3・31群馬バス分会・日本中央バス分会他がスト突入!


3/31群馬バス分会・日本中央バス分会他がスト突入!
時給1500円に賃上げを!中国侵略戦争反対!
2025年3月31日(月) 反戦春闘デモ!15:45高崎駅東口セブンイレブン前


3月31日、群馬合同労働組合の群馬バス分会と日本中央バス分会のバス運転手、株式会社鈴木治作分会の配送運転手が、それぞれ時給1500円の賃上げを統一要求として掲げ、ストライキに入ります!今や時給1500円は政府でさえ早期実現すべき公約としています。しかし、実際には正規労働者も非正規労働者もはるかに手が届きません。
生きていくためには、労働者が団結して、要求してストで闘うしかありません。会社や産業・職種をこえて、労働者は団結しましょう。闘う労働組合をいっしょにつくりましょう。
群馬合同労組群馬バス分会の組合員は、昨年2月に職場アンケートを行い、労働者の声を集約しました。給料に「満足していない」・「不満がある」と答えた人は97%に登りました。絶望して辞めた仲間もいます。怒りは爆発寸前です。

バス運転手の長時間労働は深刻であり、国も是正に動かざるをえませんでした。昨年の4月から運転手も月の残業時間が上限45時間となりました。過労死レベルの長時間労働が少しゆるくなりました。しかしこの物価高騰の折、残業が減り賃金が下がる労働者もたくさんいます。
地方切り捨てが進み、路線バスは赤字で、市や県の補助金だよりです。行政の補助金が運転手の低賃金を前提にしているから、低賃金が固定化され、人手不足でバスの路線を維持することさえ困難です。群馬県・山本一太知事は「賃上げ促進支援金事業」を打ち出しましたが、地方公共交通を支える労働者の賃上げをはかるべきです。
バス労働者は団結しよう。群馬合同労組に加入を。
群馬合同労組の3つの分会のストは、同時に戦争に反対するストでもあります。
労働者の団結こそが戦争を止める力であり、労働組合が戦争反対の先頭に立つべきです。米日による中国への侵略戦争が迫っています。
瓦礫となったガザ

ガザでは3月18日の火曜日、イスラエルが空爆を再開し500人以上が殺されました。トランプはネタニヤフを支持し、ガザをアメリカが引き継ぐ、住民の帰還は認めない、ガザを高級リゾート地にする、と言いました。
ウクライナをめぐる戦争はトランプがゼレンスキーを黙らせて、「停戦交渉」に持ち込もうとしていますが、平和に向かっているわけではありません。明らかになったのは、アメリカの金、武器、衛星を使った軍事情報が戦争の行方を決めるということです。
トランプが戦後の世界秩序を破壊しています。関税戦争は、日本経済を破壊します。とりわけ自動車。群馬でもSUBARUの大減産は不可避で、労働者の解雇、中小企業の倒産が始まります。
トランプ政権の最大の政策は中国への侵略戦争です。
トランプ政権のルビオ国務長官は、「中国共産党は、わが国がこれまで対峙してきた中で、最も強力かつ危険な同等に近い敵国である」と上院外交委員会で言いました。最大の敵はロシアやイランではないのです。
ルビオはまたアメリカが手を打たなければ、「安全保障から健康に至るまで」を「中国に依存」することになる、中国共産党は台湾の支配権を取り戻そうとしているとして、武力侵攻の「代償は高すぎて払えない」ことをわからせるといいます。これはいつでも中国への全面的な侵略戦争に踏み込むということです。
アメリカは中国が台湾に武力侵攻・武力統一に踏み込むことを想定して軍事シナリオを描いています(台湾有事)。
そのシナリオは、中国が米軍の侵入を防ぐとして海洋上に設定した自国防衛ライン=第一列島線を無力化して米軍が制海・制空権を握るというものです。沖縄・南西諸島・日本全土、台湾、フィリピンを戦場にして軍事拠点をめがけてミサイルの応酬が繰り広げられます。それはガザ・ウクライナでの破壊と殺戮をさらに激しくしたものになるでしょう。

大事なことは、中国との戦争は、日本のすべてを戦争に動員することで成り立つということです。2022年岸田政権時に安保関連3文書が改定され、石破政権はこれを引き継ぎました。日米安保同盟は対中国侵略戦争同盟にすでに変わりました。米軍と自衛隊の一体化が進んでいます。アメリカの要求通り軍事予算の2倍化・3倍化が目論まれています。中国の基地を攻撃する長射程ミサイルの配備が進んでいます。沖縄でEABOという作戦を実行できる体制が急ピッチで作られています。基地建設と訓練が強化されています。改憲は自衛隊員に死ぬことを強制し、日本全体を戦争動員するために不可欠なのです。増税をし、必要な予算を削り、労働者民衆の生活を守るどころか、戦争に命を差し出せというのが石破政権です。野党もマスコミもその点に沈黙しています。
すでに戦争反対を闘う労働者学生に対して不当なでっち上げの弾圧事件が繰り返されています。私たちがぼーっとしている間に戦争は始まっています。今なら間に合います。中国侵略戦争を許さないと一緒に声を上げましょう。
沖縄・南西諸島に配備進むミサイル発射車両
