すべての要求項目で画期的勝利!中央タクシー第8回団交

5月17日、群馬県労働委員会の救済命令後はじめての中央タクシーとの第8回団体交渉が行われた。組合からは分会3名を先頭に10名の参加でのぞみ、会社からはいつもの宇都宮司社長、河野総務部長、山本群馬営業所長、そして今回、社労士のT氏が出席した。

要求書項目は以下の5つ。

①これまでの団体交渉及び労働委員会の審問等において、労働時間の算定の会社側の算定は如何なるものか説明不足は否めない。具体的な勤務日を例に説明すること

②2017年4月11日に組合員に対して支払われた未払い賃金について、命令外の賞与不支給分について、同様に遅延損害金の年利6%分を支払うこと

③不当労働行為救済命令履行について、命令書記載の文書(命令書2ページ)を直ちに当組合に交付すること

④空港便乗車される顧客の荷物料金について、乗務員の主観によるものでなく、寸法等の明確な判断基準を定めること

⑤先般、群馬営業所内喫煙場所が敷地内の旧コンビニ店舗脇に移動されたが、防火の観点から再検討を求める。

 

結論的にいうと労働委員会の勝利、それによるカットされた手当・賞与の支払い、川谷内分会長の1年10ヶ月ぶりの運転業務復帰、さらに「割増賃金等請求裁判」などあらたな闘いの開始という中で、すべての要求項目において、画期的勝利を勝ちとることができた。完全に会社のこれまでのブラックなやり方をぶっとばしたことを実感する団体交渉となった。

社労士が同席したことに象徴されるように、会社は労働委員会に負け、裁判でも負けは確実という中で、これまでの固定残業代制度で労働時間管理もインチキをやり、残業代を払わないというやり方を転換せざるをえなくなった。したがって①の労働時間の算定方法についても、組合の現場からの具体的な追及に対して、グーのねも出ない。組合は、会社が耳をかさなくても裁判で決着つけるというハラがあるから、完全に高見にたっている。会社は休憩時間と労働時間の考え方について再検討をせざるをえなくなった。

③と⑤については、団交の前に決着つけてしまった。

②と④についても、社長のかたくなな態度に組合員の怒りが激しく叩きつけられ、結局組合の要求が通る結果となった。

宇都宮司社長はこれまで通り、強がってみせるが、ボロボロ感はいなめない。途中で、いつものように柴崎副分会長を挑発するが、じゃまだから二人外に出てやってくれといわれると、二人で本当に出て行ってしまい、みんなの失笑をかう始末。

群馬合同労組は、勝利にあまんじているわけにはいかない。職場と労働運動に責任をとるにたる労働組合に飛躍しなくてはいけない。みなさん、団結してがんばろう!

 

 

以下は、団交の議事録ダイジェスト。

 

 

清水  じゃあえーとですね、冒頭ちょっと、あの、3月27日に労働委員会のえー命令が出ましたので、まあちょっとそれについての会社のね、見解なりコメントをいただきたいかなぁと

宇都宮 いや、書面で出したとおり

清水  あのー、謝罪する気はないんでしょうか?

宇都宮 書面に出したとおりです

清水  書面には謝罪のことばはないんですよね?

川谷内 …命令を履行したんであれば、あの当然のことでしょ…謝罪はないんですか?

宇都宮 書面の通りです

清水  あの、これ文書が遅れましたよね?

宇都宮 まぁ少し遅れましたかもしれません。それは申し訳なかったです。

清水  うん。えーとあとね、要求書の中でも、うーん、これまでのような短時間ではなく、えー、十分な、十分に時間をとって、真摯な姿勢を示されたいと、いうことで、冒頭書いてあるわけですけれど、これも、まぁ今回も相変わらずのね、11時から12時、ずーっといってますよね?団交の中でも、もうちょっと時間をとってくださいよと、時間になって、はい時間ですって、逃げるようにね、席を立つというのはどうですかと?

柴崎  誠意のかけらもねいよね?あやまることもできない。こちらの要求、一切何も飲まない、そんな対応していて大丈夫?

清水  その点についてはあらためるつもりはないんですか?

