさまのご支援なしには絶対に勝利はありえませんでした。

 

川谷内分会長の一本のメールでの相談から始まって1年10ヶ月。もちろん闘いはこれからですが、闘いに次ぐ闘いでした。その勝利の教訓はとても豊かであると思います。

 

一つは、労働者の怒りに徹底して依拠して闘ってきたことです。人手不足と長時間労働、無理に無理を重ねて不満を言おうものならパワハラと差別配車。みんな毎日が地獄のようでした。川谷内分会長や都丸組合員はこれまで怒ったことがないんじゃないかという人柄。ところが闘いが始まり、会社の組合つぶしが始まるや、3人の怒りが大爆発します。所長や運行管理者に対する日々の怒りの追及に始まり、本社抗議行動や団体交渉では社長に対する激しい怒りが叩きつけられました。とりわけ団体交渉は、組合は最大級の闘争として位置づけ、組合員の総決起をよびかけ、会社のふざけた対応に対して、組合員が机をけり上げるほどの怒りが叩きつけられました。こうした組合員の怒りの決起が団結を生み出し、組合の総決起をさらに拡大しました。

 

二つには、国鉄闘争と同じ闘争として闘ってきたことです。川谷内分会長は昔労働組合の活動家でした。しかし挫折し、労働運動に絶望して、別の人生を生きてきた人です。理由は共産党の「指導」に対する絶望でした。そして再び職場の現実に絶望し、怒りで眠れず、新たな長時間運転が迫る中、飲んだ睡眠導入剤でもうろうとする意識のなか、「千葉で闘っている国鉄の組合があったはずだ…」という記憶が浮かびあがりました。そしてネットで検索、群馬合同労組にたどり着いたのです。

そして組合加入の二日後には国鉄集会に参加して、確信を深めます。節目節目で、飛躍を問われる場面がいくつもありました。そんなときに方向性を示してくれるのは必ず国鉄闘争であり、合同一般全国協であり、闘う仲間たちの存在でした。困難に直面したときに国鉄闘争の地平に立つことができたから、困難な局面を打開できました。そこには確固とした時代認識、労働者に対する根底的な信頼がありました。

国鉄分割・民営化以来の新自由主義は、一方で労働基準法もなきに等しい地獄のような労働現場と、もう一方での労働組合の屈服・堕落をうみだしてきました。それが30年続きました。ブラック企業が幅をきかせる世の中。「おかしいだろう」「生きさせろ」と声をあげることは、30年前に国鉄労働者が分割民営化に反対して声をあげたのと同じくらい勇気と決断のいることです。しかも動労千葉や動労水戸のような団結できる仲間も職場にはいません。そういうぎりぎりの状況で、なおも立ち上がる労働者に対して、私たちは真っ向から「国鉄闘争のように闘おう!」「組合で団結して闘えば必ず勝利できる」と訴え勝利したのです。国鉄闘争は支援運動ではないのです。同じ闘いを自分の職場で闘うのです。

 

三つには、従って、新自由主義の30年と対決し、打ち破る闘争をめざし、自覚的に攻撃的に闘ってきたことです。

とにかくブラック企業との闘いです。一方的で不当な処分・攻撃。団交から逃げる。不誠実な対応。不利なものは一切出さない。これを打ち破るためには労働委員会闘争、裁判闘争は不可欠な闘いです。そうした闘いをやり抜く力、財政が必要です。必死にやるしかありません。その中で組合と地域の仲間との団結を具体的に作り出すのです。こちらが本気になってはじめてみんなが本気になります。そしてこの闘いは必ずや30年の新自由主義を打ち破る爆発的な力と団結を作り出すものです。

中央タクシー分会の闘いは、とりわけ運輸労働者がおかれている長時間拘束、それを強制する固定残業代制度との正面からの闘いです。こうした労働者にとって根本的なテーマが、国鉄分割民営化以降の新自由主義によって基本的に放置されています。闘ってきたのは過労死した労働者の遺族や病気で働けなくなった労働者で、労働組合が闘ってきたという事例はきわめて少ないのが現実です。こうしたテーマをすべて引き受けて闘うことが問われています。その力を作り出さなければなりません。

 

