解雇は絶対だめ!労働組合つくって雇用を守れ!

 新型コロナウイルスの影響で、世界の労働人口の約38%にあたる12億5千万人が一時解雇(レイオフ)や給与削減のリスクに直面しています。日本では、さらに東京オリンピック「延期」の影響が追い打ちをかけます。

 東京都内でタクシー事業を営むロイヤルリムジン(江東区)が、グループ会社を含む5社で約600人いる乗務員全員を解雇する方針であることが報道されました。「休業手当を払うよりも、解雇して雇用保険の失業手当を受けた方が、乗務員にとって不利にならないと判断した」と説明、解雇を伝える際乗務員には「感染拡大が収束した段階で再雇用する。希望者は全員受け入れる」と説明したといいます。

 中央タクシー(空港送迎タクシー、本社長野市)でも新潟営業所の全従業員が解雇通告されました。群馬合同労働組合の団体交渉申し入れにも「緊急事態宣言」を口実に団交を拒否しています。「4月中旬に全従業員に説明する」としていますが、全員解雇の可能性もあります。

 私たち群馬合同労組は、新型コロナで窮地に立つみなさんに、力をあわせて解雇を絶対に阻止するように呼びかけます。

【1 解雇=失業保険では生きていけません】

 解雇されて、失業保険で、食いつないで、次の就職ができる保証はありません。

 まずはこの新型コロナウイルスの影響・不況がいつまで続くかわかりません。東京オリンピックが一年後にできるという保証もありません。一年後にできなければ中止は確実でしょう。しかしワクチンの製造は間に合わず、アビガンなどが治療薬として有効なのかどうかもわかりません。タクシーやバスの運転手、観光関係の仕事は、当面まったくないでしょう。他業種も失業者であふれています。

 失業保険の給付期間は、年齢や算定基礎期間(基本的に雇用保険に継続して加入していた期間)によって違いますが、多くの人は90日(1年未満ないし30歳未満では5年未満)~180日(10年未満)でしょう。退職前2年のうち、12ヶ月以上の加入期間がないとゼロです。

 受給できる金額は、最後の6ヶ月の平均賃金のほぼ6割。ボーナスや退職金は入りません。

 次の就職もできないままに失業保険の給付が打ち切られると……考えたくもありませんね。

【2 雇用継続と休業による休業手当支払いを求めましょう】

 みんなで力をあわせて、雇用の継続=休業手当の支払いを求めましょう。

 世界中で、不況に対して、雇用の確保が叫ばれています。日本政府も、雇用調整助成金の特例措置を設けました。これはまだまだ不十分(例えば支給限度日数は4月1日~6月30日プラス1年100日、3年150日)ではありますが、雇用保険の受給期間を残して、同じ6割の収入が補償されるのは決して小さいことではありません。この労働者の休業補償6割を、政府がそのうち8~9割(中小企業)を助成して補償しようというものです。

 ただし、これには二つの問題があります。

 ひとつは、1~2割といえども、会社が休業補償を負担しなければいけないことです。

 ロイヤルリムジンは「休業手当を払うよりも、解雇して雇用保険の失業手当を受けた方が、乗務員にとって不利にならないと判断した」と説明したとのことですが、それはうそです。労働者にとっては休業手当でしのげるだけしのいで、失業手当を受けるようにする以外にありません。休業期間は賃金支払い基礎日数が月10日以下ならば失業手当の日額の計算には入れません。

 本当は、会社としてはその1~2割の負担もしたくないというのが本音なのです。

 大事なことは、もう一方で政府は、企業への無利子無担保での融資制度を新型コロナ対策支援として打ち出しています。労働者の雇用維持のために、融資を求めるぐらいやってくださいということです。企業としての責任を、義務を果たしてもらいましょう。

 もうひとつの問題は、休業に関する労使協定と労働者代表選任届が必要だということです。

 雇用調整助成金の申請には、これらの書類の提出が必要です。

 逆に、この問題は労働者の生活と雇用のかかった問題であり、労働組合を結成して、対等な立場で、労働者が会社に対して、労働者の雇用と生活を守るために、できる限りのことをやってもらうように要求するべきです。

 会社の都合のいいやり方に協力するだけでは、労働者の雇用も生活も守れません。単に書類を提出するために、労働者代表を決めるのではなく、労働者が集まって話し合い(集まらなくてもいい、SNSでもメールでもいい)、意見を交換して、代表を選び、できれば労働組合を作りましょう。難しければ、私たち群馬合同労働組合は、みなさんの力になります。力を合わせて、この難局に立ち向かいましょう。労働者が力をあわせ、労働組合に団結することが、唯一の生きる道です。いっしょにがんばりましょう!