宇都宮 まぁ特にないです

清水  ふっ、特にないですって

川谷内 時間がないっていうんであれば事前に書面を出したりしてやり取りすることもできないんですか?

宇都宮 特に、まぁ、従来通りで

都丸  その件についてね、群馬県労働委員会がね、命令書の中でこういうこと書いてるんです。「しかし文書での回答は一度もなく無責任な対応に終始している」。社労士の方、これ、読んでいます?

社労士 はい

都丸  読んでます。みんなこれ知っていることですね?で、今回回答も一度もないでしょ?時間は1時間しか…

清水  それで今日社労士さん、来てもらっているんですけども

社労士 はい

清水  その辺の意図は?どういうことですか?

社労士 今後ですね…

清水  あ会社から一応うかがって

社労士 …今日これはじめて拝見しまして、その意味で

都丸  今日?今日の何時ですかね?

社労士 今日の車んなかですから、10時頃?

都丸  車の中で初めて見た?

社労士 はい

都丸  ちゃんと全部読みました?

社労士 まぁ読ませていただきました。読ませていただいて今日来ています

都丸  準備不足じゃあないんかなぁそんなんじゃあ

社労士 それは申し訳ない

都丸  これは大切なものなんだよ

柴崎  社労士がわるいわけじゃあない、ねぇ、社長がねぇ前もって出すべきですよね

清水  まずは会社から、社長からきいて。うん、今日社労士さんに出てもらった真意はどういうことなんですか?

宇都宮 特にそんな深い意味はないです

(笑い声)

社労士 解決に向けてですね、少しでも微力ですがお役に立てればということで

清水  ずっと会社の社労士さんですか?

社労士 そうではないです。この2ヶ月程度です。

清水  あ、そうなんですか

柴崎  前の社労士さんどうしたんですか?逃げられちゃったんですか?

社労士 その社労士の、まぁなんと言うんでしょうか、節度がなかった部分があったのかもしれないと思うんですよね、対応に関しては

柴崎  金もうけして逃げちゃったんですね?

清水  おんなじ事務所の方?

社労士 ではもちろんないです

清水  じゃなくて。じゃあ社労士が変わったということ?

社労士 まだ正式には変わっておりませんけど。そういうことでよろしいでしょうか

都丸  前の社労士は節度がなかった?

社労士 足りなかった。ここまで問題が大きくなってしまっておりますので、そこは少し足りなかったのかなと、私は個人的に思っておりますはい

清水  社長の見解は?

宇都宮 いっしょです

清水  そういうこと?社労士を変えたわけですか?

宇都宮 まぁ、社労士さんが、変わったんですね

(笑い声)

清水  勝手に変わったんですか?

河野  休憩をしていたと…

川谷内 この時間というのは国際線でしょ?到着しているときにあの国際ターミナルに移動しますよね?その前に会社から電話もあると。これだって1時間ぐらい差がありますよね、それは最低でもおかしいでしょ?

河野  1時間くらいっていうのは?

川谷内 たとえばあの到着して

河野  国際線だとは限らないですよね?

川谷内 国際線ですよ24時につくなんて

河野  ねぇ

川谷内 あなた国内線しまってるでしょ?

河野  こんなに駐車場入ってないでしょ?

川谷内 入ってないから、その駐車場入ってないですよ。つばさ公園いけっていうんでしょ?路上駐車させているんでしょ?なんで休憩なんですか?車両からはなれられないじゃないですか?書けというから休憩って書いているけども車両の中にずっと閉じ込められているんですよ!で電話ももたされている。しかもここにむかうには会社から連絡が来るわけでしょ?40分なり1時間なり。それなんで休憩時間なんですか?おかしいでしょ?

柴崎  それ労働時間じゃん

川谷内 車両からはなれられないんですよ

都丸  休憩時間というのはどういうことをいうんですか?休憩時間というのは?司法の判断です。司法の判断、どう休憩時間のことをいっていますか?勝手な、会社側決めてもこれ休憩時間にならない。司法の判断があるから。最高裁もあるし、判例とかあるから。そういうのにのっとれば休憩時間にはならないんだよ、休憩にしたいんだけど。それ全部認められませんねとカットされちゃうよこんなの、これは休憩じゃないよって

川谷内 その見解どうなんですか?あの特に羽田出してありますけども、成田でも全社員が入れるような休憩所ないでしょ?待機しているの。せいぜい4~5台でしょ。まだあるからいいですよ。あいていれば。羽田ないんですから。つばさ公園指定していますよね?路上駐車でしょ?車放置できないでしょ?自由にならないじゃないですか?

