本社・高崎営業所へ抗議!上州貨物自動車は自宅待機命令を撤回しろ!

21 4月 by gungoroso

本社・高崎営業所へ抗議!上州貨物自動車は自宅待機命令を撤回しろ!

2023年4月21日、群馬合同労組は自宅待機命令の当該の分会組合員を先頭に上州貨物自動車本社と高崎営業所に対する抗議・宣伝行動を行いました。以下は配布したビラの内容です。

懲戒・パワハラ・組合つぶしを許さない!

組合員への自宅待機命令を撤回しろ!

 上州貨物自動車株式会社(代表取締役 佐藤賢一:高崎市大八木町573)が群馬合同労組上州貨物自動車分会組合員の2名に対して、突如として自宅待機命令を発して(3月24日)、まもなく1ヶ月になろうとしています。他の従業員との接触を断ったまま、何の進展も見られません。
 当初無給ないし6割の賃金の支給と書かれていた自宅待機の内容は、組合の抗議行動によって、全額支給と変更されました。
 そもそも、この自宅待機命令は2名が「就業時間中の組合活動」を行ったという嫌疑で発令されました。しかし、副分会長の件は組合活動ではなく、分会長の件は就業時間外の記録が残っています。でっち上げなのです。
 会社とK高崎営業所長の狙いは組合つぶしです。組合員を恐怖させるとともに、他の従業員には組合に関わるとろくなことはないと見せしめにするものです。K所長は、訂正される前の間違った自宅待機命令書を、いまだに高崎営業所の掲示板に貼り出したままにしているのです。

M分会長が始業点検で発見したタイヤに刺さったボルト(2023/3/5)

始まりはパワハラ

 M分会長が最初に組合に加入したきっかけはK所長のパワハラでした。1年前、K所長はMさんに対して、出勤時間の10分前以前の構内立入りを禁止すると命令しました。理由は、①始業時間前に準備作業を行ったこと、②社内機密情報等持ち出しに関する嫌疑、でした。
 写真を見てください。これは3月初めにM分会長が出庫時の点検で発見したタンクローリーのタイヤのパンクです。タイヤにボルトが突き刺さっていました。理由はわかりません。
 K所長は、始業点検は10分でできると強弁してきました。Mさんは、10分では不安だ、できないと主張していました。スペアタイヤの積込み作業が必要な時に、仕方なく始業時間前に準備を行ったことをMさんはとがめられ、10分前以前の入構を禁止されたのです。
 K所長は、安全に責任を負う立場にありながら、始業点検は10分で可能であるとしてビデオを組合に提出しました。しかし、その点検はタイヤなどほとんどチェックしていませんでした。そんなやり方であれば、M分会長は今回のこのボルトも発見できなかったでしょう。
 団体交渉であらためてM分会長の出勤時間10分前以前の入構禁止命令を撤回するように要求したところ、K所長は「業務命令に従うとの誓約書を提出すれば見直す」と回答しました。冗談ではありません。業務命令に従わなければ、会社は容赦なく始末書を書かせたり、懲戒処分を出すのです(一方で何をやっても始末書を求められない従業員もいます)。そして今度はこの始末書や懲戒を理由にして、査定で賃金を減額するのです。
 M分会長に対する10分前以前の入構禁止はパワハラです。即座に撤回すべきです。

会社の「詐欺的」行為

 上州貨物自動車と小林所長は、組合の抗議行動に対して、「業務妨害」だ、「名誉棄損」だ、「脅迫」だ、と口にしました。冗談ではありません。

 会社が行ってきたことは「詐欺的行為」と言われても仕方がありません。
 会社は、従業員との、正社員・期間の定めなしの雇用契約を、2022年3月に「契約更新」と称して、1年の有期雇用に書き換えました。それは何の説明もせず、ほとんどの従業員が気づかないうちに署名なつ印させており、労働契約法違反であり、詐欺的行為です。
 団体交渉の場では、当該従業員に契約が変わることを説明したとの回答を行い、面談の証拠が出されてウソがばれると、全員に説明しなかったわけではないと言って、謝罪もしません。組合が、絶対にだまされてはいけない、契約更新に署名なつ印してはいけないと、従業員にあらゆる手をつくして訴えたのは、正当な組合活動です。
 その結果として、会社は2023年3月の組合員以外の従業員との雇用契約書には無期雇用と明記せざるをえなくなったのです。

就業規則の周知義務も果たさず

 会社は組合員の懲戒嫌疑を持ち出していますが、そもそも上州貨物自動車の就業規則が、民法や労働基準法に違反する代物です。例えば自宅待機の規定がそうでした。規定や、雇用契約書にまで「秘密書類につき社外漏洩・コピーなどは厳禁とし、漏洩行為者は懲戒処分と違約金200万円以内を請求する」などと書かれていました。これも組合が問題にすると削除したとのことですが、削除したことを周知していないからだれも知りません。
 従業員に対する周知義務も果たしていません。組合が写しを提出するように要求しても原則拒否しています。このような上州貨物自動車には、労働者を懲戒に処する資格がありません。


抗議行動の力で是正

 自宅待機命令書は、自宅待機の期間が「2022年」と間違っていました。抗議行動で訂正したのです。また当初、賃金は無給などとなっていました。これは実質的に「出勤停止」の懲戒処分と同じ内容でした。懲戒の決定までの待機命令のはずなのに、説明ができません。抗議行動がなければ、これらは是正もされずに強行されていたでしょう。
 K所長も佐藤賢一社長も、話がしたいと言っても、話し合いに応じません。出て来いと言っても出て来ません。最近は、電話をしても居留守を使います。また意味もなく警察を呼んだりします。
 抗議行動は正当です。会社は組合員と組合の怒りを思い知れということです。

不誠実交渉・不当労働行為

 会社には、労働組合の団体交渉の要求に対しては誠実に応ずる義務があります。しかし、上州貨物自動車は、就業規則は提出しない、団体交渉を引きのばす、団体交渉で嘘を言う、問題があってもあやまらない、代理人弁護士が当事者の回答をさえぎって妨害するなど、問題だらけです。
 3月の雇用契約「更新」の前に、事実を明らかにして、組合に労働条件の提示をするのが筋であるのに、団体交渉をいたずらに引き延ばしました。そして、組合員を差し置いて、何も知らない従業員に月給を40万円から31万円に引き下げる(固定残業手当9万円と合わせて40万円にする)契約書に署名なつ印させました。
 労働者は、契約書に署名なつ印しなければ、仕事ができなくなってしまうかもしれないと不安になります。納得したわけではなく、仕方なく署名なつ印したのです。
 一番最後に組合との交渉をする、そして可能な限り組合員と他の従業員との接触を断つ、これが上州貨物自動車の考えたことでした。
 群馬合同労組は、自宅待機命令自体が上州貨物自動車の不当労働行為であることを知っています。先に群馬県労働委員会に救済を申し立てた事件に加えて、自宅待機命令とこの間の会社の対応を不当労働行為として、救済申立を行う準備をしています。第1回の労働委員会調査が4月28日に始まります。みなさんのご支援・ご協力をお願いいたします。

2023年4月21日朝 上州貨物自動車本社前で抗議行動
2023年4月21日朝 上州貨物自動車本社前で抗議行動
2023年4月21日朝 上州貨物自動車高崎営業所前で抗議行動
2023年4月21日朝 上州貨物自動車高崎営業所前で抗議行動
高崎営業所に設置された監視カメラ

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