月刊労働運動9月号。川谷内書記長の報告

群馬合同労働組合の闘いの報告

群馬合同労働組合

書記長 川谷内 政樹

組合加入前の状況

 職場はワンボックスカーで自宅から成田・羽田空港へ送迎を行う中央タクシー(本社 長野市)旅客運送業でした。1日16時間以上の勤務、まともな休日は月に2日しか保証されず、年間半分近くの繁忙期を有給凍結となっており、有給休暇など取得できる状況ではありませんでした。2015年頃から極度の人員不足により、サービスエリアへのピストン送迎すら高速を140キロで走っても間に合わず、当時10人足らずの職場は1年間で半分入れ替わるような状況でした。「運行の合間にトイレもいけない」、「運行管理者からスピード違反しても迎え時間に間に合わせろ」そんな怒りを漏らす同僚に同調している様子を盗聴器で確認し、長時間労働で疲弊している中で、突如としてパワハラ行為が身に降りかかって来ていました。

労働組合の必要性と一抹の不安

 自身の職場状況を通じ労働組合の必要性を強く感じましたが、労働組合が闘わなくなったといわれて久しく、諦めかけていた時に国鉄闘争を終わらせていなかった事実は私にとって絶望から希望への転換点となりました。群馬合同労組はそこから繋がり現在に至ります。

 しかしながら、加入を決めた後も合同労働組合であるがゆえに企業別組合のように運動のリーダーが職場にいない一抹の不安は残りました。

組合会議の在り方が不安を解消

 群馬合同労組は定期的に組合会議を行っていますが、執行部以外の組合員も自由に参加し、日々攻撃にさらされている現場労働者の苦悩を共有ししています。職場で起きていることを全体で「労働相談」のように取り組む体制のイメージになるかと思います。

中央タクシーの闘争では、組合加入するや否や事務所に閉じ込められて、私は千羽鶴を折らされたり、便所掃除。他の分会員は給与の3分の1を減額されました。ネット掲示板への組合員への罵詈雑言、経営者の著書から労働組合に対する嫌悪感を超えた異常とも思える敵意がどこからくるのか、職場の様子を細かに共有し、その反撃の過程で固定割増賃金のインチキが明らかになりました。残業代を明細に記載しておき、同額を別手当から差し引く。これを「固定割増賃金」として、会社側は割増を従業員に実質支払わずに長時間労働を強いていたのでした。委員長からの知らせで勝利への道筋がつきました。

闘争時における苦悩や職場における変化を会議の中でさらけ出すことによって、怒りを共有すれば、職場に労組のリーダーがいないことは杞憂でした。そして何よりもT組合員の詳細な勤務の記録がその裏付けとなり闘いの前進に繋がりました。

渾身の怒りが団結へ

中央タクシーに限ったことではないものの、不正な金儲けの仕組みをあばかれる脅威からか団体交渉は熾烈な攻防でした。ただの一度も書面で回答もせずに交渉時間を1時間一方的に指定した上で組合員に自己紹介をさせ、要求書を読み上げる時間稼ぎを行ってきました。要求項目に答えない(わからない)不誠実な社長に対し、業を煮やし「お前ではだめだ!親父(会長)を呼べ」など怒鳴りつけ机を蹴飛ばしたり、怒りが爆発する場面もありました。もうそこにはワンマン社長の前に微塵も恐れることはなくなっていました。そしてストライキが根底からの怒りの表現として個々の組合員が共感と全体の団結が形成を生み出して来ていった感をもっています。

組織拡大に向けたネットの活用と職場での多数派へむけて

  各職場の闘争において私が国鉄闘争に希望を見出したように労働運動が身近なものとして目に留まりやすくできるように反原発高崎駅前金曜行動でのビラ巻きや街頭活動を基軸にネット環境の積極的な活用を行ってきました。SNSを通じ組合のサイトへの閲覧者も増え、ネット検索では「群馬 労働組合」と検索すれば最上位にヒットするようになってきました。 いろんな手法がある中で、群馬合同労組は入り口としてのネットの活用を重要視してきました。また、会議に参加できない組合員にはSkypeを用いた遠隔会議も行っています。

 そして多数を獲得するかという問題では、中央タクシーでは先述の固定割増賃金のインチキ(定額働かせ放題)による過重労働の仕組みは、利潤の相当部分は未払いであることに外ならず、それ故に、時には労基署を使い、過重労働に対して労基法を守れという要求を徹底していました。群馬の事業所では人員が倍増し、ほぼ労基法上の休日が取れるように変化しました。経営者一家の生活の糧である利潤の低下を最小限に抑えるべく、他の事業所間に労働条件の差異が生じ、そのタイミングが多数を獲得する機会と狙っていましたが、ここで誤算が生じました。利潤率低下を極度に恐れ利益が出るまで数年はかかるにもかかわらず、無謀な運行エリア拡大を行いました。実は、この数年前に新規事業の失敗から同様なエリア拡大を行い、短期間で同様の誤りを繰り返してしまい、更に運賃を3割程度引き上げ、一気に倒産情勢に陥ってしまったものと思われます。一時的に30名程度の組織を作り上げたものの私に対する襲撃事件も起きた関係で組織化できず終わり、今後に向けて事例として検証しなければならない課題として残りました。

外国人労働者の加入と女性労働者の決起

群馬ではここ近年外国人労働者の加入が相次いでいます。劣悪な労働環境の最前線で苦闘する彼らとの言葉の壁を超えた労働組合との出会いと新聞販売店で働く若い女性労働者の決起が大いなる希望を組合員に与えています。

その女性労働者と共に闘うご身内の一言「(労働運動・大衆運動は)要は生き方の問題なんだよね」。そうして仲間と共に強くなって来ています。

群馬合同労組第15回定期大会、盛況に開催

 2020年7月12日、13:30から高崎市労使会館にて、群馬合同労組第15回定期大会が開催されました。動労千葉・永田雅章OB会長、旭非正規職支会支援共闘会議・山本弘行議長、コンビニ関連ユニオン・河野正史委員長、千曲ユニオン、とちのきユニオン、群馬の動労千葉を支援する労働組合の委員長、支援共闘の仲間などを迎え、約40名の結集で盛況のうちに、大会を勝ち取ることができました。また連帯のメッセージも全国から19も寄せられました。ありがとうございました。

 大会では、この1年の総括議案、情勢議案、方針議案について、清水彰二執行委員長から提案、財政報告・予算案を大塚正之財政部長から提案しました。参加者ほぼ全員から発言をしてもらい、議案を深めました。議案を採択し、スト権投票、役員信任投票をそれぞれ満票で採決して、新たな1年を闘う体制を確立しました。

 この1年、新型コロナ感染拡大状況の中で、何よりも早期に100名の組織達成を実現する決意です。労働者の団結を広げることこそが力です。新たな仲間の結集を呼びかけます。

群馬合同労働組合第15回定期大会

第1号議案 総括

1 はじめに

 2020年、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大から、世界が大きく変わり始めました。7月6日の時点で、世界で感染者は1140万人、死者は53.3万人と増加を続けています。治療薬やワクチンの開発は遅れ、今後数年に渡って、感染のさらなる拡大は避けられません。

 感染拡大の経済への影響は、かつてないものになっています。国境封鎖や外出制限等による人の移動の制限にはじまり、サプライチェーンの寸断・サービスの提供停止などの「供給ショック」、対面サービスの需要急減・人の移動に関連した需要の蒸発などの「需要ショック」、所得・雇用の急減による「所得・雇用ショック」…これらの連鎖拡大によって経済状況は見通しの立たない悪化が進んでいます。

世界銀行は、2020年の世界全体の実質GDP成長率は-5.2%に低下すると予測、アメリカでは労働人口1億6300万人の約5人に1人が職を失いました。日本でも影響はこれから広く深く広がることは避けられません。

 労働組合が、この状況に対して、何ができるのか?果たして労働者の団結に未来が見えるのか?この問いに対して、答えを出すことが求められています。

 群馬合同労働組合は、現在組合員数77名です。増えたり減ったりの繰り返しですが、大きくは1年で1.5倍化したと言えます。新型コロナの感染拡大と大量失業時代にあたっての組織拡大は重要な前進です。とりわけ女性や外国人の派遣労働者からの休業や解雇の相談を受け、団体交渉を行って、労働者の雇用と補償のために闘ってきました。生きるために労働組合に加入して闘うことを選択した多くの非正規労働者と結びついて、成果を上げ、信頼関係を作り出した意味はとても大きいと言えます。

 また、中央タクシー分会では、営業所閉鎖、全員解雇という事態に対して、労働組合として、果敢に闘い抜いてきました。さらに群馬バス分会でも、貸切バスがほぼ休業に入る状況の中で、組合員を乗合に戻せという要求を実現しました。組合結成から15年、中央タクシーでの闘い開始から5年です。これらの闘いの意味を、新しい状況の中で、全面的に総括して、労働組合運動の大きな力に変える必要があります。

2 中央タクシー分会の闘い

 中央タクシー株式会社は、長野市に本社を置き、群馬・新潟・山梨・栃木に営業所を置いて、成田・羽田への空港送迎乗合タクシーを運行してきました。新型コロナウイルスの世界的感染拡大で利用客は1パーセントに落ち込み、突然の危機に直面しました。そして中央タクシーは今年4月13日、藤岡市にある群馬営業所に営業所従業員を集めて、営業所の閉鎖と解雇の説明会を開催しました。3月末に、労働者代表の選出を行い、4月末までの雇用調整助成金の申請=休業の労使協定を結んだばかりです。群馬合同労組がこれと今後の経営について説明を求めて、団体交渉の開催を求めていました。ところが、中央タクシーは緊急事態宣言の「県境をこえた移動」「多数の集まり」自粛要請を口実として団交を拒否しました。そしてこのどさくさに紛れて、従業員説明会だけは行い、解雇を通告したのです。