都丸  意外と婦人警察官がステッカーを貼っていきますよ、駐車禁止、駐車違反。3回はパトカーがまわってきますよ。

川谷内 だから仕方ないからね、比較的警察がまわってこないようなところで身体を休めなくちゃいけないですから、安全にかかわることですから。

都丸  中にいなければ駐車違反になっちゃうんだよ

川谷内 でどこもいけないんですよ

都丸  現場のことを知らなすぎるんだよ

川谷内 これを休憩時間だと言い張るのはおかしいですよと

都丸  そんなことちょっと見ればわかることなんだけどなぁ

川谷内 おかしくないですか?

宇都宮 まぁ運行がいったんお客様をお送りして、それからまた次のお客様をお迎えに行く、まぁその間の時間というのは基本的に、そんなにお客様が目の前にいて拘束されているわけではありませんので、そういう意味で

川谷内 お客様の拘束っていいますよね、前にも。それはわかるんですよ。ただ休憩時間というのは、あの会社の指揮命令下に入っているわけ、これ。ちがうんじゃないですか?ということ。

宇都宮 特に待機中に指揮命令することはないですよ

川谷内 あるでしょ?電話が出なければ、これ例えば、これ定時で、…ないからわかんないけど、定時で出れればいいですよ、自分の予定したお客様来れば、来てそれで出れればいいですよ、例えば延着があるわけでしょ?1時間なり。1月であれば、冬場ですよね、ヨーロッパから来れば、この時間ヨーロッパかもしれないですよ、くれば、1時間早着した延着したあるでしょ?現実問題

宇都宮 ありますね

川谷内 そうすると乗りかわりしなくちゃいけないわけですよ。次の人に渡したりとか、そういうので本社に連絡したりとかあるいはね人数をねドライバーどおしで確認しながら現場でやっているんですよ。この止まっている間に。ね!労働時間じゃないんですか?お客様から解放されているじゃないですか?だからそのお客様から解放されているという基準がちがうの。会社の指揮命令下に入っているかどうかが基準ではないですか?

川谷内 1月2日で、19時25分から上里下り、20時45分まで休憩だという話ですよね?でこの間、例えば連絡受けるのは確実なのは40分前には電話かかってくるとか、あの、三芳これから出ますよということで、そうすると連絡かかった飛行機の遅れとか渋滞とかあるから必ずその時間40分前とは限らないんだけれども、だいたい少なくとも1時間くらいは連絡が来るわけですよ。確実に。お客様から拘束されている時間ではないですか?お客様来るという連絡ですから。社長の話でもそうでしょ?で上里サービスエリアですよ、いなくてはいけないんですよ、それまでに。だからもたもたしていられないんですよね。そこで待機しなくてはいけないんですから。そこから動けない。少なくとも。交通事情によっては早く来る、遅く来るというのもありますよね当然。それ考えるとこれ全部おかしくないですか?

清水  これ、この数字で計算しているってことなの?会社は

宇都宮 そうですね。そういう感じですね。

清水  こういう感じ?これはなに、最近はちゃんと休憩時間を記録しているってことですか?

宇都宮 そうですね

清水  それはいつからはじめたんですか?

宇都宮 それはまぁ、一月ぐらいまえかな

清水  労働委員会命令が出てから?

宇都宮 換算の仕方を変えたのは。換算の仕方というか、フォーマットをね

清水  ふーん。ああ、それで社労士さん新しく

宇都宮 いやそれは

社労士 少しばかりはいっしょにお話を聞きましたけど

清水  これだけど1月の例はあれだよね、1ヶ月、前のそういう管理をする前の話だっていうことね?

宇都宮 管理をする前というか、こういう管理をするという

清水  見てない、なにそれ。ふーん。これについてあの、まぁ裁判もありますけども、こういう考え方で全部会社は主張するってことね?

