10・23中央タクシー分会スト支援連帯 ブラック企業ぶっとばせ団結集会デモ 賛同と参加のお願い
10・23中央タクシー分会スト支援連帯 ブラック企業ぶっとばせ団結集会デモ
賛同と参加のお願い
私たち群馬合同労働組合の中央タクシー分会3名の仲間は、昨年過酷で安全をないがしろにする会社に対して怒りの声をあげ、分会を結成して、闘いを開始しました。中央タクシー株式会社は長野市に本社をおき、成田・羽田への空港送迎便の乗合タクシーを運行、群馬営業所が藤岡市にあります。固定残業代制度によって、いくら働いても同じ賃金。乾いたぞうきんをしぼるかのように、労働を強化。規制をこえる長時間労働も、タコグラフや業務日報の改ざんを指示する始末。不満を言う労働者にはパワハラと嫌がらせの差別配車で追い込む…そんなブラック企業の現実が襲いかかってきました。
分会を結成した組合員に対して、会社は徹底した組合つぶしに出ています。分会長を運転からはずし仕事を与えない、ほかの二人に対しては賃金の8万円減額、これが1年以上続いています。さらに賞与の減額、今夏賞与は3人だけ不支給でした。
しかし組合も負けていません。度重なる団体交渉、法定速度順守で無理な運行計画を実力であらためさせる安全=順法闘争、ストライキ、長野本社への抗議行動、デモ、群馬県労働委員会への救済申し立て、裁判等で、ブラック企業を許さない闘いを全力で闘ってきました。
この9月21日、第6回団体交渉が開かれました。組合は、この夏の組合員に対する賞与不支給の根拠を示せ、車両の安全問題で説明をしろと要求を出していました。しかし会社は文書での回答も用意せず、組合員を挑発して怒らせておいて、こんな状況では回答できないと退席しました。あわよくば暴力事件をでっち上げ、組合員を解雇しようとする魂胆でした。
国鉄の分割・民営化以降、日本の労働者をめぐる状況は激変しました。派遣の自由化、非正規職化が、推し進められ、労働者の分断が進行しました。労働組合が団結して闘う状況が奪われていく中で、労働者、とりわけ青年・女性の非正規化と貧困、無権利化が激しく進みました。労働者を使い捨てにするブラック企業が幅をきかせるようになりました。安倍政権の「働き方改革」は、労働法制を解体して労働者をさらに低賃金と無権利におとしいれます。
もはや労働者は、団結と闘う労働組合を取り戻す以外に、未来の希望はありません。
私たち群馬合同労働組合は、一人でも加入できる地域合同一般労働組合として、2005年12月に結成しました。それから11年、この間、未組織の正規・非正規の労働者のさまざまな相談を受け、ともに闘ってきました。組合員はのべでいうと約90人。現在は約30人の組合員です。小さな組合ですが、この厳しい状況に対して、地域の闘う労働組合として、地域の団結の砦、希望の星になりたいと願います。
来る10月23日、「ブラック企業をぶっとばそう!」と中央タクシー分会はストライキに起ち上がります。これと団結して群馬合同労組と支援共闘会議は「10・23中央タクシー分会スト支援連帯 ブラック企業ぶっとばせ団結集会デモ」を開催します。みなさんの賛同と参加、「群馬合同労働組合支援共闘会議」への加入とカンパを心からお願いいたします。
2016年9月25日
群馬合同労働組合 執行委員長 清水彰二
群馬合同労働組合支援共闘会議
群馬合同労働組合支援共闘会議 会則
(1) 会の目的
私たちは、以下の目的にむかって活動します。
1 群馬合同労働組合の中央タクシー分会をはじめとする諸闘争の勝利のために、組合を支え、ともに闘う仲間の連帯共闘を拡大していく。
2 非正規織撤廃を掲げ、正規・非正規の分断を打ち破って、労働者の団結をつくるために、労組の共闘、労組の建設のためにたたかう。
3 労働組合こそが先頭に立って闘うべきであるとの理念のもと、戦争、原発、核、環境破壊、生活破壊、営農破壊など、新自由主義がもたらすあらゆる災厄に反対する民衆との支援連帯の関係を拡大する。
(2) 活動方針
1 支援・連帯共闘会議の呼びかけ人・賛同人、賛同組合・団体をさらに広げる。
2 群馬合同労働組合の諸分会の闘争(職場闘争、裁判・労働委員会闘争など)の支援、署名・カンパへの協力。
① 会費の徴収(年会費1,200円)
② ネットワークとしての群馬合同労働組合の諸闘争の情報の発信
③ 裁判所、労働委員会への個人・団体署名集め
④ 裁判・労働委員会の傍聴、諸機関への要請
3 必要に応じてニュースやビラ、資料等を発行し、会議や集会等を行い、支援連帯共闘を拡大する。
4 会議を定期的に行う。
5 支援・連帯共闘会議の連絡先を群馬県高崎市柴崎町60-2の群馬合同労働組合事務所におく。事務局は、代表呼びかけ人と群馬合同労働組合執行委員会とが協力して行う。事務局長をおき、会計・宣伝・諸事務等を担う。呼びかけ人・賛同団体に定期的に報告する。
群馬バス分会として、当然参加します。 同志柴崎さんと共にあり。