群馬合同労組は、K分会長、T分会書記長を先頭に説明会会場に「解雇するな!」「雇用を守れ!」と押しかけました。宇都宮社長、H営業所長は、組合員の怒りに逆上して、警察を呼んで、弾圧させようとしました。ただただ解雇通告された従業員が組合に加入することを恐れた姿です。

固定残業代制度を悪用した「定額働かせ放題」制度で18時間、19時間という殺人的な勤務を強制し、タコグラフを入れ替えて運転時間を偽装させる、文句を言う従業員にはパワハラと配車差別、従業員の過労による心臓や脳血管の発症が後を絶たず死者も出ました。命と権利を守るために立ち上がった3人の組合員に対しては、分会長には運転業務をさせない、千羽鶴を折れという業務命令、月8万円の賃金減額、事務所への監視カメラや録音など、ありとあらゆる組合つぶし攻撃の連続でした。宇都宮社長は警察にも相談していると分会長に言いました。これに対して、ストライキや職場闘争、労働委員会への救済申立、裁判闘争、労働基準監督署への違反申告などあらゆる闘いで、会社を追い詰め、勝利してきました。

不当労働行為に勝利すると、今度は分会3人の団結が問われました。問題になりました。まったく性格も個性も経歴も違う3人が職場で団結するのは、会社と闘うよりも困難でした。方向性をめぐり、団結が壊れ、S組合員が脱退しました。Sは会社の手先のような振舞いをするようになります。

そうした状況をのりこえて、2018年秋に、ついに分会長を中心として多数派に手をかける新組合結成を宣言するに至ります。しかしこの直後、何者かが未明に出勤しようとした分会長を背後から襲撃しました。新たに家庭を築いて、転居もした矢先でした。転居先も未明の出勤も知っているのは会社の一部の人間だけでした。「ただで動くヤクザがいる」「警察に相談している」などと会社側の人間に脅された直後でした。分会長はけがは大したものではありませんでしたが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみます。やっとのことで復職するや、再び家が破壊されます。怒りで自分を制御できず、悔しさに涙をのんで退職を決める以外にありませんでした。

しかし闘いは続きました。現場では一人残ったT組合員がすべての重圧を引き受けて踏ん張りました。これがすべての闘いを支え、会社を追い詰めました。

残業代等割増賃金請求訴訟は、判決が延期に延期を重ね、解雇通告の説明会と同じ日に、一部勝訴の判決が出ました。直前の3月30日に最高裁が出した国際自動車の割増賃金に関する画期的判決を踏まえない不満足な内容ではありますが、待機時間が労働時間か、休憩時間かをめぐっては、組合の主張を全面的に認めて労働時間と認定する重要な判決でした。悪質なタコグラフの改ざんなどの問題で付加金の支払も認めました。会社は意外にも控訴しました。解雇された労働者の請求が続くのを恐れたのだと思われます。仮執行のついた残業代の支払は銀行口座を差し押さえて支払わせました。控訴審は、固定残業代制度の違法性を争う重要な裁判になります。

今年1月にT組合員が60歳定年退職を迎えました。会社はこれまですべての定年を迎えた従業員を正社員と同じ労働条件で再雇用してきたにもかかわらず、T組合員だけ時給1000円で再雇用しました。新型コロナでの団交拒否と合わせて労働委員会に救済申立を行い、7月9日から調査が始まりました。

このように中央タクシー分会の5年間の闘いは、壮絶な闘いでした。儲けのため、会社のためには労働者を殺しても構わないという、悪徳企業です。これに対して分会の仲間は命がけで闘い抜いてきました。群馬合同労組は、この仲間との団結をかけてともに闘い抜いてきました。困難の中で、動労千葉の闘いに学びながら、労働者の団結こそが、社会を変える希望であることを身をもって実践してきたと言えます。

しかしまた一方で、労働者の団結、職場の団結は、そう簡単にできるものではないことも学びました。労働者は団結して闘う存在でもありうるし、自分だけよければいいと団結に背を向ける存在でもあります。みんなが同じようにそのはざ間で悩みます。職場に組合を作り、労働組合として闘う中で、職場の仲間が、自分も団結して闘うという決意をいかに作り出せるのか、労働組合の路線と力量が問われています。

中央タクシー分会の闘いは、新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、労働者が団結して闘う以外に生きていけない時代に入る中で、大きな労働運動の財産であり、闘いの手がかりであると確信しています。

6月29日の執行委員会で、T組合員の解雇撤回=地位の確認を求めて裁判で闘うか否か、本人を交えて討論しました。結果、裁判はやらないと決定しました。いつつぶれるかわからず、長野しか職場が残っていない会社。これとの裁判闘争に力を入れるのではなく、中央タクシー分会が作り出した闘いの総括をかけて、この厳しい状況であらたな「中央タクシー闘争」を無数に作り出していくことこそが問われています。群馬合同労組はそのようなものとして中央タクシー闘争をさらに発展させる決意です。あらたな闘いを開始する組合員とともに進みます。

3 群馬バス分会の闘い

群馬バスは、戦後群馬におけるバス事業再建の中核をなす企業でした。バブル崩壊後の2001年に東急資本が撤退、従業員らが出資した新会社「株式会社群馬バス」となり、運転手はすべて有期契約社員に転換させられました。その時には、会社が新会社になるのだから組合も解散しろと、私鉄総連群馬バス労働組合に対する会社の組合つぶし(役員のほとんどを「指導手当」をえさに脱退させた)があり、私鉄総連が組織をあげて群馬県労働委員会に不当労働行為救済申立を行いました。これは途中で和解が成立し、会社と群馬バス労働組合はユニオンショップ協定を結ぶ関係になり、その後会社の御用組合になっていきます。こうした状況に対して怒った労働者は国労高崎地本がつくった合同労組・交通ユニオンの分会を結成しました。これに対しても組合つぶしが始まります。それで交通ユニオンも群馬県労働委員会に不当労働行為救済申立を行いました。結局これも和解で解決し、ほとんどの労働者は解決金をもらって会社を去りました。

2015年夏に群馬バスは従業員の無期雇用・正社員化を打ち出しました。ところがこれは同時に賃下げを強要するものでした。労使一体でこれが強要されました。これに不満を口にする労働者は多くが退職に追いやられました。その中でこの状況に反旗を翻して群馬合同労組の分会が結成されました。T分会長は賃下げと正社員化を拒否して会社に残った唯一の労働者でした。その後のT分会長に対する攻撃は、貸切への強制配転や一方的な賃下げなどひどいものでした。

群馬バス分会の闘いは、やはり組合つぶしとの闘いでした。度重なる不当な懲戒処分や不利益取り扱い、ネットを使ったイジメ、あいさつもしない村八分攻撃、元分会長のだまし討ち的なアルコール解雇、雇用契約書を使った「過激派キャンペーン」…。

ストライキや労働委員会闘争で力関係を押し返してきました。2019年6月に労働委員会の命令が交付されました。群馬バスが訴えられた3回の労働委員会で初めての命令。しかも、元分会長の解雇撤回は実現できませんでしたが、4つの問題で不当労働行為との認定を勝ち取る重要な勝利でした。

元分会長の解雇撤回を実現できなかったのは、群馬合同労組の力不足でした。分会と組合の団結を固め、新たな闘いの方向性を打ち出そうと議論をしましたが、組合と元分会長は一致することができず、元分会長と副分会長は脱退して、プレカリアートユニオンに加入して裁判闘争を継続する道を選びました。

群馬合同労組にはここでも団結の中身が問われました。T組合員が一人になっても守り抜いたものが何なのか、それがこの情勢の中で、問われています。

近年バス運転手の労働条件の劣悪さが社会的に問題になってきました。新型コロナウイルス感染拡大でバス会社はさらなる経営危機に立たされています。これは利用者にとっても命に係わる問題です。軽井沢スキーバス事故の悲劇を繰り返さないために運輸労働者は団結して闘うしかありません。今年3月、新型コロナの影響で貸切が休業に入る中、T分会長の乗合への原職復帰を勝ち取りました。闘いはこれからです。すべてのバス労働者、運輸労働者は団結しましょう。

4 コンビニ関連ユニオンとともに前進勝ち取る

昨年来、コンビニをめぐるオーナー、本部社員の闘いが、コンビニ本部の闇を暴き出し、広く世間に知れ渡るようになりました。群馬合同労組は、群馬のオーナー組合員といっしょにコンビニ関連ユニオンの中軸として、ともに闘ってきました。

コンビニオーナーは、本部との10年15年という長期の契約で縛られ、契約内容は守秘義務を課されて告発もできず、一方的強者である本部の実質的な奴隷状態に置かれています。営業時間も営業内容も次々と拡大され、今や「社会インフラ」と位置付けられてしまいました。税金の収受やたばこやおでんの販売、チケットの発券など、次々と利益は低いがコストがかかる業務を押し付けられます。他チェーンだけではなく、ドミナントという同じチェーンのお店との競争まで強いられ、従業員の時給は上がる一方…負担はすべてオーナーがかぶる仕組みです。もう我慢の限界でした。