宇都宮 今回こういうふうに主張していますね。

須永  日にちが15だから、かかわっているんだ

清水  あー2015年かこれ。2015年のやつねこれ。

須永  だから裁判にかかわっているわけですよね

清水  これも2015年?

川谷内 2015年

清水  2015年ね…まぁ会社はそのように主張するということね。だけどまぁ…

須永  だけどこのフォーマット使うと要するにこのあいだで全然給料がちがってきちゃうんじゃないの?2015年から今までの間で。

清水  だから今後はあれでしょ?あのー、いままでのやり方ではダメだというのは、それ社長わかっている訳でしょ?

須永  そういうことだよね、2015年からやっているということは

宇都宮 まぁだからいまフォーマットをかえてやってますよ

清水  うん。残業代の計算も稼働手当っていう固定手当、固定残業代制度をやるにしても、実労働時間がそれを上回るようであれば残業代、時間外労働、深夜労働手当等々、適正に支払うということになりますよね?まぁその辺についてのフォーマットをね作ってるっていうことでいいわけですよね?

宇都宮 まぁそうですよね

須永  2015年だものね。今のではないものね。

清水  であとそれは、そのね、実労働時間なのか休憩時間なのかについての、そのね、考え方が大いに問題があるということですよね?今の話の中で明らかになったとおり、えー、まぁ、会社も裁判もあるし、まぁつくってスタートさせたところだというわけですから、まぁちょっとその実態、実態についても、今の話を念頭において、もう一回検討してもらって、じゃないとまた裁判でってことになっちゃいますからね。うん。このままではいきませんよっていうことですよ。いいですか?こっちはいい?

川谷内 全部休憩時間にされるといい仕事できないですよ?洗車もできないし。

柴崎  じゃあおれ洗車もしないよ、掃除もしないし。みんないってるよ

川谷内 …がワックスかけてくれるとかさ、最終的に会社判断するけども、用事あっても時間がなくてできないんです。お客様サービスっていいますけども、それができないんですよ。

群馬バスは組合員を差別するな!

群馬バスに対して新たな要求書を提出しました。

すでにブログに書いたとおり、5月9日付で、群馬県労働委員会に対してM分会長の解雇を撤回するよう群馬県労働委員会に救済命令の申立をしました。

群馬バスは、O組合員に対して、休日労働をさせないようにして、賃金の減額を行なってきました。

しかもそれを組合が要求した休日の振替を明確にしろという要求を逆手にとって。

誤解の余地はありませんが、組合は多数の要求項目のひとつとして、この要求をしたのであって、賃金の減額は許さないということは、はっきりと会社に伝えています。これをあえて無視して、組合からの抗議も無視して、このO組合員への差別的な取扱いを行ってきました。

さらに会社とユニオンショップをむすぶ群馬バス労働組合の某役員は「会社に残りたければ、Oと話をするな」といってまわっているとのこと。とんでもないことです。

これまでどれだけの労働者がくやしい思いを胸に群馬バスを去って行ったことでしょう。

泣き寝入りは終わりです。

群馬合同労組は群馬バス分会の仲間と団結して、必ず勝利します。みなさん、ともにたち上がりましょう!

 

 

2017年5月23日

 

〒370-0073 高崎市緑町三丁目2番地3

株式会社群馬バス

代表取締役  大島義一郎 様

代理人 たかさき法律事務所 長井友之様・中島俊太朗様・飯野豪様

 

 

群馬合同労働組合

執行委員長  清水彰二

連絡先

〒370-0035 群馬県高崎市柴崎町60-2

TEL 090-9016-0272

FAX 027-352-5760

 

要 求 書

 

下記の通り要求しますので、5月中に日程を調整の上、早急に団体交渉を開催されたい。

 

 

Oに対して、休日勤務の減少、それにともなう賃金の減少が行われているので、即刻差別的な不利益取扱いをやめること。

 

2017年5月21日の勤務に関する榛名営業所配車表において、Oに対してのみ、「徒歩出勤又は6:45出勤」と指定がされた。ヒルクライムの車両規制と関連していることは理解しているが、Oのみに対して、特別にこのような指定がなされたことについて、謝罪すること。

 

以上

中央タクシーが労働委員会命令にしたがって文書を組合に交付。今頃。

 

昨日5月12日、配達証明で、中央タクシー(株)宇都宮司代表取締役から、不当労働行為をくり返さないという誓約の文書(写真上)が届きました。3月27日に交付された群馬県労働委員会の救済命令の主文第3項として、命令されていたものです。しかしこの第3項は、「本命令書受領の日から1週間以内に」交付せよと記載されているにもかかわらず、5月の10日付で12日に届きました。

どういうこと?何を考えている?