〇〇新聞販売店で配達アルバイトがストライキ!

 群馬合同労組に新たに加入した〇〇新聞配達労働者がストライキに入っています!以下は、本人が作って職場でまいたビラです。

======

〇〇新聞○○店で

配達アルバイトがストライキ中です!

 〇〇新聞○○店は、昨年9月、突然、経営権がA氏から、今のB氏に移りました。

 引き継ぎの時、所長(社長)は出席せず、何の書面も渡されず、所長の名前もわからず、会社名もわからず、給料も「今までと変わらない」という口約束だけでした。ネットの求人サイト「インディード」で調べると、会社名が、9月には「株式会社C」、10月には「株式会社D」にかわりました。なにかヤバイな、と思いました。(12月にはまた「株式会社C」。○○店は現在株式会社Eだそうです。)

 同じB氏が所長の△△店の状況についての色々な話が伝わり、○○店もそのようになるとうわさが流れ、働いているうちに、その通りになっていきました。給料の遅配、間違った給料明細書、主任だった専業をはじめ、人が次々にやめてしまい、朝の配達時にバイクがパンクしても対処してくれず、休刊日以外の休みが減っていきました。(専業はだいぶ長いこと休みなしでした)

 群馬合同労働組合に相談し、親身に対応してもらい、くわしく調べてもらった結果、社長の名前と会社の実態が少しずつ分かってきました。一人でも入れるこの労働組合に思い切って加入し、組合として社長あてに要求書を送り、団体交渉を申し入れました。(本店と思われた株式会社Cが別会社だったため、行き違いがありました)

 1月31日、店長から電話があり、「2月から区域を編成し、全員1区域400軒以上の配達になる。区域をおぼえるまでの間、臨配(臨時配達員・派遣労働者)に来てもらう。明日はその準備のため、バイトは全員、仕事は休みです」と言われました。400軒と聞いて、あっけにとられました。

 もともとこの店は、女性と高齢者、ダブルジョブ(昼間も別会社で働いている)のアルバイトが多く、一区域は最高でも200軒程度でチラシの差し込み係(少人数で全区域のチラシ差し込みをする)も転送体制(一度に運びきれないので、中継地点への転送の体制)もきちんとある働きやすい店でした

 それが、今まであった転送もなく、配達中のパンクや緊急時の体制もなしで、1人400件という数は、都会ならいざ知らず、この山間の田舎町では、あんまりな仕事量です。

 多くのバイトと専業がやめました。残ったバイトの人は、寒空の中、臨配の後について400軒以上(500軒以上すらある!)の順路取りをやらされています。しかもこれからどれだけ給料がもらえるか、ろくな説明もないまま、会社命令としてやらされています!!

 やめた人たちは、このきびしい不況の中、仕事をうばわれ、どれだけ精神的にきついことでしょう。やめなかった人たちには、今までとは段違いの、きびしい仕事が待っています。

 やはりこんなのどうしても許せない。

 ということで、労働組合員としてストライキを宣言しました。毎朝○○店の前に立って、残ったバイトの人たちにストライキ参加を呼びかけています。これらはきっと△△店でも3年前に起こったことなのでしょう。△△店の皆さんもひどい状況ではないかと思います。くやしいこと、ゆるせないことがあったら、ぜひ一人でも入れる地域労働組合に入って、一緒に闘いましょう。

誰でも一人でも入れる労働組合

群馬合同労働組合(電話 090-9016-0272)

=====

 群馬合同労組は、不当で一方的な労働条件の切り下げを許しません。徹底的に闘います。 

 B所長(社長)には大きな問題があります。

  • 雇用契約を結んでいない。就業規則も賃金規定もない。
  • 法人の名称も住所も、労働者には教えなかった。
  • A所長の時の雇用契約は時給1,000円(深夜割り増しで1,250円)。これは変わらないと言っておきながら、一方的に労働条件の切り下げを押しつけようとしている。

 当初、B社長は明らかに群馬合同労組からの要求から逃れようとしていたものの、そうはさせません。近く団体交渉が開催されます。必ず約束は守らせます。新聞配達労働者はあきらめずに、いっしょに闘いましょう!

