女性の労働相談と加入が続く
この数ヶ月、女性労働者の相談と加入が続いている。若いシングルマザーの相談と加入が目立つ。それに障害者など。
いずれもパワーハラスメントが伴っているのが、特徴だ。メンタルをやられて眠れなくなったり、胃腸炎を起こすパターンが多い。
多くの人が、労働基準監督署に相談し、弁護士に相談して、最後に群馬合同労組に相談してくる。弁護士が、労働組合に相談してみたら?とアドバイスしてくれたというケースもある。
労働組合としては、かなり重たいものがある。しかし、人の命や人生にかかわる問題。いい加減な対応は許されない。
ひとつひとつ、労働組合に入って、言えなかったことを会社に、上司にぶつけて、団結して闘えば、道は開けるのだということを、つかみとっていく。生きる道はそこにあるのだと、つかみとっていく。そこから、もっと広く深く、労働者全体の解放を目指した労働組合運動の必要性を訴える力、組織する力を作り出していくことだ。
手遅れになる前に、勇気を出して、組合に相談してほしい。痛みつけられ、取り返しのつかない状況になる前に。キズが深くなると、会社をやめる選択肢しか残らない。しかし必要なのは、そうなる前に、仲間と団結して、職場を変え、社会を変え、労働運動を変えることだ。そういう流れをつくれれば、労働運動は社会を変革する大きな機関車になることができる。
自分の思いを聞いてもらうこと、いっしょに悩んで考えてもらうこと。労働者にはまずこれが大事なこと。
最初に相談に来るときの顔つきと、組合に加入して要求書を会社に出すと決心したあとの顔つきは、明らかに違っている。
勇気を出して、労働組合の一員として、会社と闘うということ。ここに社会を労働者が変える力がある。悩まずに、相談してください。
相談無料。電話は出られないときもありますが、何度かかけてみてください。
メールの相談も歓迎です。
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