5月17日には、救済命令後、はじめての団体交渉が開かれます。組合は、今までのような1時間しか時間をとらず、時間になったら逃げ帰るような不誠実な交渉はあらためるように要求しましたが、相変わらず11時開始で12時終了で逃げ帰るという設定になっています。まだまだ闘いは続きそうです。

 

要求書

2017年4月14日

長野県長野市若穂保科日向休場265
中央タクシー株式会社
代表取締役 宇都宮 司 殿

群馬合同労働組合
執行委員長 清水彰二
TEL090-9016-0272
FAX027-352-5760
 

下記の要求項目について、事前に書面にて回答した上で、団体交渉の開催を要求する。
また、本要求書に対する回答を2017年4月20日までに当組合まで連絡されたい。労働時間に関する重要なものであり、これまでのような短時間ではなく、宇都宮社長出席の元で充分に時間をとって真摯な姿勢を示されたい。

また、事前に下記項目を書面にて回答すること

  1. これまでの団体交渉及び労働委員会の審問等において、労働時間の算定の会社側の算定は如何なるものか説明不足は否めない。具体的な勤務日を例に説明すること

 

  1. 2017年4月11日に組合員に対して支払われた未払い賃金について、命令外の賞与不支給分について、同様に遅延損害金の年利6%分を支払うこと

 

  1. 不当労働行為救済命令履行について、命令書記載の文書(命令書2ページ)を直ちに当組合に交付すること

 

  1. 空港便乗車される顧客の荷物料金について、乗務員の主観によるものでなく、寸法等の明確な判断基準を定めること

 

  1. 先般、群馬営業所内喫煙場所が敷地内の旧コンビニ店舗脇に移動されたが、防火の観点から再検討を求める。

以上

解雇撤回へ、群馬バスを群馬県労働委員会に訴える!

5月9日、群馬合同労組は、M群馬バス分会長の解雇撤回を求めて、群馬県労働委員会に救済命令の申立をしました。群馬合同労組は組合つぶしの不当解雇を許しません。昨年12月のホテル1Cの勝利命令、3月の中央タクシーの勝利命令に続いて、必ずや勝利します。

今年3月10日、早朝5時50分の出勤時にM分会長が引っかかったアルコール濃度の数字は0.094でした。数十分後には0になりました。道路交通法では、「酒気帯び運転」として0.15~0.25(違反点数13点)と0.25以上(違反点数25点)を規定しています。群馬バスの検知器は、0.05以下は0になるとのことです。

群馬バスの規程では、0.15以上は懲戒解雇、0.15未満は7日以内の停職となっています。規定通りでいけば、M分会長は停職です。ところが、2015年(平成25年)5月31日付大島義一郎社長名の『達示』(たっし)というのがあって、そのただし書きに「前項の点呼で呼気中のアルコール濃度が0.15未満の場合は当該者を聴聞し、その内容により7日以内の停職とする。但し、勤務時間前8時間以内に飲酒した場合、または2年以内に飲酒による懲戒を受けている場合は本項での扱いではなく同項の懲戒の種類で処分する」というのがあります。3月10日の会社の事情聴取の際にM分会長がいった話を8時間以内の飲酒と決めつけて、これを根拠にM分会長を一発で解雇したわけです。

この規程について、組合としては、周知の仕方としておおいに問題があると認識しています。3月27日に行った第2回団体交渉においても、この点について組合が指摘をすると、会社は明確にM分会長に8時間以内の飲酒がわかれば解雇だと説明したと明言できませんでした。組合が『達示』の規程、表現の仕方にも、おおいに問題があって、要するに普通の人が読んでもわからない。日本語とは思えない、辞書にも出ていないことばが使われていたりする。会社は、家族にも、協力を要請する手紙を出していると、逃げようとしました。しかし、これも内容を確認すると、昨年9月28日付で「ご家族の皆様へ」と題された大島社長名の文書のことで、「勤務前日の飲酒は、翌日にのこらないように皆様方のご協力をお願いする」と書いてあるだけのものでした。まるで話にもなりません。