こうした闘いは絶対にすべての労働者の共感と支持を生み出すと信じています。組合の団結、地域・全国の支援・連帯を作り出します。国際的な共感と連帯も作り出します。一人の決起が必ず世界革命に向けた階級的団結を作り出すのです。ここに国鉄闘争が作り出した地平があるのだと思います。

 

中央タクシーの闘いは、次なる組織拡大という課題をつき出しています。東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会と同じです。ここで突破した時に大きく道がひらけます。分会と組合の団結でみなさんに必ず次の勝利を報告したいと思います。ありがとうございました!今後ともさらなるご支援・ご指導をよろしくお願いいたします。

 

上毛新聞、中央タクシー救済命令を報じる

上毛新聞2017年4月2日付が中央タクシーに対する救済命令を報じた。

 

タクシー会社に手当支払い命令

県労働委員会

県労働委員会は1日までに、中央タクシー(長野市)に対し、群馬営業所(藤岡市)勤務の男性従業員3人の手当や賞与を減額したのは不当労働行為に当たると認定し、減額分の支払いを命じる命令書を交付したと発表した。命令書は27日付。

2人に2015年9月分から18カ月間の手当減額分の約290万円を、3人に同年12月の賞与減額分約21万円を、それぞれ加算金を上乗せして支払うよう命じた。

同委は、減額基準が示されていない状況で手当を減額したのは合理的根拠がないと指摘。減額は従業員が加入していた群馬合同労働組合の活動を妨げるものだったと判断した。運転業務,から内勤業務に配置転換された従業員からの救済申し立ては棄却した。

 

※分会長の配置転換については、既報の通り、会社は後日元の運転業務にもどすことを本人に通知した。完全勝利。

中央タクシー分会川谷内分会長の運転業務への復帰を1年10ヶ月ぶりに実現!

中央タクシー分会川谷内分会長の運転業務への復帰がついに実現した。実に1年10ヶ月、組合つぶしの運転業務はずしに、不屈に闘って、ついに勝ちとった。

職場闘争を基軸に労働委員会で中央タクシーの不当労働行為を徹底的に暴いて勝利命令をもぎ取った力で実現した。

中央タクシーの不当労働行為に完全勝利した。支援・応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました!

以下は、高崎駅西口金曜日行動によせられた川谷内分会長からのメッセージ。

 

本日、会社から乗務復帰という知らせを受けました。併せて先に出された給与減額の不当労働行為救済命令にも会社側は、従う旨の通知もありました。もう労働組合は勝てない時代。そう思い込み、万策尽きギリギリの状況の中で出会ったのが最大の労働運動である国鉄闘争が今なお闘いを継続している事実でした。「これならば勝てる」そうして群馬合同労働組合に加入したのが一昨年の6月でした。すぐに職場の仲間ができ、組合のみならずタカキンから繋がった地域の仲間と共に団結し勝利する事が出来ました。そして苦しかった時、全国の仲間の闘争現場に赴き共に声を上げ、逆に励まされました。その時良く耳にする言葉「闘いはこれからだ」でした。今回の完全勝利を皮切りに群馬で「闘う労働組合を蘇らせる」新たな勝負に向かいます。そして何よりもブレずに闘って来た分会の仲間に恵まれた事が勝利に繋がりました。

皆様、ありがとうございました。

読売新聞群馬版が、労働委員会命令を報道

読売新聞2017年3月29日付群馬版が、労働委員会命令を報道

 

■減額分の支払い命令■

県労働委員会は、空港送迎などを行うタクシー会社「中央タクシー(長野市)が運転手の賞与や手当を減額するなどしたのは、労働組合の活動を理由にした不当労働行為にあたると認定し、減額分の支払いなどを命じた。命令交付は27日付。

命令書によると、同社は「群馬合同労働組合」に加入した運転手3人に対し、2015年12月の賞与を減額。うち2人に対しては同9月から、月々の手当を減額した。同社は「時間外就労をしなかったため」と主張したが、同委員会は「同社が就労時間を把握していたとは認められず、減額を合理的に決定したとはいえない。組合に対する嫌悪感を背景に、その活動を妨げようとした」と結論づけた。

 

