特別養護老人ホーム敬愛・社会福祉法人滉洋会はパワハラの責任を取れ!

16 10月 by gungoroso

特別養護老人ホーム敬愛・社会福祉法人滉洋会はパワハラの責任を取れ!

高崎17号国道から城南大橋をわたり吉井へ。観音山を越えて最初の信号の右手ローソンの上に特別養護老人ホーム敬愛はある。

 群馬合同労組のA組合員は、3年余り高崎市旧吉井町岩崎にある特別養護老人ホーム敬愛(社会福祉法人滉洋会・江原聖洋理事長)で介護職として働いてきた。当初から、同じユニットで働くサブリーダーIGのパワハラを受けて、適応障害を起こした。家族から指摘して是正を求めたが解決せず、2020年11月には群馬合同労組から要求書を提出してパワハラをなくせと要求したところであった。

 しかし特別養護老人ホーム敬愛・社会福祉法人滉洋会が対策を行わず、問題を放置する中で、2021年7月に再びIGによるA組合員に対するパワハラが起こった。A組合員は再び適応障害を発症してフラッシュバックに苦しみ、出勤もできなくなってしまった。

 2021年9月に群馬合同労組は、問題を放置し、さらに重大なパワハラによって、A組合員を就労不能におとしめた法人とIGの謝罪を求めて、団体交渉を開いた。

 しかしながら、社会福祉法人滉洋会は、ろくな調査も行わず、「業務上の適正なやり取り」の中で起こったことだとして、謝罪を拒否した。群馬合同労組は、特別養護老人ホーム敬愛・社会福祉法人滉洋会・江原聖洋理事長を絶対に許さない。

パワハラはこうして起こった

 2021年7月の終わり、日勤のA組合員が利用者Bさんを車いすで移動させた。そこへ夜勤であるIGが出勤してきて、これを見とがめた。「なぜ車いすに乗せるんだ!誰の判断だ!?仕事に対する姿勢がなっていない!」と他の職員や利用者のいる中で罵声を浴びせたのだ。

 団体交渉の責任者であるT施設長は、調査の結果、「罵声」というほどではなかった、「業務上の適正なやり取り」の中で起こったことだとして、謝罪を拒否したのである。

 Bさんへの介護ではそれまでできるだけ車いすを使わないようにしてきたのは事実である。しかし最近ふらつきもあって危ないと、前日の会議で話になり、では車いすを使おうということになったのだった。それまでも車いすを使うことは度々あった。IGはこの会議に欠席していた。きちんとサブリーダーに伝えなかった施設の管理責任もある。

 「業務上の適正なやり取り」であるならば「なぜ、車いすに乗せるんですか?誰の判断ですか?」で答えを聞けば済むのである。近くには看護師もいた。「昨日の会議で確認したんです。聞いてませんか?」で終わる話なのだ。しかしIGは、答えを聞く気などありはしない。A組合員が気に入らないのだ。他の職員や利用者のいる前で「仕事に対する姿勢がなっていない!」と罵倒したのである。

おまけにA組合員が適応障害で休んでいる間、事態の深刻さに驚いたIGは「辞職を願い出たんだが法人から許可がでなかった」などというありもしない卑劣なデマを自分で職場に流していた。本当に許せないクズ野郎である。

責任は社会福祉法人滉洋会・江原聖洋理事長にある

 いったい団体交渉を2カ月も引き延ばして法人は何をやっていたのか?よほどしっかりした調査を行っているのかと思いきや、発言の事実の確認も行っていないていたらくなのだ。A組合員が出勤もできなくなる現実をなんだと思っているのか?関係者から、起こった事実を具体的に確認・調査をすれば、これが間違いなくパワハラであることは明らかである。

それを追及された施設長は、「一番問題なのは、Aさんが休職中にアルバイトをしていたことです」などと言いだした。あきれた施設長である。パワハラの責任を問題にしているのに、こういうことを平気で言いだす。A組合員も涙ながらに弾劾する。これは兄弟がコンビニのオーナーをやっていて、人手不足で兄弟夫婦が寝る間もなく働いているのを見かねて、報酬なしで手伝っていただけである。しかもそれはすでに話しておいたこと。そもそもA組合員はIGと法人のパワハラの被害者である。いったい、どの口が言っているのかと疑う。

人間の心を持ち合わせないT施設長

 滉洋会は社会福祉法人であり、T氏は特別養護老人ホームの施設長である。人間の心で仕事をやってもらいたい。長年にわたり、敬愛で一生懸命仕事をしてきたA組合員は、IGの心無いパワハラで働けなくなってしまった。IGのパワハラの事実、施設の調査の不備、対応のいい加減さを、組合は団交の中で暴き出した。

 しかし、パワハラではないという結論は、理事長が出したものであり、T施設長は理事長に意見を言うなど考えも及ばないようである。これもどうしようもないクズなのだ。

 群馬合同労組はIGと特別養護老人ホーム敬愛と社会福祉法人滉洋会・江原聖洋理事長を許さない。徹底的に闘う。労働者がまっとうに働いて生きていける世の中のために、労働者は団結しよう。群馬合同労組に結集しよう。

6 Comments

  1. 怒りをこらえることができないですね。
    本来であれば、Aさんに活躍をして頂きたいです。しかし、こうしたAさんのような方が、攻撃されて、打ちのめされて、適応障害で悩まされる組織ってなんだろう?と思います。

  2. コメントありがとうございます。労働者は仲間とともに闘うしかないのだと思います。がんばりましょう。

  3. 私もパワハラの中で仕事してます酷い酷すぎますが
    ただ仕事に行ぎ適当に仕事して帰るしか手立てかありません

    そんな人間はたくさんいると思います
    何もできませんががんばって!!

  4. ビラを駅などで配るべきです
    交差点の前に立ち戦うべき
    読んで許せないと思いました

    1. ありがとうございます。すでに高崎や新前橋の駅頭でビラを配布しています。一人の問題ではありません。許しません。

KR へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください