闘えば勝てる！読売新聞足利西部店と解雇撤回の和解解決！

　2年余り解雇撤回をかけて闘ってきた読売新聞足利西部店・株式会社辰巳の新聞配達アルバイト・N組合員の闘いは、2022年9月、ついに解雇撤回の勝利和解を勝ち取りました！非正規労働者でも闘えば勝てることを示しました！

　労働委員会闘争では組合は職場復帰を譲らずに闘ってきましたが、群馬県労働委員会の命令は解雇に合理性はないと不当解雇の明快な判断を示しながら、しかし組合差別=不当労働行為とは言えないとして、解雇撤回・現職復帰の命令を出しませんでした。群馬合同労組は、この群馬県労働委員会の命令を受けて、株式会社辰巳に対して、解雇撤回と職場復帰を求めて団体交渉での解決を要求し、闘ってきました。

　交渉では残念ながら、職場復帰は実現できませんでした。裁判で闘う決意をしましたが、解雇撤回を前提とした和解の可能性について会社から再検討を提案されました。それで組合として議論して、職場復帰できなくとも会社に解雇撤回を認めさせ、納得できる水準での解決を勝ち取り、非正規労働者でも闘えば勝てることを示すのが現状でベストとの結論に至りました。闘って勝ち取った解雇撤回であることに自信と誇りがあります。今必要なのは、職場の仲間たち、全国の新聞配達労働者に闘えば勝てるということを示そうということです。この和解解決は次の闘いのスタートです。

　すべての新聞配達労働者の皆さん。おかしなこと、不当なことに泣き寝入りせずに、立ち上がりましょう！勇気をもって立ち上がること、仲間と労働組合で団結することが必要です。群馬合同労組・新聞配達ユニオンとともに闘いましょう！