群馬県労働委員会の中央タクシー不当労働行為申立事件に関する救済命令について

群馬県労働委員会の中央タクシー不当労働行為申立事件に関する救済命令について

 

2017年3月27日、群馬県労働委員会は、群馬合同労組に対して、中央タクシー不当労働行為救済申立事件について、命令書を交付した。3つの争点のうち、柴崎・都丸組合員の「稼働手当」毎月79600円の減額、川谷内・柴崎・都丸組合員の2015年12月の賞与減額分について、全面的に組合の主張を認めて、減額をなかったものとして取扱い、全額支払えと命令した。いわく(会社の主張には)「合理性はなく、その動機は、会社が組合や組合員に対する批判的な感情の下、その活動を抑制するために行ったものと判断できる」。

「稼働手当」に関しては2015年9月以来今年の3月までで19ヶ月、一人151万円余り。賞与に関しては、2016年の2回のゼロ支給もあわせると41.5~44.5万円余の未払いになる。柴崎・都丸組合員についてはあわせると一人当たり200万近い。今さらながら不当な兵糧攻め(ひょうろうぜめ)に怒りがわく。年6分の遅延損害金含めて、きっちり耳をそろえて払ってもらう。

2015年6月13~14日の川谷内分会長の乗務はずし・内勤への勤務変更については、群馬県労働委員会は、会社の不当労働行為意思を認定しながらも、「運行の安全を確保するために必要な対応」「組合に対する感情との関係は極めて希薄」、よって不当労働行為には該当しないと判断した。組合員も証人尋問で、「病気で倒れてしまいそう」と感じたと証言したような川谷内分会長の健康状態だったとしても、「組合に対する感情との関係は…希薄」とは言えない。その点は不当だと言わざるをえない。

しかし、重要なのは、この労働委員会への救済申立を通して、会社の組合つぶしをぶっとばして、勝利して前進してきたことである。会社は、川谷内分会長を運転業務からはずし、仕事を与えず、「千羽鶴」折りをやらせ、正社員から時給の非正規社員に身分を転換し、長野に配転すると通告した。たたみかけるように組合をつぶそうとしてきたのだ。しかしこの救済申立によって、会社はすべてを撤回せざるをえなかった。残業も一切していないのに、稼働手当を満額支払わざるをえなくなった。団交でのように「逃げてだんまり」も許されなくなった。常に営業所に分会長が張り付いていることによって、職場での闘いは大前進し、分会の団結は強まり、会社との力関係をもひっくり返してきた。

はっきりしているのは群馬県労働委員会は、会社の不当労働行為意思を全面的に認定したということだ。不当労働行為の一切を群馬合同労組は許さない。問われているのはこれからの闘い方である。群馬合同労組は、組合の団結と職場での闘いの発展、全国の労働者との団結によって、中央タクシーという会社との決着をつける。それは地域に、全国に、世界につながり、広がる闘いだ。

すでにはじまった残業代裁判も完全に勝利が見えた。何より、団結して群馬バスの不当解雇・不当労働行為を絶対に粉砕する。みなさん、ともに闘おう!

 

 

 

 

 

 

 

中央タクシー労働委員会が減額分支払いの救済命令

 

速報

 

群馬県労働委員会は中央タクシーの不当労働行為事件について、本日3月27日救済命令書を郵送にて交付。中央タクシーに対して組合員の稼働手当および賞与の減額分の支払いを命じた。分会長の乗務はずしについては棄却。許せません。

 

しかし大きな勝利。群馬合同労組はさらに団結して闘う基盤を作りだした。

 

 

中央タクシーを藤岡労働基準監督署が書類送検!

