4・20高崎デモへ!群馬大学の入学式に大行進ぐんまでビラまき
ガザを殺すな!群馬の森追悼碑破壊弾劾!4・20高崎デモへ!
2024年4月5日、群馬大学の入学式に「改憲・戦争阻止!大行進ぐんま」として、組合員6名でビラまきをしました。これに対して、大学当局(職員)が、すべてのビラまきは禁止しています、として、会場の群馬アリーナの敷地内でのビラまきをやめろと弾圧がありました。
しかし、この戦争準備が急速に進む中、新入学生たちは戦争で最大の犠牲者になるかもしれないのです。戦争に反対して、力を合わせて戦争を止めようという訴えを禁じるなんて許すことはできません。
しかもビラをまいているのは、駐車場の門のあたりで、決して入学式の邪魔になるような状況ではないし、交通の妨害にならないように注意してビラまきを行っていました。
大学当局が言ったことは…一団体のビラまきを認めてしまうといろんな団体が来てしまう。中には詐欺的な団体や問題のある宗教団体などもある。内容でだめだというわけではなく、一律で禁止している…ということなのですが。
大学という地域と密接に連携した教育機関が、学生を守る、という大義名分で、地域の戦争反対の運動との接触も一切禁圧する。これが戦争への道でもあります。群馬の森朝鮮人追悼碑の撤去ともつながっています。
しかしこの騒ぎを横に見ながら、ニコニコとビラを受け取っていく新入生もたくさんいました。希望はあります。入学、おめでとうございます。ぜひ、デモへ。ぜひ、集会へ。
ちなみに。
桜と入学式。日本では切っても切れない関係。
なぜ4月から学校の新年度が始まるかというと、日本の国の会計年度が4月から翌3月までと決められているのにリンクされているから。
しかし会計年度が4月から新年度という国は多くない。アメリカは10月からだし、4月からというのはG7ではイギリスとカナダくらい。日本でも個人の会計年度(税金)は1月から12月。
日本も明治2年の最初の会計年度は新米の収穫後の時期に合わせ10月からだった。それから地租改正など紆余曲折を経て4月からとなったのは明治17年。この時は軍事費の増大による厳しい財政状況の中、酒税法のやりくりで4月になったとか。桜の開花に合わせたのかと思いきや、関係なかった。
学校の年度がなぜ4月からになったか。徴兵対象者の届出日が4月となり、士官学校等軍関係学校の新学期になっていった。これに伴い、一般の学校についても、国が積極的に学校年度の統一を指導するようになった。補助金をもらう学校はそれにならった。大学が4月から新学期としたのは、それでも大正10年になってからだという。ちなみに韓国は3月から新学期。4月というのは日本の侵略・植民地化によって強制されたものだから変更したようだ。
学校・教育と戦争は最初からつながっているわけです。
55年前、全国学生運動を牽引した群馬の学生運動の再度の高揚を期待します。
山本一太の朝鮮人虐殺隠蔽の暴挙を弾劾し、反戦平和の砦を群馬に構築しよう!