株式会社小泉北関東との第1回団体交渉が開かれる

7 2月 by gungoroso

株式会社小泉北関東との第1回団体交渉が開かれる

 株式会社小泉は、首都圏を中心に設備工事店・工務店・建設会社などに、管材や住宅設備機器などの住宅関連商材の卸売を行う企業です。従業員数は2310人(ホームページより)です。この会社の高崎営業所で配達業務を行う労働者2名が、昨2019年末に、群馬合同労組に加入して、要求書を提出しました。2020年2月6日の業務終了後に高崎市内のホテルの会議室で第1回団体交渉が開かれました。

 要求事項は、主に残業の問題と安全の問題でした。

 これまで労働時間の管理がきちんと行われていませんでした。残業代としての、業務手当の支払いはありましたが、残業時間の管理が行われていないために、かなりのサービス残業状態でした。業務上の忙しさもあり、昼休みも取れない、昼食は運転しながらおにぎりなどをほおばるということが日常化していました。

 配達のドライバーにとっては、この問題は、常に事故の危険性と隣り合わせの状態を意味します。不安を募らせた配達ドライバーが、やむにやまれず労働組合に相談して、分会の結成に至りました。

 組合の要求に対して、(株)小泉は、問題を認め、今後の是正と、これまでの未払い賃金の問題についても誠意をもって話し合うことを約束しました。重要な成果です。

 業種や雇用形態をこえて、運輸労働者の状況は、多かれ少なかれ、同じような状況にあります。コンビニの配送ドライバーがやはり、食事休憩も取れない過密業務の中で、配達途中のコンビニ駐車場で亡くなっていたという長野のニュースもありました。私たち、群馬合同労働組合は、労働者が生きるためには、労働組合に入って、仲間と団結して声をあげる以外にないと確信しています。ぜひ、あなたも群馬合同労組にお気軽にご相談ください。

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