株式会社小泉北関東との第1回団体交渉が開かれる

 株式会社小泉は、首都圏を中心に設備工事店・工務店・建設会社などに、管材や住宅設備機器などの住宅関連商材の卸売を行う企業です。従業員数は2310人(ホームページより)です。この会社の高崎営業所で配達業務を行う労働者2名が、昨2019年末に、群馬合同労組に加入して、要求書を提出しました。2020年2月6日の業務終了後に高崎市内のホテルの会議室で第1回団体交渉が開かれました。

 要求事項は、主に残業の問題と安全の問題でした。

 これまで労働時間の管理がきちんと行われていませんでした。残業代としての、業務手当の支払いはありましたが、残業時間の管理が行われていないために、かなりのサービス残業状態でした。業務上の忙しさもあり、昼休みも取れない、昼食は運転しながらおにぎりなどをほおばるということが日常化していました。

 配達のドライバーにとっては、この問題は、常に事故の危険性と隣り合わせの状態を意味します。不安を募らせた配達ドライバーが、やむにやまれず労働組合に相談して、分会の結成に至りました。

 組合の要求に対して、(株)小泉は、問題を認め、今後の是正と、これまでの未払い賃金の問題についても誠意をもって話し合うことを約束しました。重要な成果です。

 業種や雇用形態をこえて、運輸労働者の状況は、多かれ少なかれ、同じような状況にあります。コンビニの配送ドライバーがやはり、食事休憩も取れない過密業務の中で、配達途中のコンビニ駐車場で亡くなっていたという長野のニュースもありました。私たち、群馬合同労働組合は、労働者が生きるためには、労働組合に入って、仲間と団結して声をあげる以外にないと確信しています。ぜひ、あなたも群馬合同労組にお気軽にご相談ください。

2020年、明けましておめでとうございます!

遅れましたが、2020年、明けましておめでとうございます。

今年もさらに、職場で、地域で、労働者・働く者が、団結して闘いましょう!

闘いと団結の中に、生きる希望をつかむ、そんな年にしたいと思います。

年末、年始と、相談や加入、闘いが進んでいます。

2020年は、間違いなく、歴史を決める年になると確信しています。

みなさん、ともに闘い、勝利しましょう!

群馬合同労働組合 執行委員長 清水彰二

労働組合建設の新たな挑戦へ!

月刊労働運動9月号原稿

労働組合建設の新たな挑戦へ!

群馬合同労働組合 執行委員長 清水彰二

群馬合同労組第14回定期大会が成功

 群馬合同労組は、2019年7月14日に第14回定期大会を開催した。組織拡大の勝利を確認し、新たな闘いに入った。大会では、コンビニオーナーの相次ぐ結集とローソンのストライキなどの歴史的な闘いの前進を、国鉄闘争を基軸に闘ってきたが故の重要な地平として積極的に総括した。また、パワハラを受けたJR労働者の加入(動労連帯高崎との二重加盟)、外国人労働者の組織化や国際連帯の前進など、合同一般労働組合の展望と可能性を示すことができた。

