特養にらがわ(圓会)に要求書

18 6月 by gungoroso

特養にらがわ(圓会)に要求書

 2021年3月18日付の既報の通り、2月9日に太田市の特別養護老人ホームにらがわを運営する社会福祉法人圓会(まどかかい)との第1回団体交渉を行いました。

https://gungoroso.org/?p=2140

 その後、圓会は代理人を立てるとして、りょうもう法律事務所・神谷弁護士が、受任。

この受任通知を受けたS組合員は、代理人神谷弁護士から提案通りの「話し合い」を持ちましたが、

代理人を通して伝わってきた法人の姿勢は「円満解決」。

その実、すべてを棚上げにして「一カ月分の給与相当の和解金で終わりにしてほしい」という、まったく不誠実な対応でした。

 5月31日付 、組合は、以下の三点を 団体交渉を求める要求書として提出をしました。

  1. 「再教育」とは、どのような教育プログラムによって行われたものか。

  2. 「『訓告書』は、訓告ではない、表現の誤りである」とするならば、誤りを正し再作成すること

  3.  新型コロナワクチン接種、優先事業対象である社会福祉法人でにあって。理事長のワクチン接種と事実釈明

(園田哲男理事長は、後期高齢者にあり、社会施策を遵守しさえすれば優先されるいい立場にある。かつ社会福祉法人のなかで濃厚接触者に上がる業務に携わる実態がない自らの立場にあって「〝いの一番〟に現場職員や利用者に先んじて、ワクチン摂取をした」受けたというもの)

の3点についてです。

 圓会の回答は

  ①『再教育』の内容は「チームメンバーを信頼し、共同参画し、自分の考えを押し通すだけではなく、他者の考え、方法を受け入れつつ謙虚に学ぼうとする姿勢を身につけてほしい」というもの

  ②これまでの説明通り『懲戒処分』としての訓告ではないことは「明らか」

  ③労働問題とは関係ないので答えない

というのです。

これを受けて組合は6月17日付で再度要求書を送付、再度、つよく団体交渉の開催を求めました。

  1. 「訓告」の「申し渡し」は懲戒処分であることは明らか(2021年3月18日付の記事参照)でありS組合員の名誉を傷つけ、精神的な苦痛を与えたことに対して、謝罪・補償を求める。
  2. 「再教育」が信頼(関係)、共同参画と言いながら、1年4カ月もカンファレンスにも参加させなかったことについての説明と謝罪・補償を求める。
  3. S組合員の地位の確認と不利益に対する謝罪・補償を求める。

人権に深く関与することから第一種社会福祉事業に指定されている社会福祉法人。

口では、「職員と利用者のために尽くした7年だった。」などといいながら

誰も納得ができる説明をすることもく、事実を具体的に示すこともできない理由で、正当な手続きを踏むこともなく、一方的に処分したり不利益扱いしたり、ましてや組織的に排除・監視・バッシングするようなことを先導していた事実があった、認めないばかりか資力をかさに着て労働者の足元を見て棚上げにして終わらせたい。それも少額な金をチラつかせるという手法で。

私たち労働者の代表として、こんな不正は許しません。

どうか、みなさん。福祉の倫理と理念をもとに善意の労働を使命感を持って努めていることを誇りに。

コロナ禍の最前線でエセンシャルシャルワーカーの大切さや尊さがが注目されています。

その社会的地位をより、高めていくためにも。

欺瞞と偽善に立ち向かう勇気と希望をもって、私たちといっしょに声をあげましょう。

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