デイ・サービス事業所Ｘで要求書提出！

　デイ・サービス事業所Ｘで働くＡ組合員に関して、群馬合同労組は会社に対して要求書を提出した。タイムカードもなく、残業代も支払われない状況で、出勤時間・休憩時間・退勤時間を毎日メモに残してがんばってきた。

　介護労働者は団結して声をあげよう！

　要求事項は以下の通り。

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１　未払残業代を支払われたい。2024年〇月〇日～〇月〇日までの65日の出勤日について、組合員・Ａのメモを元に算定した未払残業代は別紙１の通り53,750円である。またそれ以前の記録のない出勤日1日につき、このデータの平均額827円／日を残業代として承認されたい。その後については貴社の勤怠データに基づいて残業代を算定されたい。

２　タイムカードを設置されたい。

３　時給を1,085円に引き上げられたい。Ａの基本給は現在時給1,000円であるが、これには処遇改善加算分（100円／時間）が含まれている。処遇改善加算については厚生労働省も当該加算の目的等を踏まえ、事業者が最低賃金を満たした上で、賃金の引き上げを行って頂くことが望ましいとしている。よって時給を群馬県の最低賃金・時給985円＋処遇改善加算100円の1,085円に引き上げられたい。

４　Ａに対する2024年（令和6年）〇月〇日付懲戒処分（訓戒処分）は不当であるので謝罪の上、撤回されたい。2024年〇月〇日、Ｂ氏から今後の労働時間管理の変更についての説明の後、Ｂ氏との個別面談で、Ａは、今後は就業日を週5日から週4日に減らすと通告されるとともに、「自動車運転日報」の字が読めない、時間など空欄もあると言われ、始末書を書いて提出するように指示をされて提出した。これについて、就業規則の閲覧を申し出たが、始末書なんてものじゃない、処分ではないと言われ、就業規則は閲覧できなかった。また当組合に提出された「自動車運転日報」によると貴社がマルをつけた問題個所は67か所に上るが、時間の記載漏れが8か所、一部字が判別しにくい箇所が2か所、判別できる箇所が57か所であった。始末書提出を指示された2024年〇月の箇所は5か所であるが、注意に値する問題は存在しなかった。不当な懲戒処分を謝罪の上、撤回し、始末書を破棄されたい。

５　これまでＡがＢ氏等に残業代や休憩時間の問題を話すと、「今までもそういうこと言う子がいたけど、皆辞めていった」「社長は変わりはいくらでもいると言ってる」「印象悪くなるようなことは言わないほうがいいよ、ボーナスも下がる」などと言われた。また2024年〇月以降残業代や休憩時間の是正を申し入れるとＢ氏はあいさつもしなくなり、威圧的な態度でＡらを監視したり、仕事をしろと文句を言うこともあった。今後このようなことのないようにされたい。

以上