群馬バス分会長の不当解雇に対する抗議行動を行う中、3月17日藤岡労働規準監督署から中央タクシー分会長に呼び出しがあり、中央タクシーを労働規準法違反で書類送検をしたと報告があった。不当労働行為をやる企業がどういうことになるか。群馬合同労組は思い知らせる。

 

以下は分会組合員の告訴状。

2015年12月25日
藤岡労働基準監督署
司法警察員     殿
告訴状
告訴人
氏 名 川谷内政樹

告訴人
氏 名 柴崎貴博

告訴人
氏 名 都丸富美男

被告訴人
氏 名 宇都宮司
職 業 中央タクシー株式会社 代表取締役

被告訴人
氏 名 宇都宮恒久
職 業 中央タクシー株式会社 代表取締役

告訴の趣旨
被告訴人らは下記告訴事実記載の事項は労働基準法第32条及び37条に違反し、同法第119条に該当すると思料されるので、被告訴人らの厳正な処罰を求めて告訴する。

告訴の事実
1、 告訴人川谷内政樹は2010年11月1日に入社し、空港送迎乗務員及び内勤補助業務(不当労働行為救済申し立て事案)、柴崎貴博および都丸富美男は2014年11月1日被告訴人会社に入社し、現時点まで空港送迎業務に従事しているものである。

2、 被告訴人会社の中央タクシー株式会社(以下、被告訴人会社という)は、長野県長野市若穂保科字日向休場265に本社を置き、一般乗用旅客運送事業であり、従業員250名である。
被告訴人宇都宮司、宇都宮恒久(以下被告訴人という)は、被告訴人会社の代表取締役として同会社の業務を統括し、労働者に関する事項について同会社のために行為する者であるが、被告訴人は、同会社の業務に関し、少なくとも2015年4月1日より同年8月29日まで法定の除外理由(36協定無効状態)がないにも関わらず、労働基準法第32条に違反して時間外労働をさせている。また同法37条による時間外労働に対する割増賃金を一切支払っていない。

3、 被告人会社の所定労働時間は変形労働時間制の採用により、月177.3時間とされている。
しかしながら、月に300時間を越える勤務をさせ、被告訴人は労働時間管理に責任を負う立場でありながら、就業規則に規定しているにもかかわらず、タイムカードの設置すらしていない。

4、 告訴人が過重労働の是正を求めて2015年6月より群馬合同労働組合に加入し、7月より3回の団体交渉を行ったが、過重労働の是正および割り増し賃金の支払いには応じなかった。その一方で告訴人川谷内政樹に対しては組合加入の事実をもって運転業務をはずし、柴崎貴博および都丸富美男に対しては差別的待遇により手当てを約8万円減額し続けている。
これらの被告訴人が告訴人に対してなした措置は、労働者の正当な権利を主張したことによる報復と見せしめであり、このような被告訴人らの犯情は極めて悪質である。このような事例に対しては厳罰をもって臨む必要がある。

以上の次第で、被告訴人らの厳重な処罰を求めるべく、本告訴に及ぶものである。

添付資料
労働組合団体交渉記録
給与明細票(2013年7月分及び8月分 川谷内政樹)

第7回中央タクシー団体交渉

3月6日、藤岡市みかぼみらい館で、第7回目の中央タクシーとの団体交渉が開催された。前回の団体交渉ではふざけきった宇都宮司社長に対する組合員の怒りが爆発して、怒号とドカッバキッという音に隣室で面接を行っていた人たちが通報して、職員がなだれ込んできた。同じ会場。よく貸したものだ。

今回も中央タクシー分会はもちろん、群馬バス分会の二人、総勢9名で団交にのぞむ。会社はいつもの宇都宮司社長、河野総務部長、山本営業所長の3人。

要求項目は3つ。

①「2016年冬の賞与を川谷内、柴崎、都丸に支給すること。賞与の査定基準を明示する事」

会社は相変わらず「支給しない」「基準を示す必要はない」の一点張り。何で組合員3人だけゼロなのか説明しろと柴崎副分会長。労働委員会の証人尋問であんた基準はあると言っただろう。賃金規程になんて書いてあるか言ってみろ?と追及。基準を示す必要はないじゃない、就業規則にどう書いてあるか言ってみろ。言えない。組合が労働委員会に会社が提出した賃金規程のコピーを見せてやる。ちゃんと「乗務員の勤務成績、出勤率等を基準に支給する」と書いてある。たとえば出勤率。ほかのドライバーとそんなに違わない組合員がなぜゼロになるのか?答えられない。「総合的に…」総合的になんでゼロになるんだ?答えられない。まぁいい。不当労働行為で全部取り戻す。

