上州貨物自動車、朝妻弁護士が代理人辞任!
群馬合同労組は、6月16日付で上州貨物自動車に対して要求書を送付、群馬県労働委員会の命令を履行すること、不当労働行為の責任を負う高崎営業所長で執行役員Kの懲戒処分をあらためて求めた。
組合は、Kがかつて関与した事件に関する地方紙の報道記事を入手した。驚くべき内容である。これも資料として要求書に添付して会社に提出した。
組合は、あわせて団体交渉の延期は許されない、早急に団体交渉を開催せよと会社に要求して、要求書を本社と代理人の朝妻太郎弁護士に送付した。
すると朝妻弁護士から、「代理人辞任通知」がファクスで送られてきた。会社と一体で不当労働行為を行ってきた朝妻代理人をついに辞任に追い込んだ。
上州貨物自動車は株主総会を控えている。一体朝妻弁護士にいくら無駄な金を払ったのか?これからも払い続けるのか?株主は黙っているのだろうか?労働者も黙っていていいのか?
後任の代理人は、東京の杜若(かきつばた)経営法律事務所。ホームページでは「団体交渉、労働組合対策…ご相談ください」「使用者側の労働問題一筋50年」とうたっている。最近ここの事務所が代理人になるケースが多く、組合員も「ああ、あの弁護士ね…」とあきれた反応。団体交渉は7月7日に行われることになった。闘えば勝てる。団結して絶対に勝利しよう。