セブンイレブン東大阪南上小阪店の松本実敏オーナーが実力で時短に踏み切る中でコンビニ問題が注目を浴びます。本部の理不尽なやり方に社会の批判が集まります。そういう中でコンビニ関連ユニオンを昨年6月に結成しました。

関連ユニオンはセブンイレブン本部社員の河野正史さんが委員長を務め、チェーンをこえて、オーナー、本部社員、店舗従業員、関連労働者を対象に、産業別ユニオンを構想して結成されました。オーナーが労働者なのか独立した自営業者なのか、先行するオーナーユニオンによる労働委員会・裁判ですでに10年越しの闘いが続いています。コンビニ関連ユニオンは、この状況を打ち破る実力の闘いとして、真っ向からストライキを打ち出して闘いを開始しました。

コンビニ関連ユニオンとオーナーの実力の闘いに追い詰められたセブンイレブンは、昨年末「正月休業」を宣言した松本実敏オーナーを契約解除して、闘いを押しつぶそうとしました。しかし松本オーナーは屈せず、コンビニ関連ユニオンや全国のオーナーとスクラムを組んで、契約解除撤回を求めて裁判を闘っています。

そうした中で、新型コロナウイルスの感染拡大が広がり、緊急事態宣言が出されました。「ステイホーム」と叫ばれながら、コンビニは24時間営業を当たり前のように強制されました。冗談ではない!コンビニオーナーも人間だ!という怒りは爆発寸前です。

現在、フランチャイズや請負という形を取りながら、実際には本部の言いなりの労働者に過ぎないという働き方が広がっています。「働き方改革」はこれを後押しするものです。こうした労働者の切実な「生きさせろ!」という要求を、労働者の団結した闘いに転化していくことが必要です。コンビニ関連ユニオンは、そのような産業別ユニオンとしての発展を目指しています。群馬合同労組は、コンビニ関連ユニオンと団結して、群馬からコンビニオーナー、関連労働者の結集と闘いを組織するために闘います。

5 新聞配達ユニオン(準備会)の闘いの開始

今年1月、読売新聞の配達アルバイトNさんから相談がありました。販売店の経営者(所長)が変わり、労働条件・賃金は引き継ぐという約束が一方的に破られ、部数を増やして、賃金を下げると言われたとのことでした。組合に加入してもらいましたが、要求書を出そうにも、所長も店長もたまにしか会わず、雇用契約書もなく、雇用主がわかりません。苦労して雇用主がわかったと思ったら、2月1日、いきなり明日から労働条件切り下げ強行と通告がされました。組合は強行に対しては抗議ストで闘うと通告し、急きょストライキに突入、13日に団体交渉が開かれるまでストライキで闘いました。店のOBでもある家族も組合に加入して、ほぼ毎日家族で深夜の店前でのビラまきを続けました。

2月13日に第1回団体交渉が開かれ、要求項目に関して、所長から謝罪がされました。就業規則も雇用契約書も作ると約束させました。それを受けてNさんは業務に復帰すると宣言しました。

ネットとスマホが普及して、新聞の購読者は年々減少しています。企業も新聞広告に資金を投入するよりもネットの広告に力を入れるようになりました。業界自体が厳しい経営環境に置かれる中で、その矛盾は何よりも末端の配達労働者にしわ寄せされています。経営が継続できなくなった販売店が続出し、それを新聞資本が間に入って、利益優先の新しい若い店主に引き継がせています。この時に労働条件を切り下げようとする店主が増えています。

Nさんの闘いをブログで報告したところ、Yさんから連絡が入りました。同じように新しい店主に約束を反故にされ、抗議したら解雇を言い渡されたとのことでした。組合に加入してもらい要求書を提出、団体交渉で解雇を撤回させました。

どちらにも共通しているのは、雇用契約書もなければ、就業規則もないということです。有給休暇なんて取ったことがない、アルバイトには雇用保険もない、労働基準法なんてあってないようなもの、という現実です。新聞配達労働者の中には、この仕事はやめられないという事情の労働者も多く、資本は理不尽な扱いを強要しています。今どちらの店でも雇用契約と就業規則の制定の手続きが進められています。労働者として当たり前のことを当たり前にするためには労働組合を作ることだということが鮮明になりました。この二つの店での闘いを全国の新聞配達労働者の団結に拡大したいと、新聞配達ユニオン(準備会)を立ち上げました。新聞配達労働者は結集し団結して闘いましょう。

6 岡本工作機械製作所分会の闘い

 株式会社岡本工作機械製作所は、群馬県安中市に本社を置く研削盤を主とした工作機械、半導体関連装置を製造する工作機械メーカーです。タイとシンガポールに工場を置き、アメリカとドイツにも営業所を構えています。2017年末に首都圏営業所(横浜市)の営業職として就職したHさんが2018年に組合に相談・加入しました。残業代が支払われない、だまされた、と。会社にはJAM傘下の労働組合がありますが、まるで頼りにならないとのことです。

 分会は、要求書を提出して、団体交渉を行いました。一部かたくなな支払い拒否がありますが、残業代を支払わせました。その後、嫌がらせや差別的な対応がありますが、負けずに闘っています。

 偶然ですが、この岡本工作機械製作所安中工場には、運輸部門を請け負う大黒運輸株式会社の従業員としてO組合員が働いていました。すでに岡本工作機械製作所社員との業務上のトラブルをめぐって、組合通告を済ませていました。

 H組合員の闘いが始まったことで、O組合員の闘いが結びつきました。組合は岡本工作機械製作所に分会結成通告を出し団交を行って、道路交通法違反指示など問題を指摘して是正させました。

 そんな中で、岡本工作機械製作所による重大な組合つぶしが起こります。岡本工作機械製作所の女子社員がO組合員の対応を誤解して、総務部長に相談しました。これを団体交渉の当事者である総務部長と代理人弁護士が「セクハラ・ストーカー行為」とでっち上げ、大黒運輸に「出入り禁止」にするように通知したのです。それを「組合員であるので慎重に対応した」と称して、請負会社の大黒運輸の責任でやれと指示をしたのです。

 大黒運輸は、大事な客である岡本工作機械から言われて断ることはできません。言われるがままに、O組合員に出入り禁止の「誓約書」へのサインを求め、近隣に他の事業所もなく、川崎への異動を持ち出しました。O組合員はメンタル疾患を起こし、岡本工作機械への撤回要求を出して闘いましたが、最終的に大黒運輸の退職を決めざるを得ませんでした。

 現在O組合員は転職していますが、この岡本工作機械の不当労働行為を絶対に許せないと、「出入り禁止」撤回・謝罪・補償を求めて、労働委員会闘争に立ち上がっています。

 この労働委員会闘争の中で、請負会社の労働者に、岡本工作機械の使用者性があるのかが大きな焦点となっています。驚くようなデタラメが証拠資料から明らかになってきています。例えばO組合員らが行っていた「出入庫・構内作業等」の業務委託は、請負会社は完全に赤字で請け負っていました。3人で作業しているのに2人分の請負料しか岡本工作機械は払っていませんでした。あるいは業務は岡本工作機械の社員が指示を出し、大黒運輸には現場責任者も当初決められていませんでした。このようなデタラメが次々と明らかになることを恐れて、岡本工作機械はO組合員をでっち上げて追い出した、そのように考えざるをえません。

 群馬合同労組は、この数年、韓国、特に旭非正規職支会の闘いに連帯してきました。劣悪な労働条件に怒り、韓国AGC(旭硝子)の工場で働く請負労働者が労働組合を作って闘いを開始するや、AGCはたった1か月で請負会社に全員解雇させました。その後請負会社との契約も打ち切って会社を解散させてしまいます。非正規労働者が労働者としてまともに生きていくためには労働組合の元に団結して闘う以外にない!この真実は日本でも同じです。必ず労働委員会闘争に勝利して、分会の組織拡大を実現しましょう。

7 小泉北関東分会の闘い

株式会社小泉は、東京杉並区に本社をおく住宅設備機器総合商社で住宅設備の注文を受けて建築現場に届ける業務を行っています。関東圏を中心に営業所は100か所を超えます。

この高崎営業所の配送労働者として2018年末に入社したのが、岡本工作機械から追い出されたO組合員です。この会社なら大丈夫と勧められて就職したものの、やはりそうではありませんでした。

昼休みも取れず、昼食も運転しながらコンビニおにぎりを食べて済ますのが当たり前、一日中配達の運送で、このままではいつ事故を起こすかわからない、残業代も出ないと相談を受けました。職場内でパワハラもあり、同僚がいつもやられているとのことでした。

O組合員はこの同僚Aさんに組合のことを話しました。するとAさんは加入すると即答しました。組合は分会結成通知を行い、要求書を提出して、残業代の支払や休憩時間の確保、パワハラの解決などを要求しました。

団体交渉が開催され、北関東本社から取締役と本社代理人の弁護士が営業所長とともに出席しました。取締役も代理人も、要求事項は当然のこと、職場の改善に向け、努力すると、真摯な対応でした。残業代も支払われるようになり、職場も少しずつ改善してきました。しかし、現場の中にはこうした動きを快く思わない者もおり、まだまだ改善を求めていかなければなりません。