②「欠勤控除の超過減額分を支払うこと。欠勤控除の計算について説明する事」

これについて宇都宮司は「これについては申し訳ない」と間違いを認める。だいたいあんたの会社は所定労働日は何日かと聞くが、答えられない。驚きだ。総務部長に聞く。「計算してみたら月平均で、長野は19.5日、群馬営業所は21.05日でした」。どうやって計算したのか聞く。答えられない。しょうがない、組合員がこうだろ?こうだろ?と教えて計算機を押す。やっと計算方法がわかる。で、なんで給与明細には16.5日になっているの?「それがわからない…システムの問題で…」あきれていいのやら、笑っていいのやらわからない。いずれにしても欠勤1日あたり2500円ほど余分に引かれてきたということだ。計算して全部払え。「調査します」今月中に調べて全部払え!と通告。おまけに賃金規程が同じ日付で中身が違うものが存在することが発覚。どうしようもない。さらに聞いてもいないのに、宇都宮司は「欠勤の場合は稼働手当の減額もかかわる」ともらした。びた一文、返したくないらしい。しかし言ってはいけないことを言った。へぇ、じゃあ稼働手当は基本給になるんですね?宇都宮司は、しまった、という顔をする。ざまぁみろ。

③「2017年4月1日より基本給を4万円上げること。現在16万円の基本給を20万円とすること。就業規則には2015年8月まで定期昇給が明記されていたが、少なくともこの8年間一度も昇給がないので、賃上げすること。」

「賃上げできる状況ではない」。状況ではないって、賃金規程に2015年8月まで明記されていたのに、少なくとも8年はあがったことない。どういうつもりだ?「いや先代の長野オリンピック以降上げられる状況でなかった」。やる気があるのか?4万円は無理だが、○○なら、とか言えないのか?美談を宣伝文句に使うが、従業員ががんばって作ってきたものだろうが?それにこたえる気持ちがないのか?「何年も働いていない柴崎さんに言われる筋合いじゃない」おかしいだろ?取り消せ。「取り消します」…

今回も組合員を挑発して、言質をとられずに逃げることだけ考えていた宇都宮司。しかし組合員はそんな手には乗らない。自信も余裕もある。今にみていろ。

「もう時間なので」と一方的に席を立つ宇都宮司社長。群馬県労働委員会の救済命令も近い。春闘はこれからだ。

 

 

中央タクシー残業代裁判、第2回口頭弁論ひらかれる

本日2月13日、前橋地方裁判所本庁にて、中央タクシー分会3名が原告である残業代裁判の第2回口頭弁論がひらかれた。原告3名と組合員5名が傍聴で参加。被告の会社は中山耕平弁護士一人のみ。社長はやはり逃亡。組合員は、これが中山耕平弁護士か…と、まじまじと見つめる。労働委員会の書類もこいつが書いていたんだろうな…

会社からは、労働時間に関して、組合の証拠に対抗して業務日報とそれをもとにした労働時間の表が証拠として提出された。しかしこれが食わせ物だ。「紛失」と称してまるまる1ヶ月抜けていたり、出勤したはずの日が出勤扱いになっていなかったり。おまけに改ざんのあとがあったり、本人の字ではないものまである。すでに暴露したように、国土交通省の基準である拘束時間16時間をこえるような場合にはタコグラフを途中で2枚目に差しかえて、拘束時間・運転時間を改ざんする犯罪的なやり方を組織的に行ってきた。それもほおかむりしている。

組合としては当然、これらは認められない。

それと、問題は休憩時間である。会社は、追って主張するとしてこの点はまだ出していない。しかし待機時間を休憩時間と主張するつもりである。空港まで客を乗せていって、帰りの客を待つ時間。長ければ6~7時間になる。結局、ここが焦点になる。群馬バスの中休と同じだ。

待機時間を労働時間とせず、休憩時間にしてしまう。そうすると生活を破壊する長時間拘束も可能になる上、運転手を低賃金でこき使うことが可能になる。業界全体でドライバーを苦しめる根源がここにある。

3月のはじめに団交も決まりそうだ。3月は大きな節目になる。

会社の代理人・中山耕平弁護士は長野から来ている。それで「出頭困難」なので、電話会議による弁論準備手続きを要望している。冗談ではない。組合の傍聴の権利を侵害するな。そんな弁護士を代理人にするな。