中央タクシー分会の苦闘と勝利

 今大会の全体を支えたのは、2015年6月から始まった中央タクシー分会の闘いであり、一体で前進してきた群馬バス分会の闘いであった。

 3人で闘ってきた中央タクシー分会の闘いは、分会の闘いの方向性と団結をめぐる分会内部の対立から、Sの脱落と裏切りを生み出した。そしてその対立を乗りこえて、職場の多数派として、組織化が前進しようとしたとたんに、分会長に対する卑劣なテロ襲撃事件が起こり、分会長はPTSD(心的外傷後ストレス障害)で業務に就くことができなくなった。半年近くにおよぶ闘病の末に、復職を果たした矢先、再度の襲撃で家が破壊された。分会長は捨て身で闘う決意を固めたが、それは無理だった。いったん退却して、新しい闘いに備えるために中央タクシーを退職する決断をした。一方で、T組合員を軸として固定残業代裁判で決定的な勝利の展望をつかんだ。証人尋問で宇都宮司社長は、タコグラフの改ざんという犯罪行為について何の弁明もできなかった。群馬合同労組は、中央タクシーを絶対に許さない。そもそも運転手が過労死しようが重大事故を起こそうが、何とも思わないブラック企業との非和解の闘いだ。群馬合同労組は、この死闘に負けることなく、団結と闘いを守り抜いた。この勝利が、群馬合同労組の闘いの全体を支えたことがもっとも重要な総括だ。

群馬バス分会の勝利と新たな試練

 群馬バス分会も、春闘ストを頂点とした職場の闘いと労働委員会闘争を軸にして不屈に闘ってきた。アルコールを口実とした分会長解雇、度重なる不当処分、ユニオンショップを結ぶ私鉄総連群馬バス労働組合の一部幹部による会社と一体となった分会つぶしなどで苦しい闘いだった。

 今年の6月、群馬県労働委員会は、群馬バス事件の2年ごしの7件の申立に対して救済命令を交付した。命令は、分会長の解雇(アルコール)、副分会長の停職(コースミスと携帯電話の使用)という2つの懲戒処分について、組合差別とは言えないとして棄却した。組合として中央労働委員会に不服申立をするのか否かで、意見が分かれた。執行委員会で当該を含めてこの問題を討議した。採決の結果として不服申立はしなかった。不当な命令であることは明らかだ。不当労働行為というのは、法律や規定からは見えないものがたくさんある。現場は毎日不当労働行為との闘いだ。しかし現状ではこれ以上の命令は望めないと判断せざるをえなかった。不服申立をするならば、団結のためにこそ闘うという立場が必要だ。そこで当該との一致が勝ち取られなかった。試練である。

 労働者は、闘う以外に生きていくことはできない、だからどんなに困難であろうとも闘いに立ち上がる。その先に、大きな団結と希望がある。群馬合同労組第14回大会が示した、その確信にたって、さらに闘いを前進させていくことだ。

「過激派」組合という差別を打ち破る

 命令は、他方、重要な判断を示して、労働者と労働組合の団結権を擁護した。

 ひとつは、群馬バスが、群馬合同労組は「過激派」との印象をつくり出し、雇用契約書に「加入」「関与」「接触」を禁じるという新たな誓約事項を付け加えたこと。いわく『日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他団体を結成し、又はこれに加入いたしません。』『…政党その他団体の傘下、下部組織又は影響下にある組織に加入いたしません。またそれら組織の構成員又は支持者と契約行為はもとより、関与、接触いたしません。』

 これは、公務員の欠格条項を、バスの運転手も準公務員だと強弁して、テロ対策にまぎれて、書き足したものだが、群馬県労働委員会は不当労働行為で無効と判断し、すべての事業所に「ポスト・ノーティス」(実質的な謝罪文の掲示)を命令した。

会社規定、ダイヤグラム及びハンドル時間・中休時間を記した書類の交付を命令

 合同一般労働組合の団体交渉権については、現実的にブラック企業の不当な対応が目につくが、群馬県労働委員会の誠実団交応諾義務に関する判断は明快だ。

「ダイヤグラム及びそれぞれのダイヤグラムのハンドル時間・中休時間(※待機時間)を記した書類の性質をみると、組合員の日々の勤務の状況を確認するために必要な文書であるといえる。そうすると、これらの文書は、組合員の労働時間及びそれに基づく賃金計算が実際に上記の就業規則及び三六協定に照らし適正であるかを確認し、未払賃金が存在しているか否かを確かめるために、組合にとって不可欠な資料である…」

