4月30日第2波反戦春闘ストを貫徹!

2025年4月30日、群馬合同労組はベイシア分会(ベイシア吾妻店惣菜部)とワールドステイ分会(足利市ワールドステイいかるが)が、反戦春闘スト第二波統一ストライキに立ちあがりました。3月31日のバス・運輸の第一波統一ストが大きな成果を上げる中、流通と介護の女性非正規労働者が時給1500円の要求と中国への戦争を許さない決意でストに立ちあがった意義は大きなものです。群馬のすべての労働者は群馬合同労組に結集してともに闘いましょう。





ワールドステイ分会N組合員の報告
反戦春闘第2弾、ベイシア分会とワールドステイ分会の同日ストライキをやりました。
米やガソリンの価格が高騰しています。
石破総理は2030年までに平均賃金を1500円以上にすると言っていますが、多くの職場で労働者の賃金は低いままです。群馬県の今の最賃は1000円以下の985円、栃木県の最賃も、やっと1004円でしかありません。そうした中でワールドステイは処遇改善加算を最低賃金の穴埋めにし続けています。これを改善するだけで億単位の損失が出るそうですが、処遇改善加算を最賃を会社で出さないでいい制度として扱い、それを前提のビジネスモデルで黒字を出して経営拡大を続けていたからそんなことになってるんです。こういうことが横行しているこの国は、アメリカと同じく破綻寸前です。そしてその危機を、中国と戦争をすることで回避しようとしている。それは日本とアメリカが、世界一の超大国の座を競う中国の共産党政権を倒して、破壊と復興で儲けようということです。その準備がずっと続けられています。しかし、労働者はそんな戦争で死ぬ訳にはいきません。今日も明日も生きていかなければならないし、殺すのも殺されるのも嫌だ。労働者の労働者階級としての闘いの中で、労働組合はこの状況を打開できる力を持っています。
実は私は、今回ストライキをやるという腹を括るのは大変でした。実は私は元来人付き合いの苦手な性格で、ちょっとしたことでクヨクヨ悩む、臆病で自信が無い人間です。しかし団結の中で勇気を貰い、そして、これは戦争を止める闘いなのだと思い直して、再びストライキに立ったのでした。
今回のワールドステイの職場前で集まってくれた人たちは、ベイシアの東吾妻町と足利北部を往復してくれた。
群馬合同労働組合は勇気をくれる組合です。たとえ私が臆病で、自信がなかったとしても。