小泉の闘いは、労働組合の力を再確認させてくれました。問題は組織拡大です。高崎営業所、他営業所の労働者に呼びかけて組織拡大を実現しましょう。

8 大石運輸分会

 大石運輸株式会社は、埼玉県さいたま市にある運送会社で、土木・建設機械、産業用機械、建設資材、仮設用資機材の運搬業務を行っています。

 K分会長は1994年入社、2007年に建交労(全日本建設交運一般労働組合)の分会結成に参画し、多数で組合結成しました。その後組合員の脱退が続き、建交労に不信を抱いて、2014年10月にI元分会長と2人でさいたまユニオンに組織移行をして、群馬合同労組とも共闘してきました。2015年にはI元分会長の脱退があり、36協定をめぐる闘いで不当労働行為を受けて運転業務を1年外されました。労働委員会で闘い、中央労働委員会で勝利的に和解解決しました。

 事情があって、今年群馬合同労組に組織移行して闘いを開始しています。

 運送業界特有の、社長がさじ加減で給料を決めるという状況がまだ続いています。手当と賃金をめぐって現在要求書を提出して闘っています。賃金の決め方で、会社は、文句をいう労働者を差別し排除する一方、会社の言いなりになるように労働者を支配しています。運送業界を労働組合の力で変革するために、群馬合同労組は、K分会長とともに闘います。

9 組織拡大~派遣労働者、とりわけ女性と外国人の相談と加入の増加

現在群馬合同労組の組合員は77名です。当面の目標に掲げた100人に手が届くところに来ました。重要なのは外国人や女性の非正規労働者の加入が続いていることです。77名のうち非正規労働者は42名、女性は27名、外国人労働者は17名に上ります。昨年の大会以降の1年間でいうと、新規加入者26名、そのうち、非正規労働者は17名、女性が12名、外国人労働者が12名です。この数字の中に、今の社会、労働者を取り巻く現実が示されています。

注目したいのは、外国人労働者の相談と加入の増加です。日本人の場合は、ほとんどがネットでホームページを見ての相談ですが、外国人労働者の場合は、口づてで群馬合同労組のことが伝わっています。中には派遣会社の担当者から教えてもらったという組合員もいて驚きます。組合員の国籍は、ブラジル、ペルー、パキスタン、フィリピン、ボリビア…などです。日本語は読み書きも含めてできる人は少なく、簡単な会話ができる人、できない人含めて、読み書きができない人が多いです。

大泉町の大きな工場で働く派遣労働者の雇止め解雇に関して、裁判で闘ったことが重要でした。この裁判を通して、外国人労働者が闘うことがいかに大変なことであるのか、肌身で学びました。いかにでたらめな解雇でも、大変な思いをして裁判で長期にわたって闘っても、取れるものは、微々たるものだということに愕然としました。しかしこの闘いを通して作り出した信頼関係が、「口づて」の出発点になりました。

言葉が通じないということもありますが、派遣会社、担当者がでたらめな扱いをしていることが多く見受けられます。相談に来る外国人労働者の多くが、それが許せないと口々に訴えます。

相談の中には、産休の話をしたら雇止め通告された、腰痛で仕事を休んだら雇止め解雇された(労災を我慢して働いてきた)、会社都合の解雇なのに自己都合の扱いにされた(解雇にすると雇用調整助成金などの補助金に影響する)などなど、本当にひどい話ばかりです。外国人ならば例外なく、差別され、会社から不当な扱いをされた経験をもっているはずです。

新型コロナウイルスの感染拡大によって雇止め解雇された外国人労働者がたくさんいるはずです。大泉町には、解雇されて、住む場所を失った外国人労働者の受入施設が作られました。こうした労働者と結びつき、闘いを組織する課題はこれからです。

また多くの派遣労働者が工場や店が休業に入って、休業を強いられました。適切に休業補償が支払われないと、二人の日本人の女性が組合に相談・加入してくれました。Yさんはシングルマザーで頑張ってきた派遣労働者です。無料法律相談で弁護士に相談したら個人加盟ユニオンというものがあると教えられ、ネットで調べて群馬合同労組に相談を寄せ、同僚と一緒に加入してくれました。派遣会社と団体交渉を行い、補償を約束させました。

群馬合同労組は、非正規職の労働者、とりわけ立場の弱い外国人や女性の雇用と生活を守るために、取り組みを強化して闘います。

10 労働運動の変革をかけて

 時代の転換は、新しい運動の展望を求めています。

 ひとつは、私たちの数におけるレベルを上げることです。マスとしての団結が必要です。私たちは、一人一人の課題と闘いに向き合い、勝利を積み重ねてきました。これを、マスとしての闘いにレベルアップしなくてはいけません。その展望はひとつひとつの経験と勝利の中に必ずあると確信します。団結の難しさも、少数で団結する難しさだったともいえます。中央タクシー分会が到達した多数派としての労働組合建設の地平をあらゆる職場に作り出しましょう。新型コロナのパンデミック情勢がそれを必要としているし、可能にしています。

 もうひとつは、動労千葉の闘いに学び連帯してきた労働組合であることに自信と誇りを持ちましょう。動労千葉は、どんなに困難な闘いでも一人一人の労働者魂を信じて正面から団結してともに闘おうと呼びかけてきました。労働者階級はそれにこたえる力を持っていることを、国鉄分割民営化という国家的不当労働行為との闘いの中でつかみ取ってきた労働組合です。今や世界中の労働者が、人種や民族、国境をこえて、あるいは正規・非正規の壁をこえて、労働者階級として団結することが、新しい世界を建設する希望であると感じています。動労千葉の存在と闘いは、世界中の労働者から支持と連帯を受けています。群馬合同労組も困難に直面した時に動労千葉の闘いから学び、勇気をもらうことで壁を打ち破ってきました。一方で、動労千葉とともに闘うというだけで「過激派」だと、いわれのない弾圧や攻撃も受けてきました。しかし、これを乗り越える苦闘を地道に続けてきたことが、今大きな力に転化する時です。

 さらにもうひとつは、関西生コン支部への大弾圧を許さず、闘う労働組合の発展のためにともに闘うということです。今年3月14日に玉村町文化センターで行った『棘』上映会はその出発点でした。関西生コンが弾圧をされているのは、組織拡大に成功してきたからです。関西生コン型の産業別労働運動から学んで、コンビニ関連ユニオンや、新聞配達ユニオンのような労働運動を本格的に組織化しなければなりません。それは関西生コン弾圧を打ち破る闘いと一体です。  さらに新型コロナのパンデミックは、労働組合の組織化のためには、インターネットやSNS、ウェブ会議などを大胆に活用する必要を突き出しました。困難な状況は、逆に労働者のつながる知恵とツールをも提供しています。群馬合同労組でもこの間執行委員会へのオンライン参加を呼びかけ、たくさんの組合員が応えてくれるようになりました。仲間の闘いを共有し、しっかり自分の意見を述べ、討論する、これが団結の基本であることを、群馬合同労組は再確認してきました。このレベルを上げ、広がりを作り出していくために、組合員・仲間のみなさんの協力をお願いします。

第2号議案 情勢

 総括をするにも、方針を出すにも、時代認識が必要になります。これから世の中がどのように動いていくのか?預言ではいけません。広く深く情勢をとらえていくことが、運動の発展と強さを決めていくことになります。

新型コロナのパンデミック

今回の新型コロナウイルスの全世界的な感染拡大を契機に、人間と自然との関係、人間の歴史における感染症の大きな意味、経済と科学・技術の発展・拡大が自然界にもたらす破壊的影響などがあらためて光をあてられるようになってきました。

感染症拡大の起源は、人類が狩猟社会の生活から農耕や牧畜による生活に移行したこと、野生動物の家畜化にあると言われます。感染症の7割は動物から入ってきているそうです。

歴史上最も致死性が高く破壊的なウイルス感染である天然痘は、約1万1千年前インドの農村に初めて出現したと言われています。古代エジプトのミイラにも天然痘で亡くなった痕跡があります。日本では735年に天然痘の大流行が起こり、当時の日本の総人口の25–35パーセントにあたる、100万–150万人が死亡したとされる推計があります。権力を握っていた藤原四兄弟全員が死亡して、大きな影響を与え、政権は仏教への帰依を深めたと言います。大航海時代にヨーロッパから持ち込まれた天然痘・麻疹・インフルエンザなどによって、中南米の先住民の60~90%が死亡したとされています。ペスト、結核、コレラ、「スペイン風邪(鳥インフルエンザ)」など、人類の歴史は、何千万人の死者を出して人口を激減させるようなパンデミックとの闘いでした。

現代において、新たなウイルス・未知のウイルスによる感染症の問題は、新しい次元に入っています。人口の増加と集中、人の移動の長距離化・短時間化、未開地の開発・環境破壊、地球温暖化による凍土の氷解などは、次々と人類が予防も治療もできない感染症にさらされる危険性に直面していると言えます。

また、感染症の被害は、決して平等に受けるものではなくなっています。「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」運動が広がるアメリカでは、あらゆる年齢層において、人口に対する感染者、入院者、死者の数は、白人よりも黒人やラテン・ヒスパニック系の方が圧倒的に高いという数字が示されています。雇用や住宅、教育、健康など、様々な面で、黒人をはじめとするマイノリティへの社会経済的不平等が、新型コロナウイルスへの感染リスクや重症化リスクを高める要因となっているのです。

また日本やアメリカの支配層や右翼、メディアの多くが、新型コロナを「中国のせいだ」と中国バッシングに使っています。かつて日本は中国に対する侵略戦争で731部隊を中心に細菌兵器の開発・生産を行い、実際に使用しました。中国人や捕虜を生きたまま人体実験に使い、中国にペスト・チフス・コレラ菌などを散布して、膨大な被害を与えました。現在も各国の権力者たちは、生物兵器の開発を進めています。