だいたい飲んだアルコールの分解については、一人一人、また体調によってまるで違うのであって、「勤務時間前8時間は飲酒を厳禁」というのは、日本バス協会が、「飲酒運転防止対策マニュアル」で事業者に対して、周知徹底をはかるよう指示しているものにすぎません。それだってあわせて「飲酒後8時間を経過すればアルコール血中濃度が必ず平常値に戻るものではないことの指導を徹底する」ように続けています。

こんなことで、鬼の首をとったかのように、「就業規則にてらして解雇」などという会社はありません。会社によっては、簡易アルコール検知器を各ドライバーに貸し出している会社だってあります。そうでなければ酒気帯び運転で出勤することにもなりかねません。要するにこのM分会長の解雇は組合つぶしの不当労働行為だということです。

実際、群馬バスはこのただし書きの「勤務時間前8時間以内に飲酒した場合、または2年以内に飲酒による懲戒を受けている場合」の扱いについて、決して機械的に厳密に適用してきたわけではないということです。第2回団体交渉で『達示』というのは例外なく適用しているのかと組合に聞かれて、御園生専務は間違いないと回答しました。しかしこれはウソです。現に過去のこの2年の処分の記録について、人数を回答するだけで内容的なことは一切答えませんでした。群馬合同労組は、労働委員会でこのウソをあばいて、解雇を撤回させてみせます。

また、群馬合同労組は、群馬バスに対して、未払い賃金の存在を明らかにして、会社に支払わせようと団体交渉でも要求してきました。しかしながら、うまくいきませんでした。相変わらず会社のやり方は、まずいものはかくすというやり方です。しかしはっきりしたのは、問題のねっこは、待機時間=「中休(ちゅうきゅう)」であるということです。群馬バスでは、待機時間=「中休」は基本的には休憩時間・無給だとしたうえで、実際には明らかに無理があるので、待機時間=「中休」を2分の1にする労働時間計算、賃金計算をしているのです。

5月1日から群馬バスはダイヤを改定しました。全体的な検討はこれからですが、組合員からは待機時間=「中休」が長くなったと報告がありました。群馬バスのやり方だと、待機時間・「中休時間」がふえて、拘束時間がふえても、賃金がふえないということです。こうした状況を支えているのが会社とユニオンショップ協定を結ぶ群馬バス労働組合です。

いま全国のバス労働者はこの会社・資本の悪ノリで、どんどん長時間・低賃金の地獄に引きずり込まれています。群馬合同労組は、群馬バス分会の仲間とともに、この待機時間のただ働きについても、闘いを開始します。また分会の仲間に対する新たな不当労働行為も許しません。群馬バスの運転手のみなさん、すべての労働者のみなさん、群馬合同労組に入り、力をあわせてともにたち上がりましょう!

メーデー・アピール 戦争放火者はトランブと安倍!労働者の国際連帯で戦争とめよう! 職場から闘いと団結を!

 

 

戦争放火者はトランブと安倍!労働者の国際連帯で戦争とめよう!

職場から闘いと団結を!

 

戦争絶対反対!
共謀罪許さない!

戦争の危機がせまっています。「ミサイルがとんできたときはこうしなさい」などという戦時指示が、安倍政権によって日常と職場に入り込んできました。戦争反対する人は「非国民」扱いされる共謀罪がつくられようとしています。

トランプと安倍こそ
戦争放火者

はっきりさせなくてはいけないのは、戦争の火種をまいているのはアメリカ・トランプ政権だということです。北朝鮮ではありません。実際にトランプは突然シリアに巡航ミサイルを打ち込み、大量破壊兵器・大規模爆風爆弾をアフガニスタンに打ち込んだではありませんか。北朝鮮・キム・ジョンウンを殺す「斬首作戦」をやろうとしています。そこでは核先制攻撃も排除されていません。
そんなトランプに絶対的な支持をあたえて、憲法9条もふっとばして、戦争に参加しようとしているのが安倍晋三です。

労働者の国際的な団結で
戦争をとめよう!