 

 

 

中央タクシー分会の残業代裁判の傍聴をお願いします

中央タクシー分会の残業代などの割増賃金等請求裁判は、2月13日(月)10時から前橋裁判所にて第2回の裁判が開かれます。第一回は被告は出てきませんでしたので、被告と対面する初めての裁判になります。ただ社長は出てくるのか(出てこれるのか)わかりませんが。会社の準備書面が提出されていますが、肝心なところは「逃げ」です。基本的な主張も労働委員会の上塗りで、まるでダメな印象です。その労働委員会の方は3月に命令が出る予定です。もうすぐ。必ず勝利して、残業代裁判で追撃します。中央タクシーに限ることなく、定額(固定)残業代で、ただ働きを強制するブラック企業を、ここからぶっとばしていく闘いです。ぜひともみなさんのご支援をお願いいたします。

残業代をめぐる裁判は、いくつか重要な判決が出されていますが、労働者の労働時間をめぐる司法の場での闘いは一進一退の攻防と言えます。政府・資本家階級は、労働基準法や労働組合法の大事な部分を骨抜きにしようとしてきました。闘わないとそれがまかり通ってしまうあやうい現実があり、とりわけ労働時間の規定を破壊するものこそ、最大の資本の攻撃です。群馬合同労組T組合員がウベハウス東日本との残業代裁判で勝利して和解したことは大きな意味をもちました。不当なことに労働者が不退転で闘うことが勝利を切り開きます。(http://gungoroso.org/?p=675

ところが、国鉄の分割民営化以降、労働組合は、これと対決して団結を守り抜いた動労千葉、動労総連合以外、資本の労働者支配の手先になることで延命する姿勢を強め、闘いをあらかじめ放棄して後退に次ぐ後退を繰り返す状況です。

残業代をめぐる裁判をやってきたのは、とことん長時間労働を強いられて、病気になって退職を余儀なくされた労働者、過労死させられた労働者の遺族が多いと言えます。労働組合が職場でふんばって団結して闘って、その闘いの一環として裁判を闘うというケースはとても少なくなってしまいました。ましてやブラック企業を相手にこのような闘いをやった例は多くありません。

中央タクシー分会の残業代裁判は、だから、大きな意義のある裁判です。ぜひともご支援をお願いします。また、たくさんの労働者に続いてもらいたいと思います。ぜひご一報ください。

 

中央タクシー分会は、一方1月29日付であらたに要求書を提出しました。現場では完全に力関係をひっくり返しています。ごまかし、逃げを許さず、徹底的に追及していきます。要求書の内容は以下の通り。

 

2017年1月29日

中央タクシー株式会社 代表取締役 宇都宮 司 殿
群馬合同労働組合 執行委員長 清水彰二 中央タクシー分会長 川谷内政樹
要求書

 

2016年12月20日、社員に支給された賞与について、当組合員3名においては、不支給であり、憤懣やるかたない。

このことについて、2016年10月31日に行われた群馬県労働委員会の第2回証人尋問において、宇都宮司社長は、賞与の査定基準の存在を認めている。

また、先般、欠勤控除の計算を明示するよう申し入れた事案について、現状と齟齬のある月あたりの所定労働日数を元にしており、不合理である。 ついては、下記の要求項目について、事前に書面にて回答した上で、団体交渉の開催を要求する。団体交渉は2月中に開催すること。  また、本要求書に対する回答を2017年2月7日までに当組合まで連絡されたい。

  1. 2016年冬の賞与を川谷内、柴崎、都丸に支給すること。賞与の査定基準を明示する事
  2. 欠勤控除の超過減額分を支払うこと。欠勤控除の計算について説明する事。
  3. 2017年4月1日より基本給を4万円上げること。現在16万円の基本給を20万円とすること。就業規則には2015年8月まで定期昇給が明記されていたが、少なくともこの8年間一度も昇給がないので、賃上げすること。                                以上

 

群馬合同労組は、中央タクシー分会、群馬バス分会先頭に春闘に入ります。ともにたち上がりましょう!