上州貨物自動車は高崎営業所K所長を懲戒処分せよ!

2025年2月20日、上州貨物自動車との第14回団体交渉が開催された。K所長がA分会長を名誉棄損で訴えた民事裁判の判決は3月17日言い渡し、群馬県労働委員会の命令もこの3月中に出る予定である。闘いは新たな段階に入る。
1月27日に高崎裁判所で民事裁判のK所長の原告本人尋問が行われた。ここでK所長と会社の化けの皮が剥がれた。主尋問で朝妻弁護士から尋ねられて、K所長は、2022年4月からの雇用契約書を突然説明もなしに期限の定めなしの正社員から1年契約の非正規雇用の契約内容に変更したことについて、「従業員にプロ意識をもってもらうため」に行った、と言って平然としていた。これについて、A分会長代理人のB弁護士は、就業規則で正社員と非正規社員の扱いが違うことを知っているかと尋ね、非正規社員は勤務日数、労働時間など本人の都合で決められる、時間外労働や休日労働を拒否できる、失敗・不祥事の責任を問われない等々となっている、あなたがやった処遇は就業規則違反ではないですか?と突く。これは効いた。K所長のやったことはでたらめな就業規則違反の処遇だったことが明らかになった。K所長は何も答えられない。
今回の団体交渉で、2025年4月に向けて、前回の団体交渉で会社がもうやらないと言っていた従業員の査定をK所長が行っていることが判明して、説明を求め、弾劾した。就業規則違反の雇用契約を結ばせてきたK所長が、なぜ査定をする資格があるのか!
そればかりではない。個人の民事裁判にK所長は社用車でやってきた。でたらめにもほどがある。組合はこんなK所長のでたらめを許している会社が悪いと徹底的に弾劾した。
2月15日、中央道で松川IC-飯田ICの下り線で5時間通行止めにした重大事故が起こった。この事故は2台の接触事故に上州貨物自動車上越営業所のトレーラーが不注意で追突事故を起こしたものだ。燃料が漏れだしたことで対応が長時間になった。上越営業所はKが言い出して作った営業所だ。高崎営業所の安全管理責任者たるK所長が自らでたらめな作業をやって重大事故を引き起こし労基署から指導票が出たばかり。安全上の問題を組合が指摘していた中での上越営業所の事故である。
K所長のやりたい放題を許す会社は同罪だ。組合員を高崎営業所に戻せ!