「団体交渉は、原則として、労働条件に関する合意形成を目指して行われるものであるが…組合が…組合員の労働条件が法令等に照らして適正に規律されているか否か、また、実際に業務を遂行する過程において法令及び就業規則等に定められた基準が遵守されているか否か検証する場であるともいえる」

新たな闘いのステージへ

 群馬合同労組群馬バス分会は、この3年に及ぶ闘いの勝利の上に、この秋、新たな闘いに入る。すでにT組合員が組合加入前に、一方的に乗合から貸切に配転されたことについて、もとに戻せという要求を2年越しで要求してきた。ところが、群馬バスはまともな検討もせずに拒絶を繰り返してきた。だがもうそれは通用しない。必ず勝利する。

3・16群馬春闘行動2019に結集を!

群馬バス分会24時間ストライキ突入!

春闘集会 3月16日(土)13時30分 高崎市労使会館(高崎市東町80-1)第4会議室

春闘デモ 3月16日(土)15時30分 高崎市労使会館前→高崎駅西口→和田町地下道→高崎駅東口→ヤマダ電機LABI1前解散(約1時間)

3月16日(土)に群馬バス分会のストライキを先頭に、「群馬春闘行動2019」を取り組みます。ぜひみなさんの参加をお願いします。職場で孤立したり、信頼できる仲間がいない状況で苦しんでいるのは、みなさん同じではないでしょうか?そんなみなさんが、参加して、団結を実感して、職場でがんばろうという気持ちになってくれたら成功だと思っています。朝から群馬バス門前スト突入集会、13時30分から高崎市労使会館(高崎市 東町80-1)で「群馬春闘行動2019」集会、集会後15時30分デモで高崎駅一周します。

群馬バス分会の闘いは、はじめてのストライキを行うところまで前進してきました。5月には不当労働行為についての群馬県労働委員会の命令が出されます。かさにかかって、会社は分会つぶしを行ってきましたが、屈せずに闘い続けた分会の3人の仲間の勝利の地平です。分会の闘いは全くの正義です。この春の闘いから一気に攻勢に打って出る決意です。みなさんのご支援をよろしくお願いします。

中央タクシー分会の闘いは、昨年11月川谷内分会長が出勤時に暗闇の中で襲撃されるという、とてもショッキングな事件が起こりました。PTSD(外傷後ストレス症候群)で、不意なフラッシュバックで身体が動かなくなるというとても困難な状況が続いて、今も仕事に復帰できていません。その間にも、会社の嫌がらせで、苦しい思いをしてきました。しかしこれにも屈せずに、闘う体制をつくり出しつつあります。中央タクシー分会の闘いは、絶対に負けるわけにはいかない闘いです。会社を追いつめ、勝利するためにも、「群馬春闘行動2019」を闘います。

3月16日はJR東のダイヤ改正日。動労千葉は前日の15日からストライキで闘いに立ち上がります。また動労連帯高崎も鈴木副委員長の不当な雇止め攻撃を許さない闘いに入っています。群馬春闘行動2019はJRの闘う仲間たちとともに国鉄闘争勝利を勝ち取る闘いです。

昨年秋に長野の千曲ユニオン副委員長でセブン-イレブン・ジャパンの本社社員(OFC)河野さんを中心に合同一般労働組合全国協議会で「コンビニ関連ユニオン」の結成を呼びかけました。いま東大阪市のセブンイレブンのオーナーの24時間営業拒否の闘いが大きく社会を動かしています。オーナーも労働者も人間らしく生きられる状況を団結して作り出すという、大きな新しい挑戦が始まりました。群馬合同労組もともに闘います。労働者や中小事業主が使い捨てにされる「新自由主義」社会を引っ繰りかえす大運動に発展させましょう。

韓国の旭(AGC旭硝子)非正規職支会の請負労働者の解雇撤回闘争は、4年を前についに違法派遣で会社が起訴されるという決定的な勝利をつかんでいます。3月28日のAGC旭硝子の株主総会に向けて韓国から訪問団がやってきます。労働者の国際連帯の力で一日も早く解雇撤回を実現したいと思います。

群馬合同労組は、困難な壁をひとつひとつ打ち破り、組織拡大に勝利してきています。大きな組織力は、それだけで会社との力関係に転じます。7月の定期大会までに100名組織拡大を実現する決意です。そのために、春闘行動2019を全力で闘います。みなさんの結集を心から呼びかけます。ともに闘いましょう!

