中央タクシー宇都宮司社長、証人尋問でノックアウト

中央タクシー宇都宮司社長、証人尋問でノックアウト

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本日10月31日中央タクシーの不当労働行為救済命令を求める群馬県労働委員会の第2回審問が開かれ、たくさんの仲間が傍聴に結集する中、宇都宮司社長の証人尋問が行われた。これに先立ち、10月28日付で前橋地方裁判所に対して、組合員3名を原告とし、中央タクシーを被告とする割増賃金等請求の提訴が行われた。10月23日の3回目のストライキ闘争・デモ、提訴、そして宇都宮社長の嘘をあばき、ギタギタにした証人尋問。次々とブラック企業・中央タクシーに対する怒りの痛打があびせかけられた。もはや宇都宮司社長はノックアウト寸前だ。まだまだこんなものでは終わらない。覚悟してもらう。

10月3日の第一回審問での組合員3名の証人尋問では、堂々と怒りに燃えて、会社のデタラメなウソを暴き、弾劾する証言が勝ちとられた。

その地平を見すえられず、何の修正も、ウソの取りつくろいもできないまま、当初のデタラメな主張を繰り返すことしかできない宇都宮司。最初から小さな声で、眉間にしわを寄せ、目を閉じたまま、覚えてきたことをことばにすることだけに意識を集中している。主尋問は持ち時間の40分にみたさずに終了。

組合からの反対尋問は持ち時間の40分を大きくこえて、70分くらいだっただろうか。それでも時間が足りず、審査委員長の指示をうけて、やむなく急ぎ足で終了。宇都宮社長は最後は下を向いてしどろもどろだった。

結論的にいって、川谷内分会長を乗務から外した理由、柴崎・都丸組合員の「稼働手当」を毎月8万円近く減額した根拠、賞与を減額した根拠、いずれもウソとインチキだということを暴ききった。そもそも矛盾だらけ、間違いだらけなのだから、いかんともしがたい。

中でも社長たる宇都宮司が、変形労働時間制や、労働基準法第108条にかかわる賃金台帳などに関して、驚くべき無知、無理解をさらけ出した。開いた口がふさがらない、という状態だった。

次回は12月12日(月)10時から第3回審問で結審を迎える。今回の証人尋問を経て、群馬合同労組は勝利の確信を手にした。必ずや川谷内さんを乗務に戻し、二人の「稼働手当」、3人の賞与の減額分を支払わせる。その地平を全国に拡大して勝利する。すべてのみなさん、ともに闘おう。11・6日比谷での全国労働者総決起集会に結集しよう。

韓国でパククネ打倒の全民衆総決起、火蓋切る!

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韓国でパククネ大統領打倒の闘いが爆発している。闘う労働組合・民主労総が先頭に立っている。大統領を打倒し、労働者が自分たちの力を自覚し、社会の主人公として躍り出る。11月6日にはこの渦中で、訪日団が全国労働者総決起集会に参加、翌週11月12日のソウルの民衆総決起闘争に動労千葉を先頭に日本の訪韓団が参加する。群馬合同労組からも4名の仲間が訪韓しともに闘う。ものすごい闘いになろうとしている。韓国の労働者民衆との連帯をかけて11・6日比谷での全国労働者宗家喜集会にみんな集まろう!

  • パククネ打倒の全民衆総決起、火蓋切る!

10月29日、民主労総を中心とする民衆総決起闘争本部が主催する「集まろう!怒ろう!下がれパククネ市民行動」の大集会が、午後6時からソウル市内の清渓(チョンゲ)広場で開かれた。主催者が想定した1万人をはるかに超える労働者・学生・市民が集まり、集会開始時には2万人、デモ出発時には3万人を超えた。立錐の余地もない広場に入れなかった人が何千人も周囲にあふれた。「パククネは退陣しろ!」「君たちは孤立した。国民が包囲した!」と叫んで行進するデモ隊の迫力におびえた警察は、予定されていたデモコースを途中で塞いだ。怒った民衆は光化門方向に進路を変えて進撃、機動隊の壁と激突して肉弾戦で押しまくり、闘いは夜11時まで続いた。

