新聞配達ユニオンに結集しよう!
群馬合同労組のブログで既報の通り(「〇〇新聞販売店で配達アルバイトがストライキ!」https://gungoroso.org/?p=1922)、○○新聞○○店で配達アルバイトAさんが群馬合同労組に加入して、経営者の変更にともなう不当な配達部数の増加と賃下げにストライキで闘いました。その後、2回の団体交渉を通じて、会社は誠意を見せて、雇用保険・労災保険への加入を行い、就業規則の制定と雇用契約の締結、職場環境の改善へ、話し合いを進め、改善を進めています。会社も、この新型コロナウイルス感染拡大の中で折り込み広告が激減して、非常に苦しい中ですが、経営と事業の安定的な前進のためには、この問題は避けては通れないことを理解してくれました。
そして、前記のブログの記事を見て、新たに新聞配達労働者Bさんが組合に相談・加入しました。今度は〇〇新聞の××店の専業(正社員)で常配です。まったく同じように、経営者が変わったら、約束を破って、業務の増加と賃下げを行ってきたのだと言います。おまけに、これに抗議したら、払ってやるけど今月でお終いだと解雇通告されたと言います。解雇されたらもうどこでも働けなくなる、と脅しまでつけて。
群馬合同労組は、解雇されたその日のうちに組合員数名で××店に、Bさんの組合加入通告と解雇の撤回を申し入れました。××店の所長は、解雇なんてしていないと白を切りました。冗談ではありません。ちゃんとBさんが録音した証拠がありました。それを突き付けられて、所長はその場で解雇の撤回を言わざるを得ませんでした。
ユニオンは、あらためて文書で要求書を提出し、近いうちに団体交渉になるはずです。ここでもきちんとした雇用契約としっかりした労働条件・労働環境を作り出し、労働者が安心して働ける職場にしていきます。
群馬合同労組は上部団体である合同一般労働組合全国協議会・労働相談ドットコムの全国の仲間とともに、新聞配達ユニオンの結成を準備します。全国で同じように、経営者の交代による賃金と配達部数の増加、労働条件の不安定化が行われています。新型コロナウイルス感染拡大の中で、この傾向はさらに加速するでしょう。背景にはネットやスマホの普及による新聞離れ、新聞産業の構造的な危機があります。大手新聞資本が業界再編に向け、大規模なリストラにかじを切っているのです。新聞労働者が団結して、大手新聞資本と対決することが求められています。
新聞配達労働者のみなさん!ついに闘いは始まりました。黙っていたら生きていけません。私たちとともに新聞配達ユニオンに結集して、ともに闘いましょう!
不当解雇され本日から無職となりました
労働基準監督署に行って今月8日呼び出しのようです。
いっしょに闘いましょう!