私たちは、新型コロナの感染症拡大に対して、労働者階級の立場で、労働者の命と健康を守る、雇用と団結を守る、差別や戦争に反対する、人類を守るという立場で立ち向かう必要があります。

大恐慌時代の始まり

感染拡大の経済への影響は、かつてないものになっています。国境封鎖や外出制限等による人の移動の制限にはじまり、サプライチェーンの寸断・サービスの提供停止などの「供給ショック」、対面サービスの需要急減・人の移動に関連した需要の蒸発などの「需要ショック」、所得・雇用の急減による「所得・雇用ショック」…これらの連鎖拡大によって経済状況は見通しの立たない悪化が進んでいます。

世界銀行は、2020年の世界全体の実質GDP成長率は-5.2%に低下すると予測、アメリカでは労働人口1億6300万人の約5人に1人が職を失いました。日本でも影響はこれから広く深く広がることは避けられません。非正規労働者を中心に解雇は広がっています。

派遣労働者の深刻な雇止め解雇の話で思い出されることがあります。「派遣村」、2008年のリーマンショックです。今回の新型コロナの感染拡大はきっかけになったにすぎません。すでに資本主義の右肩上がりの時代は1970年代に終わりを告げ、労働組合と労働者保護規制をぶち壊して、民営化・外注化・非正規化・規制撤廃によって独占者が富を独り占めする時代が始まっていました。しかしそれは無理に無理を重ねたバブル社会にすぎないことをリーマンショックは暴き出していました。この時、危機を救ったのは中国マネーでした。今回の「大恐慌」には救世主はいません。新自由主義の終わりです。すべてが金で買える世の中、もうけで動く社会は、終わりにしなければなりません。労働者が社会を動かしている真実を、団結と闘いで明らかにしなければいけないのです。

「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」運動の広がり

このような状況の中で、5月25日アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスでジョージ・フロイドさんという黒人男性が白人警察官に拘束され、後ろ手に手錠をされた状態で8分46秒間膝で地面に首を押さえつけられ殺されました。たまたま通りがかった黒人の女子高校生がスマホで動画を撮りインターネットに公開しました。動画は瞬く間に拡散して、抗議行動が巻き起こりました。

警察解体が叫ばれ、警察官の中からもデモに連帯する動きが広がり、シアトルでは警察署から警察を追い出し、街が市民によって管理される事態が生まれています。アメリカが変わろうとしています。

これまで抑えられていた怒りに火がつき、新型コロナウイルスに感染するリスクがある中、多様な背景を持つ人々が声を上げるために集まり、人種や世代をこえてアメリカ社会の根底にある構造的な不均衡や経済格差に対して、手を取り合って声をあげています。労働組合が、この運動の中で今重要な役割を果たそうとしています。

中国の香港民主化運動に対する国安法弾圧

アジアでは、6月30日に中国政府が香港国家安全維持法(国安法)を施行しました。民主化デモの活動家の逮捕、指導部の国外脱出などが続く一方、闘いは続いています。

香港問題は、1842年の南京条約(第1次アヘン戦争の講和条約)によって、香港島が清朝時代の中国からイギリスに「割譲」(植民地化)」されたところから始まります。1984年に、英中共同声明が発表され、イギリスは1997年7月1日に香港の主権を中華人民共和国に返還し、香港は中華人民共和国の特別行政区となると同時に、一国二制度(一国両制)をもとに、社会主義政策を将来50年(2047年まで)にわたって香港で実施しないことを約束しました。

しかし天安門事件をはじめ、中国のスターリン主義独裁を知っている香港の労働者民衆は、民主化闘争を激しく闘い抜いてきました。米中対立が激しさを増し、世界経済が大恐慌と分裂・対立の時代に突入する中で、中国政府は、ついに国安法の施行によって香港の労働者民衆の闘いを強権的に弾圧する道に踏み込みました。

香港では、労働者は無権利状態に置かれています。労働時間の規制がなく、残業代も支払われません。また中国では、労働組合が、労働者のものではありません。社長や管理職が組合員であり、委員長の給料は企業や「上部組織」(行政機関)が払う、正規社員にはストライキ権もなく、労働組合としての機能は果たせません。エリートが集まるIT関連企業などは年俸制で、労働法などはないような状況です。そのような中で人権問題を扱う弁護士が拘束されたり、AIやネットを使った労働者民衆の監視・弾圧が強まっています。

どのような体制のもとにあっても、労働者は闘わなければ人間らしく生きていけません。労働者の国際的な連帯・団結にこそ希望があります。

安倍の改憲と戦争政策

新型コロナの感染拡大で、安倍政権は、緊急事態宣言を出して日本で初めて私権の制限を伴う措置を取りました。

その一方で、膨大な労働者が解雇や休業で明日の生活にも困っているのに、何らの有効な措置も取りませんでした。実際に中央タクシーは、政府がもっと明確な雇用保護の措置を打ち出せば、慌てて解雇をしないで済んでいたでしょう。今後新型コロナの影響による解雇や休業はさらに広がります。こうした労働者に十分な所得補償を継続することが、感染症対策として最も重要なことです。

また感染者に対する十分な医療体制、十分な検査体制こそが、感染拡大を防止するために必要です。医療労働者がまともに生きていける職場・賃金こそが必要です。しかし安倍政権や小池都政がやってきたことは、感染症の緊急時に備えることではなく、もうけにならない病院や業務を切り捨てることで、感染者病棟も検査体制も極限的に削減することでした。

安倍は日本会議の5月3日の改憲集会に寄せたメッセージで「緊急事態への対応のためには憲法改正論議が必要だ」と主張しました。自民党が掲げる改憲草案には、「外部からの武力攻撃」「内乱等による社会秩序の混乱」等において「緊急事態が発せられた場合には…何人も国その他公の機関の指示に従わなければならない」とあります。

中国や北朝鮮、韓国への敵意をあおり、日本の労働者民衆の怒りをそらし、戦争体制を作って、国と政府への批判を抑え込む、それとの闘いの最大の山は「憲法改正」を阻止することです。

世界中で「ブラック・ライブズ・マター」と人々が立ち上がっている中、日本の労働者民衆も日本における差別・排外主義、レイシズムをぶっ飛ばす闘いに立ち上がりましょう。その力が改憲と戦争を止める力です。

安倍は新型コロナ感染症の陰で、3月に「70歳雇用法」を成立させました。企業に70歳まで雇用する努力義務を課す法律です。労働者を70歳まで働かせる、年金も70歳まで支給しないことが狙われています。解雇や休業、賃下げや労働条件の切り下げ、あらゆる資本の攻撃が始まるでしょう。これらを一つにして、労働組合が職場から声をあげることが必要です。群馬合同労組は、その闘いの先頭に立っていきましょう。

第3号議案 方針

  • あらゆる職場に労働組合の旗を立てよう!職場の仲間といっしょに具体的な要求をかかげて会社・雇用主に要求して声をあげよう!
  • 新型コロナウイルス感染拡大情勢の中で、解雇を許さず闘おう!
  • 休業に対しては10割の補償を求めて闘おう!
  • 感染対策を要求しよう!職場の安全問題を強化しよう!
  • 非正規職労働者の闘いを組織しよう!非正規職撤廃の闘いをつくり出そう!
  • コンビニ関連ユニオンとひとつになって、コンビニオーナーの闘いを支援しともに闘おう!松本実敏オーナーへの契約解除撤回裁判を支援しよう!コンビニ本部の団交拒否を許さず、ストライキで闘おう!本部社員、店舗従業員、配送ドライバーやデリカ工場労働者などコンビニ関連労働者の闘いをつくり出そう!
  • 中央タクシー闘争勝利!労働委員会闘争、裁判闘争に勝利しよう!
  • 群馬バス分会の組織拡大に勝利しよう!全国のバス労働者と団結して賃上げと労働条件改善を勝ち取ろう!
  • 岡本工作機械製作所分会闘争勝利!労働委員会に勝利してO組合員の名誉を回復しよう!
  • 外国人労働者を守り、連帯して、職場から国籍・民族こえた団結と闘いをつくり出そう!外国人労働者の労災、使い捨てを許さない闘いを!現代の強制連行、外国人技能実習生の闘いと結びつこう!
  • 国鉄闘争勝利!動労千葉の物販闘争を取り組もう!JR労働者と結びつき、国鉄闘争を発展させよう!
  • 組合員100人の目標早期達成へ、組合員はがんばろう!
  • 職場闘争の爆発から青年の組合結集を実現しよう!青年労働者は労働運動に人生かけよう!
  • 国際連帯の闘いを発展させよう!旭非正規職闘争勝利へともに闘おう!国際連帯の力で非正規職撤廃を勝ち取ろう!
  • 11月全国労働者総決起集会の成功へ、総決起しよう!
  • 無実の星野文昭さんの獄死、国家犯罪を許さない!
  • 関西生コン支部への弾圧粉砕しよう!支援の取り組みを強化しよう!
  • 労働組合弾圧と「過激派」キャンペーンを許さない!不当逮捕には完全黙秘で闘おう!決して仲間を売り渡さない!
  • 原発再稼働反対!核開発を止めよう!
  • 東京オリンピック中止!3・11をなかったことにするな!福島県民の健康を守ろう!ふくしま共同診療所を支援しよう!被曝労働拒否闘争で労働者を守ろう!
  • 原発再稼働反対!改憲・戦争反対!高崎金曜日行動を粘り強く継続しよう!ネバーギブアップの精神で闘おう!
  • ヒロシマ・ナガサキの闘いと連帯して、ともに闘おう!沖縄の闘いと連帯して、ともに闘おう!
  • 三里塚闘争をともに闘おう!群馬から市東孝雄さんの農地を守る運動の発展をつくり出そう!
  • 群馬の森朝鮮人慰霊碑を守ろう!裁判を支援しよう!朝鮮学校に対する補助金停止に反対!高校・幼稚園の無償化除外するな!差別するな!
  • 全国労働組合交流センター、群馬労働組合交流センターの運動の発展を切り開こう!
  • 合同一般労働組合全国協議会の仲間と団結して、動労千葉のように闘う地域合同一般労働組合運動の大発展を切り開こう!
  • 労働者階級のために闘う弁護士と団結して、司法反動と対決して、裁判闘争に勝利しよう!
  • 強力な組合財政、闘争基金を確立しよう!
  • 労働運動の前進から、真の労働者階級の党の建設を実現しよう!

