中央タクシーに通告書提出、不誠実団交を許さない
中央タクシー分会の闘いは、これからが正念場。
労働委員会に勝利したが、相変わらず、組合に対する不誠実な対応が続いている。組合の闘いで、長時間労働は相当改善したものの、安全上深刻な事態が続いている。またブラック企業の実態が組合の宣伝でひろがったために、運転手を確保できず、業務がまわらない。すべてが現場にしわ寄せされる。組合が申し入れても、団交やっても、逃げて責任回避。許せない。
ということで、あらたに闘争に入ります。
通 告 書
2017年12月19日
中央タクシー株式会社
代表取締役 宇都宮 司 殿
群馬合同労働組合
執行委員長 清水彰二
当労働組合は、貴社に対して、2017年11月28日付で要求書を送付して、団体交渉の開催を要求したが、貴社は回答期限とした同年12月11日付で「団体交渉の開催について」と題した書類をファクスにて当労働組合に送付して「2017年12月31日までというご提案でございましたが、弊社としては都合がつきかねるため、恐れ入りますが下記の日程での開催をお願いいたします。」として団体交渉の期日を2018年2月7日に指定した。
しかしながら、同要求書で指摘したように、2017年5月17日に行った第8回団体交渉において、いくつかの案件について、貴社の回答を待つと確認したところ、以降、何らの回答もなく、懸案事項は放置されたままである。また今回の要求事項は埼玉営業所の閉鎖の問題、重大事故に直結する安全問題など、早急の交渉が必要な項目であり、2018年2月7日の期日指定は不誠実にすぎる。
よって、団体交渉の期限を再度2018年1月12日に指定するので、期日の調整をするように申し入れる。
この申し入れが受け入れられず、2018年1月12日までに団体交渉が開催されない場合、また、「文書での回答を団体交渉の7日前までに当組合まで送付すること」との要求が履行されない場合には、誠実団交応諾義務の違反として群馬県労働委員会への不当労働行為救済申立を行うことを通告する。
以上
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