ブラック企業がのさばるのは私たちがだまっているから
闘えば勝てる!ブラック企業をぶっとばそう!

低賃金に長時間拘束、闘わなければ生きていけない!

 群馬合同労組群馬バス分会は、3月16日(土)に24時間ストライキに入ります。
 2016年に、会社の手先になった群馬バス労働組合に怒り、群馬バスの労働者が群馬合同労働組合に加入して、闘いが始まりました。
 1年契約の嘱託雇用で運転手を長年使ってきた群馬バス。その基本給は時給800円でした(現在は810円)。運転している時間にはハンドル手当をつけますが、待機時間は半分にしてしまいます。このやり方で、低賃金の長時間拘束、おまけに自分の給料が計算できない。おかしいと言えば、いじめのような嫌がらせを受けることも。
 2015年に群馬バスは、労働契約法改正にともなう「5年ルール」(5年の継続雇用を続けた労働者に「無期転換申込権」が与えられる)を見こして、1年契約を正社員に転換しましたが、それはベテラン運転手の賃下げを強制するものでした。
 こうした労働者の生活や誇りを踏みにじる群馬バスに対する分会の勇気ある闘いが始まりました。
 しかし群馬バスは、群馬合同労組群馬バス分会に対して、不当な組合つぶしの攻撃をくり返し仕掛けました。不当解雇、不当処分、不当労働行為の連続です。これにも分会の仲間は屈せずに闘い、群馬県労働委員会での救済申立はついに5月に命令が出されるところにきました。
 現在、バスの労働者をめぐる悲惨な状況は社会問題になっています。関越自動車道での高速バスの事故、軽井沢スキーツアーバスの事故…あれほどの事故を起こしても、運輸労働者の状況はまだまだ改善していません。路線バスの運転手も同様の状況があります。労働者の生活と命を守るのは、乗客の命を守ることと同じことです。
 このような状況を変える力は、労働組合が団結してストライキで闘うことです。

労働者の未来はまっくらだ!

 いま、社会にはAI(人工知能)が導入され、労働者の仕事が機械に奪われています。労働者はまともな仕事がなくて困っているのに、「人手不足」が騒がれて、AIと機械の導入は不可避だとされています。
 ある調査では、レジうちや運転手、事務、接客、宅配、プログラマー、機械修理工、組立などの仕事は90パーセント以上が、公認会計士、翻訳士、証券会社の社員、弁護士などの知的職業でも、60%がAIにとって代わられる、日本は特に置き換えが激しいだろうとされています。
 すでに銀行では、大規模なリストラが打ち出され、苦労して就職した若者が、苦悶の中で転職活動に追いやられています。
 資本主義は、いくら機械を導入して安くてすばらしい商品を生産しても、それを購入する労働者の生活を保障することができなくなりました。
 いまや貧困国では貨幣の信用が崩れ、世界恐慌の時代のように、理不尽な飢えに苦しんでいます。
 一方でもうけを確保できない資本は、アジアの貧困国に進出して、詐欺同然の「高利貸し」で暴利をむさぼり、借金で生きていけなくなった農民や中小自営業者を、無権利な労働者として酷使しています。また多くの若者がサギ同然にだまされて、外国で無権利な外国人労働者として酷使されています。
 安倍政権は、この日本と世界の資本主義の行き詰まりを改憲と戦争で突破しようとしています。「国のため」と労働者の怒りと不満を封じ込め、実際に戦争と侵略で資本家の危機を突破しようとしています。

労働者の団結と闘いだけが希望の道!

 この日本で、労働者の団結と闘い、春闘をよみがえらせましょう。群馬合同労組は、群馬バス分会、中央タクシー分会を先頭にして、断固として立ち上がります。ブラック企業をぶっとばしましょう!職場からともに声をあげましょう!改憲・戦争に立ち向かえる労働組合をつくりましょう!群馬合同労働組合に相談・加入してください!
 みなさん、春闘集会とデモに集まってください!