解雇は絶対だめ!労働組合つくって雇用を守れ!

 新型コロナウイルスの影響で、世界の労働人口の約38%にあたる12億5千万人が一時解雇(レイオフ)や給与削減のリスクに直面しています。日本では、さらに東京オリンピック「延期」の影響が追い打ちをかけます。

 東京都内でタクシー事業を営むロイヤルリムジン(江東区)が、グループ会社を含む5社で約600人いる乗務員全員を解雇する方針であることが報道されました。「休業手当を払うよりも、解雇して雇用保険の失業手当を受けた方が、乗務員にとって不利にならないと判断した」と説明、解雇を伝える際乗務員には「感染拡大が収束した段階で再雇用する。希望者は全員受け入れる」と説明したといいます。

 中央タクシー(空港送迎タクシー、本社長野市)でも新潟営業所の全従業員が解雇通告されました。群馬合同労働組合の団体交渉申し入れにも「緊急事態宣言」を口実に団交を拒否しています。「4月中旬に全従業員に説明する」としていますが、全員解雇の可能性もあります。

 私たち群馬合同労組は、新型コロナで窮地に立つみなさんに、力をあわせて解雇を絶対に阻止するように呼びかけます。

【1 解雇=失業保険では生きていけません】

 解雇されて、失業保険で、食いつないで、次の就職ができる保証はありません。

 まずはこの新型コロナウイルスの影響・不況がいつまで続くかわかりません。東京オリンピックが一年後にできるという保証もありません。一年後にできなければ中止は確実でしょう。しかしワクチンの製造は間に合わず、アビガンなどが治療薬として有効なのかどうかもわかりません。タクシーやバスの運転手、観光関係の仕事は、当面まったくないでしょう。他業種も失業者であふれています。

 失業保険の給付期間は、年齢や算定基礎期間(基本的に雇用保険に継続して加入していた期間)によって違いますが、多くの人は90日(1年未満ないし30歳未満では5年未満)~180日(10年未満)でしょう。退職前2年のうち、12ヶ月以上の加入期間がないとゼロです。

 受給できる金額は、最後の6ヶ月の平均賃金のほぼ6割。ボーナスや退職金は入りません。

 次の就職もできないままに失業保険の給付が打ち切られると……考えたくもありませんね。

【2 雇用継続と休業による休業手当支払いを求めましょう】

 みんなで力をあわせて、雇用の継続=休業手当の支払いを求めましょう。

 世界中で、不況に対して、雇用の確保が叫ばれています。日本政府も、雇用調整助成金の特例措置を設けました。これはまだまだ不十分(例えば支給限度日数は4月1日~6月30日プラス1年100日、3年150日)ではありますが、雇用保険の受給期間を残して、同じ6割の収入が補償されるのは決して小さいことではありません。この労働者の休業補償6割を、政府がそのうち8~9割(中小企業)を助成して補償しようというものです。

 ただし、これには二つの問題があります。

 ひとつは、1~2割といえども、会社が休業補償を負担しなければいけないことです。

 ロイヤルリムジンは「休業手当を払うよりも、解雇して雇用保険の失業手当を受けた方が、乗務員にとって不利にならないと判断した」と説明したとのことですが、それはうそです。労働者にとっては休業手当でしのげるだけしのいで、失業手当を受けるようにする以外にありません。休業期間は賃金支払い基礎日数が月10日以下ならば失業手当の日額の計算には入れません。

 本当は、会社としてはその1~2割の負担もしたくないというのが本音なのです。

 大事なことは、もう一方で政府は、企業への無利子無担保での融資制度を新型コロナ対策支援として打ち出しています。労働者の雇用維持のために、融資を求めるぐらいやってくださいということです。企業としての責任を、義務を果たしてもらいましょう。

 もうひとつの問題は、休業に関する労使協定と労働者代表選任届が必要だということです。

 雇用調整助成金の申請には、これらの書類の提出が必要です。

 逆に、この問題は労働者の生活と雇用のかかった問題であり、労働組合を結成して、対等な立場で、労働者が会社に対して、労働者の雇用と生活を守るために、できる限りのことをやってもらうように要求するべきです。

 会社の都合のいいやり方に協力するだけでは、労働者の雇用も生活も守れません。単に書類を提出するために、労働者代表を決めるのではなく、労働者が集まって話し合い(集まらなくてもいい、SNSでもメールでもいい)、意見を交換して、代表を選び、できれば労働組合を作りましょう。難しければ、私たち群馬合同労働組合は、みなさんの力になります。力を合わせて、この難局に立ち向かいましょう。労働者が力をあわせ、労働組合に団結することが、唯一の生きる道です。いっしょにがんばりましょう!

〇〇新聞販売店で配達アルバイトがストライキ!

 群馬合同労組に新たに加入した〇〇新聞配達労働者がストライキに入っています!以下は、本人が作って職場でまいたビラです。

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〇〇新聞○○店で

配達アルバイトがストライキ中です!

 〇〇新聞○○店は、昨年9月、突然、経営権がA氏から、今のB氏に移りました。

 引き継ぎの時、所長(社長)は出席せず、何の書面も渡されず、所長の名前もわからず、会社名もわからず、給料も「今までと変わらない」という口約束だけでした。ネットの求人サイト「インディード」で調べると、会社名が、9月には「株式会社C」、10月には「株式会社D」にかわりました。なにかヤバイな、と思いました。(12月にはまた「株式会社C」。○○店は現在株式会社Eだそうです。)

 同じB氏が所長の△△店の状況についての色々な話が伝わり、○○店もそのようになるとうわさが流れ、働いているうちに、その通りになっていきました。給料の遅配、間違った給料明細書、主任だった専業をはじめ、人が次々にやめてしまい、朝の配達時にバイクがパンクしても対処してくれず、休刊日以外の休みが減っていきました。(専業はだいぶ長いこと休みなしでした)

 群馬合同労働組合に相談し、親身に対応してもらい、くわしく調べてもらった結果、社長の名前と会社の実態が少しずつ分かってきました。一人でも入れるこの労働組合に思い切って加入し、組合として社長あてに要求書を送り、団体交渉を申し入れました。(本店と思われた株式会社Cが別会社だったため、行き違いがありました)

 1月31日、店長から電話があり、「2月から区域を編成し、全員1区域400軒以上の配達になる。区域をおぼえるまでの間、臨配(臨時配達員・派遣労働者)に来てもらう。明日はその準備のため、バイトは全員、仕事は休みです」と言われました。400軒と聞いて、あっけにとられました。

 もともとこの店は、女性と高齢者、ダブルジョブ(昼間も別会社で働いている)のアルバイトが多く、一区域は最高でも200軒程度でチラシの差し込み係(少人数で全区域のチラシ差し込みをする)も転送体制(一度に運びきれないので、中継地点への転送の体制)もきちんとある働きやすい店でした

 それが、今まであった転送もなく、配達中のパンクや緊急時の体制もなしで、1人400件という数は、都会ならいざ知らず、この山間の田舎町では、あんまりな仕事量です。

 多くのバイトと専業がやめました。残ったバイトの人は、寒空の中、臨配の後について400軒以上(500軒以上すらある!)の順路取りをやらされています。しかもこれからどれだけ給料がもらえるか、ろくな説明もないまま、会社命令としてやらされています!!

 やめた人たちは、このきびしい不況の中、仕事をうばわれ、どれだけ精神的にきついことでしょう。やめなかった人たちには、今までとは段違いの、きびしい仕事が待っています。

 やはりこんなのどうしても許せない。

 ということで、労働組合員としてストライキを宣言しました。毎朝○○店の前に立って、残ったバイトの人たちにストライキ参加を呼びかけています。これらはきっと△△店でも3年前に起こったことなのでしょう。△△店の皆さんもひどい状況ではないかと思います。くやしいこと、ゆるせないことがあったら、ぜひ一人でも入れる地域労働組合に入って、一緒に闘いましょう。

誰でも一人でも入れる労働組合

群馬合同労働組合(電話 090-9016-0272)

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 群馬合同労組は、不当で一方的な労働条件の切り下げを許しません。徹底的に闘います。 

 B所長(社長)には大きな問題があります。

  • 雇用契約を結んでいない。就業規則も賃金規定もない。
  • 法人の名称も住所も、労働者には教えなかった。
  • A所長の時の雇用契約は時給1,000円(深夜割り増しで1,250円)。これは変わらないと言っておきながら、一方的に労働条件の切り下げを押しつけようとしている。

 当初、B社長は明らかに群馬合同労組からの要求から逃れようとしていたものの、そうはさせません。近く団体交渉が開催されます。必ず約束は守らせます。新聞配達労働者はあきらめずに、いっしょに闘いましょう!

