吉ヶ谷・群馬県労働委員会の不当労働行為救済申立棄却を許さない!中央労働委員会に再審査申立を決定!
吉ヶ谷の不当労働行為救済申立について、群馬県労働委員会は、2024年5月9日に命令書を交付し、5月30日に組合に送達された。いずれも申立を棄却するという不当な命令だ。
命令は、(会社の対応には)「疑問が残る」「全く問題がなかったとは言えない」などと繰り返しながら、しかし不当労働行為とまでは認定できない、疎明がない、証拠が足りないと結論づけた。
組合は、絶対に許せない不当命令だとして、週明けにも中央労働委員会に不服申立=再審査申立を行うことを決定した。闘いはこれからだ。
組合差別・いじめの証拠はたくさんあげた。群馬県労働委員会も、組合嫌悪の会社の言動を認めながら、そこに不当労働行為意思を見ないのは、労働委員会の信頼性を疑わせる。組合員からは労働委員会は労働者と労働組合の救済機関だと思っていたのに、労働者を助ける気がないのかと怒りの声が上がっている。当然である。
しかし証拠も補強すべき事項もまだまだある。中労委で必ずひっくり返す。
今回の労働委員会の申立の発端は吉ケ谷・田村専務のAに対する不当な解雇通告だ。これは立派なパワハラであり、証拠も残っている。組合は一貫してこれの謝罪を要求してきたが、吉ケ谷はいまだに謝罪も反省もしていない。吉ケ谷のパワハラ・安全配慮義務違反の違法行為に対する追及は終わらない。
当該と組合は、解雇を許さない闘いを労働組合として闘い、労働委員会闘争を重要な闘いの柱に据えて、解雇も処分もさせなかった。労基法違反を許さないと職場改善も実現してきた。吉ケ谷分会は決して負けなかったし、闘いはまだまだ続く。真実をねじ曲げ、うそをつき、ごまかして救済命令を免れたことは会社経営陣が一番よくわかっているはずだ。真実の側が勝つことを示す。多くの職場で繰り返されるパワハラといじめ、これに怒る労働者とつながって、職場も介護業界も変えるために群馬合同労組はさらに闘う。