(株)岡本工作機械製作所からの回答書

 既報の通り、群馬合同労組は2月19日付で安中市に本社をおく岡本工作機械製作所にH組合員の加入通告をかねた要求書を提出したが、3月5日、前日付の「回答書」が届いた。

 要求通り、就業規則、給与規定、36協定の写しを交付してくれた。

 未払いだった時間外手当も支給するとの回答。

 しかし営業手当と労働時間の管理方法について、納得のいかない回答。

 そして肝心の団体交渉についての言及がない。これではダメでしょう…

 ということで、再度の要求書を早速提出した。

 岡本工作機械製作所の労働者のみなさん。群馬合同労組に入っていっしょに闘いましょう。

 このところ労働相談も増えて、何かと忙しい。闘いのひとつひとつの前進が歴史の扉を押し開いていく。

無期転換の申込みを!

 今の会社で5年以上続けて働いている非正規雇用の労働者のみなさん。

 4月から契約更新になる方も多いと思います。

 5年以上になっている人はぜひとも無期転換を会社に申し入れましょう。

 むずかしいことはありません。

 「5年以上継続して働いているので無期転換を申し込みます。よろしくお願いします。」で大丈夫。何か記録を取っておきましょう。

 文書で出した方が確実です。日付と名前を書いてはんこ押してコピーを取って出しましょう。

 こんなことを言うのは、この間でたらめな雇い止め解雇を通告されるケースが増えているからです。

 某企業(大企業のグループ会社)もそうでした。ある労働組合役員に対して、ささいな口実をつけて3月末での雇い止めの通告をしてきました。ところが彼は1年契約をくり返してすでに5年10ヶ月。5年経過してから2回も無期転換申込みをしましたが、そのたびに「無期転換申込みの期間が決まっているのでその時に」とごまかしてきました。そうしておいて雇い止め解雇を通告してきたのです。

 しかしこれはおかしい。労働契約法第18条に書いてあります。5年を経過したらその契約期間の間、いつでも無期転換を申し込むことができるし、会社は拒否はできません。組合は当然にも不当解雇だ、撤回せよと要求書を出しました。そして会社は、団体交渉でこれまでのやり方が間違っていたことを認めました。「今日間違いがわかった」そうです。これまでもこんなやり方で雇い止めされた労働者が何人もいたのではないかと思ってしまいます。しかも雇い止めの理由がまたひどい。

 この会社はまだ解雇撤回を正式に認めたわけではありません。しかし労働組合の闘いで不当な雇い止めをぶっとばせることは明らかにできました。

 非正規労働者にとってはこの雇い止めこそ、自らの奴隷状態の根源です。最近は求人票と雇用契約に更新は4回までと明記する悪質なケースも増えています。しっかりと権利を行使して、無期転換申込みをしましょう。闘う労働組合に相談することもあわせておすすめします。

岡本工作機械製作所に要求書提出

 2019年2月19日、群馬合同労働組合は、安中市に本社のある岡本工作機械製作所に対して、Hさんの加入通告をかねて要求書を提出しました。

 要求項目は4点。①就業規則・賃金規定・36協定書の写しを交付すること、②労働時間管理について説明すること。③未払い残業代の支払い、④未払い手当の支払い、です。

 株式会社岡本工作機械製作所は創業から80年、東証2部上場、タイとシンガポールに工場をおき、世界中に販売拠点をおくグローバル企業でもあります。1982年に安中工場が完成し、2012年に安中に本社を移しました。

 岡本工作機械製作所には、企業内組合があります。しかし今回Hさんは、おかしいことにしっかりと声をあげてしっかりと正す、ということを決意しました。そのためには、しっかりと闘う労働組合が必要だというのがHさんの結論でした。そして群馬合同労働組合のことを知り、分会を作りたいと相談、加入し、この通告と要求書提出に至りました。  岡本工作機械製作所で働くすべての労働者のみなさん。ともに声をあげませんか?労働者は仲間と団結すれば、必ず職場を変えることができます。相談、加入をお待ちしています。

高崎環境保全社との第3回団体交渉で「敬礼」廃止!