株式会社小泉北関東との第1回団体交渉が開かれる

 株式会社小泉は、首都圏を中心に設備工事店・工務店・建設会社などに、管材や住宅設備機器などの住宅関連商材の卸売を行う企業です。従業員数は2310人(ホームページより)です。この会社の高崎営業所で配達業務を行う労働者2名が、昨2019年末に、群馬合同労組に加入して、要求書を提出しました。2020年2月6日の業務終了後に高崎市内のホテルの会議室で第1回団体交渉が開かれました。

 要求事項は、主に残業の問題と安全の問題でした。

 これまで労働時間の管理がきちんと行われていませんでした。残業代としての、業務手当の支払いはありましたが、残業時間の管理が行われていないために、かなりのサービス残業状態でした。業務上の忙しさもあり、昼休みも取れない、昼食は運転しながらおにぎりなどをほおばるということが日常化していました。

 配達のドライバーにとっては、この問題は、常に事故の危険性と隣り合わせの状態を意味します。不安を募らせた配達ドライバーが、やむにやまれず労働組合に相談して、分会の結成に至りました。

 組合の要求に対して、(株)小泉は、問題を認め、今後の是正と、これまでの未払い賃金の問題についても誠意をもって話し合うことを約束しました。重要な成果です。

 業種や雇用形態をこえて、運輸労働者の状況は、多かれ少なかれ、同じような状況にあります。コンビニの配送ドライバーがやはり、食事休憩も取れない過密業務の中で、配達途中のコンビニ駐車場で亡くなっていたという長野のニュースもありました。私たち、群馬合同労働組合は、労働者が生きるためには、労働組合に入って、仲間と団結して声をあげる以外にないと確信しています。ぜひ、あなたも群馬合同労組にお気軽にご相談ください。

2020年、明けましておめでとうございます!

遅れましたが、2020年、明けましておめでとうございます。

今年もさらに、職場で、地域で、労働者・働く者が、団結して闘いましょう!

闘いと団結の中に、生きる希望をつかむ、そんな年にしたいと思います。

年末、年始と、相談や加入、闘いが進んでいます。

2020年は、間違いなく、歴史を決める年になると確信しています。

みなさん、ともに闘い、勝利しましょう!

群馬合同労働組合 執行委員長 清水彰二

労働組合建設の新たな挑戦へ!

月刊労働運動9月号原稿

労働組合建設の新たな挑戦へ!

群馬合同労働組合 執行委員長 清水彰二

群馬合同労組第14回定期大会が成功

 群馬合同労組は、2019年7月14日に第14回定期大会を開催した。組織拡大の勝利を確認し、新たな闘いに入った。大会では、コンビニオーナーの相次ぐ結集とローソンのストライキなどの歴史的な闘いの前進を、国鉄闘争を基軸に闘ってきたが故の重要な地平として積極的に総括した。また、パワハラを受けたJR労働者の加入(動労連帯高崎との二重加盟)、外国人労働者の組織化や国際連帯の前進など、合同一般労働組合の展望と可能性を示すことができた。

中央タクシー分会の苦闘と勝利

 今大会の全体を支えたのは、2015年6月から始まった中央タクシー分会の闘いであり、一体で前進してきた群馬バス分会の闘いであった。

 3人で闘ってきた中央タクシー分会の闘いは、分会の闘いの方向性と団結をめぐる分会内部の対立から、Sの脱落と裏切りを生み出した。そしてその対立を乗りこえて、職場の多数派として、組織化が前進しようとしたとたんに、分会長に対する卑劣なテロ襲撃事件が起こり、分会長はPTSD(心的外傷後ストレス障害)で業務に就くことができなくなった。半年近くにおよぶ闘病の末に、復職を果たした矢先、再度の襲撃で家が破壊された。分会長は捨て身で闘う決意を固めたが、それは無理だった。いったん退却して、新しい闘いに備えるために中央タクシーを退職する決断をした。一方で、T組合員を軸として固定残業代裁判で決定的な勝利の展望をつかんだ。証人尋問で宇都宮司社長は、タコグラフの改ざんという犯罪行為について何の弁明もできなかった。群馬合同労組は、中央タクシーを絶対に許さない。そもそも運転手が過労死しようが重大事故を起こそうが、何とも思わないブラック企業との非和解の闘いだ。群馬合同労組は、この死闘に負けることなく、団結と闘いを守り抜いた。この勝利が、群馬合同労組の闘いの全体を支えたことがもっとも重要な総括だ。

群馬バス分会の勝利と新たな試練

 群馬バス分会も、春闘ストを頂点とした職場の闘いと労働委員会闘争を軸にして不屈に闘ってきた。アルコールを口実とした分会長解雇、度重なる不当処分、ユニオンショップを結ぶ私鉄総連群馬バス労働組合の一部幹部による会社と一体となった分会つぶしなどで苦しい闘いだった。

 今年の6月、群馬県労働委員会は、群馬バス事件の2年ごしの7件の申立に対して救済命令を交付した。命令は、分会長の解雇(アルコール)、副分会長の停職(コースミスと携帯電話の使用)という2つの懲戒処分について、組合差別とは言えないとして棄却した。組合として中央労働委員会に不服申立をするのか否かで、意見が分かれた。執行委員会で当該を含めてこの問題を討議した。採決の結果として不服申立はしなかった。不当な命令であることは明らかだ。不当労働行為というのは、法律や規定からは見えないものがたくさんある。現場は毎日不当労働行為との闘いだ。しかし現状ではこれ以上の命令は望めないと判断せざるをえなかった。不服申立をするならば、団結のためにこそ闘うという立場が必要だ。そこで当該との一致が勝ち取られなかった。試練である。

 労働者は、闘う以外に生きていくことはできない、だからどんなに困難であろうとも闘いに立ち上がる。その先に、大きな団結と希望がある。群馬合同労組第14回大会が示した、その確信にたって、さらに闘いを前進させていくことだ。

「過激派」組合という差別を打ち破る

 命令は、他方、重要な判断を示して、労働者と労働組合の団結権を擁護した。

 ひとつは、群馬バスが、群馬合同労組は「過激派」との印象をつくり出し、雇用契約書に「加入」「関与」「接触」を禁じるという新たな誓約事項を付け加えたこと。いわく『日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他団体を結成し、又はこれに加入いたしません。』『…政党その他団体の傘下、下部組織又は影響下にある組織に加入いたしません。またそれら組織の構成員又は支持者と契約行為はもとより、関与、接触いたしません。』

 これは、公務員の欠格条項を、バスの運転手も準公務員だと強弁して、テロ対策にまぎれて、書き足したものだが、群馬県労働委員会は不当労働行為で無効と判断し、すべての事業所に「ポスト・ノーティス」(実質的な謝罪文の掲示)を命令した。

会社規定、ダイヤグラム及びハンドル時間・中休時間を記した書類の交付を命令

 合同一般労働組合の団体交渉権については、現実的にブラック企業の不当な対応が目につくが、群馬県労働委員会の誠実団交応諾義務に関する判断は明快だ。

「ダイヤグラム及びそれぞれのダイヤグラムのハンドル時間・中休時間(※待機時間)を記した書類の性質をみると、組合員の日々の勤務の状況を確認するために必要な文書であるといえる。そうすると、これらの文書は、組合員の労働時間及びそれに基づく賃金計算が実際に上記の就業規則及び三六協定に照らし適正であるかを確認し、未払賃金が存在しているか否かを確かめるために、組合にとって不可欠な資料である…」

「団体交渉は、原則として、労働条件に関する合意形成を目指して行われるものであるが…組合が…組合員の労働条件が法令等に照らして適正に規律されているか否か、また、実際に業務を遂行する過程において法令及び就業規則等に定められた基準が遵守されているか否か検証する場であるともいえる」

新たな闘いのステージへ

 群馬合同労組群馬バス分会は、この3年に及ぶ闘いの勝利の上に、この秋、新たな闘いに入る。すでにT組合員が組合加入前に、一方的に乗合から貸切に配転されたことについて、もとに戻せという要求を2年越しで要求してきた。ところが、群馬バスはまともな検討もせずに拒絶を繰り返してきた。だがもうそれは通用しない。必ず勝利する。

3・16群馬春闘行動2019に結集を!

群馬バス分会24時間ストライキ突入!