アメリカで、韓国で、中国や北朝鮮でも、労働者は、労働者が人間らしく生きられる世の中をつくりたいと必死で権力・資本と闘っています。
今、アメリカでもヨーロッパでも、自国第一主義をかかげて、排外主義的な動きが強まっています。民営化と規制緩和を出発点にした新自由主義とグローバリズムが、世界中の労働者・農漁民・自営業者などの生活と労働、地域社会を破壊しました。「左翼」はこの新自由主義・グローバリズムと闘わず、むしろ共犯者となり、労働者民衆の信頼を失っています。ファシズムは、この資本主義が押しつけた民衆の貧困を、他国と他民族のせいになすりつけて、排外主義と差別主義をあおります。労働者の階級的な団結がなければ、貧困に対する怒りが戦争に向かいます。
1930年代世界大恐慌が猛威をふるい、世界中で労働者がたち上がり、それをファシズムがたたきつぶしていった時代、第2次世界大戦へと突入していった時代とと重なります。その時にファシズムがかかげたのが、失業の解決であり、自国第一主義・民族排外主義でした。

今こそ職場に団結と
労働組合を取り戻そう!

今こそ労働組合が、労働者の根源的な力を信頼し、真っ向から闘いと団結を呼びかけて、職場からの闘いを組織すべきです。闘うべき課題も問題も山ほどあり、問われているのは闘いをよびかける労働組合です。
国鉄闘争は1987年の国家による労働運動絶滅攻撃・国鉄分割民営化と闘い、30年勝利してきました。ここに労働組合の進む道があります。労働組合の総力を結集して、解雇撤回=JR復帰、動労総連合の組織拡大をともに実現しましょう。

1年10ヶ月の不当労働行為に勝利した中央タクシー分会

2015年6月の労働相談・組合加入以来、ブラック企業中央タクシーと不屈に闘ってきた群馬合同労組中央タクシー分会は、今年3月27日、ついに群馬県労働委員会で不当労働行為救済の勝利命令交付を勝ちとり、毎月8万円の手当の減額、賞与の減額・不支給、分会長の運転業務はずしのすべての問題に勝利することができました。
固定残業代制度の悪用による、過労死も出るような地獄労働、パワハラ、差別配車…これに対して、声をあげ、会社の組合つぶしと真っ向から渡りあってきました。3度のストライキを軸に、上司や本社への度重なる抗議行動、労働基準監督署への違反申告、団体交渉闘争、順法闘争、労働委員会、裁判闘争などなどありとあらゆる闘いをやりました。そしてついに不当労働行為を打ち破り勝利したのです。
大事なことは、組合員の怒りと力に依拠して闘ってきたことです。労働運動の基本は労働者の根本的な自己解放の力です。労働組合がこれを共有し引き出す闘争方針が求められています。
さらに国鉄闘争と一体で闘ってきたことです。ブラック企業の中で絶望から声をあげるのは、人生をかけた決断をせまります。この時に労働組合は少数であろうとも、原則的に不退転で団結して闘えば必ず勝利できるという希望が必要なのです。国鉄闘争こそは新自由主義・グローバリズムの30年にさえ、労働組合は勝利できることを証明してきたし、労働者の生きざまを示してきました。困難に直面したとき、分会はたえずこの地平に立って、乗りこえ勝利することができました。

群馬バスの組合つぶし=
分会長不当解雇許さない!

中央タクシー分会に続けと昨年夏にたち上がった群馬バス分会。群馬バスは3月15日、取るに足りないアルコール検知を理由に分会長を一発解雇しました。群馬合同労組は不当解雇撤回の闘いに入りました。
待機時間を半分に計算する労働時間管理で、自分の労働時間も残業代も計算もできない、そういう状況でやはり長時間拘束、低賃金の生活破壊が労働者をおそっています。2015年夏の正社員化にともなって賃金が平均で2万~2万5千円も減収になっています。
こうした現実は全国のバス労働者、運輸労働者がおかれた共通の問題です。職場で一人になりながらがんばる仲間とともに必ず勝利します。
みなさんのご支援をお願いします。そしてともに闘いましょう!