2018年9月12日、18時からビエント高崎にて、高崎環境保全社(一般廃棄物収集運搬業務など)との第3回団体交渉を行った。団交の議題として合意したのは3つ。業務前の朝の神棚への礼拝をやめること、業務出発時の社長の見送りの際「敬礼」をさせる習わしの廃止、収集作業のスタート地点が遠いコースの出発を早めること。

ひとつめ。会社は朝の神棚への礼拝は今後も継続する、「安全祈願」であり、従業員に強制をするものではないので理解していただきたい、と回答した。神棚への「二礼二拍手一拝」、完全な神道の宗教儀礼だ。高崎市が過半の出資をしていて、社長はじめ重要ポストは高崎市からの出向、就業規則にはちゃんと「一党一宗に偏した政治及び宗教活動」を排するとうたっている。8時に業務課長の号令で一斉に礼拝、誰もが強制(業務命令)だと思ってきた。しかもじゃあ同席しなくてもいいのかとの質問に同席は必要、業務命令だという。納得できない。安全祈願の仕方は従業員の意見を集めて、検討する、しかし決めるのは会社という。組合は、様子をみる、市民に広く知らしめると通告した。

ふたつめ。出発時の社長の敬礼は廃止するとの回答。やっとまともな回答があった。高崎環境保全社は経営陣のとんでもない軍国主義で会社を回してきたのだ。廃止は当然。

みっつめ。遠いコースの出発時間の見直しは、作業効率からも認めるとの回答。

7時45分に運行管理からコースの確認を受け、安全運行の確認を受ける。8時に「安全祈願」。その後仕業点検。それからラジオ体操。「安全祈願」というが、そのおかげで仕業点検に時間が取れない。この団交の日にも車のバッテリーが上がっていて使えない車両もあった。そうすると対応で出発が遅れ、作業に余裕がなくなる。社長の敬礼にしても安全のためにやっていると説明するが、A組合員にすると敬礼の仕方で処遇が変わる。安全のためには意識が社長に集中してしまうので百害あって一利なしだ。

安全を口実にするな。労働者にとって、安全は命にかかわる問題。安全のために何がいいのかは、答えは明白。軽々しく安全を口実にする会社と代理人は許しがたい。

議題にしないと会社は伝えてきたが、親睦会について説明を求めた。役員も会計報告もわからない。規約も見たこともない。小林優公代理人は、議題ではない、そちらで調べてください、という。誰に聞いたらいいのか、役員は誰か、規約はどこで見られるのか、それすらわからないのに。誰が会長なのか、再度聞いたら、総務課長が「規約上、総務課長の私です」というので爆笑。規約を掲示しているかもわからない、総会も会計報告もしていない、なのに毎月2000円を強制徴収、使い道もわからない。規約で総務課長が会長と決めている、これで何が別団体なのか?代理人として無責任というしかない。

この日の団交はA組合員が社長からパワハラを受けて適応障害をおこし休職してから、復職後初めての団交だった。会社は要求項目が団交にそぐわない、人数は双方5名以内にしろなど、さまざまな条件をつけて団交を先延ばしにしようとした。団交には社長は出てこず、総務課長、総務庶務係長、それに代理人弁護士3名が出席。組合はとにかく団交を開かせて職場を変えるという方針でのぞんだ。大きな成果だ。これからは職場が軸になる。

 

2018年9月14日加筆

第3回団体交渉の翌日、A組合員から組合に届いたメールを紹介します。

「ブログ拝見しました。

昨日の今日で迅速なアップありがとうございます。

弁護士、公務員のレベルが低すぎて本当に爆笑でした。

 

敬礼の件は会社は現場の役職などに全員の意見を聞いてから判断すると通達があったらしいのですが、それを行わず団交で敬礼撤廃を言い出したので現場課長などは保全社の二枚舌に呆れています。

 

これからは現場の闘いに力を注ぎます。

 

本日出発の際、いつもはしないのですが私が敬礼をした時に社長は敬礼を返さず唇を震わせていました。滑稽で皆さんにお見せしたかったです。

 

親睦会の件は引き続き会社に言っていきます。

 

また執行委員会にはできる限り参加いたしますのでこれからもよろしくお願いします。」