春闘集会 3月16日(土)13時30分 高崎市労使会館(高崎市東町80-1)第4会議室

春闘デモ 3月16日(土)15時30分 高崎市労使会館前→高崎駅西口→和田町地下道→高崎駅東口→ヤマダ電機LABI1前解散(約1時間)

3月16日(土)に群馬バス分会のストライキを先頭に、「群馬春闘行動2019」を取り組みます。ぜひみなさんの参加をお願いします。職場で孤立したり、信頼できる仲間がいない状況で苦しんでいるのは、みなさん同じではないでしょうか?そんなみなさんが、参加して、団結を実感して、職場でがんばろうという気持ちになってくれたら成功だと思っています。朝から群馬バス門前スト突入集会、13時30分から高崎市労使会館(高崎市 東町80-1)で「群馬春闘行動2019」集会、集会後15時30分デモで高崎駅一周します。

群馬バス分会の闘いは、はじめてのストライキを行うところまで前進してきました。5月には不当労働行為についての群馬県労働委員会の命令が出されます。かさにかかって、会社は分会つぶしを行ってきましたが、屈せずに闘い続けた分会の3人の仲間の勝利の地平です。分会の闘いは全くの正義です。この春の闘いから一気に攻勢に打って出る決意です。みなさんのご支援をよろしくお願いします。

中央タクシー分会の闘いは、昨年11月川谷内分会長が出勤時に暗闇の中で襲撃されるという、とてもショッキングな事件が起こりました。PTSD(外傷後ストレス症候群)で、不意なフラッシュバックで身体が動かなくなるというとても困難な状況が続いて、今も仕事に復帰できていません。その間にも、会社の嫌がらせで、苦しい思いをしてきました。しかしこれにも屈せずに、闘う体制をつくり出しつつあります。中央タクシー分会の闘いは、絶対に負けるわけにはいかない闘いです。会社を追いつめ、勝利するためにも、「群馬春闘行動2019」を闘います。

3月16日はJR東のダイヤ改正日。動労千葉は前日の15日からストライキで闘いに立ち上がります。また動労連帯高崎も鈴木副委員長の不当な雇止め攻撃を許さない闘いに入っています。群馬春闘行動2019はJRの闘う仲間たちとともに国鉄闘争勝利を勝ち取る闘いです。

昨年秋に長野の千曲ユニオン副委員長でセブン-イレブン・ジャパンの本社社員(OFC)河野さんを中心に合同一般労働組合全国協議会で「コンビニ関連ユニオン」の結成を呼びかけました。いま東大阪市のセブンイレブンのオーナーの24時間営業拒否の闘いが大きく社会を動かしています。オーナーも労働者も人間らしく生きられる状況を団結して作り出すという、大きな新しい挑戦が始まりました。群馬合同労組もともに闘います。労働者や中小事業主が使い捨てにされる「新自由主義」社会を引っ繰りかえす大運動に発展させましょう。

韓国の旭(AGC旭硝子)非正規職支会の請負労働者の解雇撤回闘争は、4年を前についに違法派遣で会社が起訴されるという決定的な勝利をつかんでいます。3月28日のAGC旭硝子の株主総会に向けて韓国から訪問団がやってきます。労働者の国際連帯の力で一日も早く解雇撤回を実現したいと思います。

群馬合同労組は、困難な壁をひとつひとつ打ち破り、組織拡大に勝利してきています。大きな組織力は、それだけで会社との力関係に転じます。7月の定期大会までに100名組織拡大を実現する決意です。そのために、春闘行動2019を全力で闘います。みなさんの結集を心から呼びかけます。ともに闘いましょう!

ブラック企業がのさばるのは私たちがだまっているから
闘えば勝てる!ブラック企業をぶっとばそう!

低賃金に長時間拘束、闘わなければ生きていけない!

 群馬合同労組群馬バス分会は、3月16日(土)に24時間ストライキに入ります。
 2016年に、会社の手先になった群馬バス労働組合に怒り、群馬バスの労働者が群馬合同労働組合に加入して、闘いが始まりました。
 1年契約の嘱託雇用で運転手を長年使ってきた群馬バス。その基本給は時給800円でした(現在は810円)。運転している時間にはハンドル手当をつけますが、待機時間は半分にしてしまいます。このやり方で、低賃金の長時間拘束、おまけに自分の給料が計算できない。おかしいと言えば、いじめのような嫌がらせを受けることも。
 2015年に群馬バスは、労働契約法改正にともなう「5年ルール」(5年の継続雇用を続けた労働者に「無期転換申込権」が与えられる)を見こして、1年契約を正社員に転換しましたが、それはベテラン運転手の賃下げを強制するものでした。
 こうした労働者の生活や誇りを踏みにじる群馬バスに対する分会の勇気ある闘いが始まりました。
 しかし群馬バスは、群馬合同労組群馬バス分会に対して、不当な組合つぶしの攻撃をくり返し仕掛けました。不当解雇、不当処分、不当労働行為の連続です。これにも分会の仲間は屈せずに闘い、群馬県労働委員会での救済申立はついに5月に命令が出されるところにきました。
 現在、バスの労働者をめぐる悲惨な状況は社会問題になっています。関越自動車道での高速バスの事故、軽井沢スキーツアーバスの事故…あれほどの事故を起こしても、運輸労働者の状況はまだまだ改善していません。路線バスの運転手も同様の状況があります。労働者の生活と命を守るのは、乗客の命を守ることと同じことです。
 このような状況を変える力は、労働組合が団結してストライキで闘うことです。

労働者の未来はまっくらだ!

 いま、社会にはAI(人工知能)が導入され、労働者の仕事が機械に奪われています。労働者はまともな仕事がなくて困っているのに、「人手不足」が騒がれて、AIと機械の導入は不可避だとされています。
 ある調査では、レジうちや運転手、事務、接客、宅配、プログラマー、機械修理工、組立などの仕事は90パーセント以上が、公認会計士、翻訳士、証券会社の社員、弁護士などの知的職業でも、60%がAIにとって代わられる、日本は特に置き換えが激しいだろうとされています。
 すでに銀行では、大規模なリストラが打ち出され、苦労して就職した若者が、苦悶の中で転職活動に追いやられています。
 資本主義は、いくら機械を導入して安くてすばらしい商品を生産しても、それを購入する労働者の生活を保障することができなくなりました。
 いまや貧困国では貨幣の信用が崩れ、世界恐慌の時代のように、理不尽な飢えに苦しんでいます。
 一方でもうけを確保できない資本は、アジアの貧困国に進出して、詐欺同然の「高利貸し」で暴利をむさぼり、借金で生きていけなくなった農民や中小自営業者を、無権利な労働者として酷使しています。また多くの若者がサギ同然にだまされて、外国で無権利な外国人労働者として酷使されています。
 安倍政権は、この日本と世界の資本主義の行き詰まりを改憲と戦争で突破しようとしています。「国のため」と労働者の怒りと不満を封じ込め、実際に戦争と侵略で資本家の危機を突破しようとしています。

労働者の団結と闘いだけが希望の道!

 この日本で、労働者の団結と闘い、春闘をよみがえらせましょう。群馬合同労組は、群馬バス分会、中央タクシー分会を先頭にして、断固として立ち上がります。ブラック企業をぶっとばしましょう!職場からともに声をあげましょう!改憲・戦争に立ち向かえる労働組合をつくりましょう!群馬合同労働組合に相談・加入してください!
 みなさん、春闘集会とデモに集まってください!

(株)岡本工作機械製作所からの回答書

 既報の通り、群馬合同労組は2月19日付で安中市に本社をおく岡本工作機械製作所にH組合員の加入通告をかねた要求書を提出したが、3月5日、前日付の「回答書」が届いた。

 要求通り、就業規則、給与規定、36協定の写しを交付してくれた。

 未払いだった時間外手当も支給するとの回答。

 しかし営業手当と労働時間の管理方法について、納得のいかない回答。

 そして肝心の団体交渉についての言及がない。これではダメでしょう…

 ということで、再度の要求書を早速提出した。

 岡本工作機械製作所の労働者のみなさん。群馬合同労組に入っていっしょに闘いましょう。

 このところ労働相談も増えて、何かと忙しい。闘いのひとつひとつの前進が歴史の扉を押し開いていく。

無期転換の申込みを!

 今の会社で5年以上続けて働いている非正規雇用の労働者のみなさん。

 4月から契約更新になる方も多いと思います。

 5年以上になっている人はぜひとも無期転換を会社に申し入れましょう。

 むずかしいことはありません。

 「5年以上継続して働いているので無期転換を申し込みます。よろしくお願いします。」で大丈夫。何か記録を取っておきましょう。

 文書で出した方が確実です。日付と名前を書いてはんこ押してコピーを取って出しましょう。

 こんなことを言うのは、この間でたらめな雇い止め解雇を通告されるケースが増えているからです。

 某企業(大企業のグループ会社)もそうでした。ある労働組合役員に対して、ささいな口実をつけて3月末での雇い止めの通告をしてきました。ところが彼は1年契約をくり返してすでに5年10ヶ月。5年経過してから2回も無期転換申込みをしましたが、そのたびに「無期転換申込みの期間が決まっているのでその時に」とごまかしてきました。そうしておいて雇い止め解雇を通告してきたのです。

 しかしこれはおかしい。労働契約法第18条に書いてあります。5年を経過したらその契約期間の間、いつでも無期転換を申し込むことができるし、会社は拒否はできません。組合は当然にも不当解雇だ、撤回せよと要求書を出しました。そして会社は、団体交渉でこれまでのやり方が間違っていたことを認めました。「今日間違いがわかった」そうです。これまでもこんなやり方で雇い止めされた労働者が何人もいたのではないかと思ってしまいます。しかも雇い止めの理由がまたひどい。

 この会社はまだ解雇撤回を正式に認めたわけではありません。しかし労働組合の闘いで不当な雇い止めをぶっとばせることは明らかにできました。

 非正規労働者にとってはこの雇い止めこそ、自らの奴隷状態の根源です。最近は求人票と雇用契約に更新は4回までと明記する悪質なケースも増えています。しっかりと権利を行使して、無期転換申込みをしましょう。闘う労働組合に相談することもあわせておすすめします。