  • 民主労総「11・12、100万人の大決起でパククネ打倒」を呼びかけ

集会にはストライキ中の鉄道労組を先頭に民主労総組合員が大挙して参加した。行動は全国でも組織された。公共運輸労組の全北バス支部はバスの正面や車内にスローガンを貼り付け、3分間の警笛を鳴らす闘いに立った。公務員労組、全教組など各労組の時局宣言も相次いだ。金属労組は「パククネ下野闘争緊急指示1号、同2号」を発して、大々的な反政府闘争への突入と11・12ソウル民衆総決起への大結集を号令した。

鉄道労組はこの日、「時局宣言」を発表し、「私たちの闘争は、私たちの社会を支配してきたすべての偽りと迷信との闘いである。私たちには新しい大韓民国が待っている」と、社会を変えるゼネストをさらに貫徹すると宣言した。チェジョンジン民主労総委員長代行は「国民はトカゲのしっぽ切りではなく、パククネの責任を問うている」「サード配置を撤回し、セウォル号の真相を究明し、財閥のためではなく労働者・農民のための政治をしろというのが国民の命令だ」と演説、「11月12日、100万人の鬨(とき)の声を集めてパククネ大統領を引きずりおろそう」と呼びかけた。

韓国のメディアは、ソウルの集会に参加した75歳の高齢者の「これまでパククネを支持してきたが、もうやめる。今、眠ることもできない」という声を伝えている。「チェスンシルによる国政壟断」の衝撃は、今や韓国5千万民衆のすべてを突き動かしている。

 

  • 韓国全土の大学で怒り爆発、「時局宣言」が40大学に拡大

「チェスンシル・ゲート」への怒りは、何よりも、「ヘル(地獄)朝鮮」という現実にたたき込まれ、未来を奪われてきた青年・学生たちの中で最も激しく、根底的に燃え上がっている。総学生会によりパククネの退陣を求める時局宣言が行われた大学は、26~28日の3日間だけでも全国40校以上にのぼった。この間激しく闘いが展開された梨花女子大学や、パククネの母校である西江大学を先頭に、成均館大学、ソウル大学、延世大学、高麗大学、漢陽大学、韓国外語大学、釜山大学、済州大学などの名前があがっている。さらに、「時局宣言を実際の行動につなげてこそパククネを倒す闘いの力を得られる」(建国大)、「韓国の近現代史において、学生は一貫して声を上げ、社会を変えるために重要な役割を果たしてきました。力を集めよう。大学生から始めて、今のこの社会を変えていこう!」(延世大)とあるように、各大学における「宣言」は、言葉の上での糾弾にとどまらず、韓国学生運動の誇り高い歴史を踏まえた行動の呼びかけそのものとして発せられている。(写真下は28日ソウル大の時局宣言発表)

10代の高校生・中学生たちも街頭に飛び出し、怒りを共有している。ソウルでは29日、青少年169人が「パククネが滅ぼした民主主義を、青少年がよみがえらせよう!」というスローガンのもとに時局宣言を行った。

(民主労総ゼネスト情報(2016年10月30日))

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(以下は須永副委員長が翻訳した記事)

民主労総「労働と世界」

 

下野政局初の週末のろうそく集会、労働者が先頭に立つ 鉄道、バスなど、民主労総所属の組合員下野闘争に突入、 11/2日、非常時局会議の開催

全国で’朴槿恵(パク・グンヘ)下野’を叫ぶ集会が相次いでいる。 ソウルでも今日18時に清渓(チョンゲ)広場に市民ろうそくが集まる。 集会を主催する民衆総決起闘争本部は、どれほど多くの市民たちが出るか予想していない中、期待感が高まっている。 集会の時間が近づくと各種ポータルには’ろうそく集会’、’清渓(チョンゲ)広場’がリアルタイム検索語順位の上位を記録している。

-鉄道など、スト労働者たちが共にする下野闘争

全国で民主労総所属の労働者らが下野行動に先頭に立っており、目を引く。 公共運輸労組、全羅北道地域バス支部は今日3分間バス、クラクションを鳴らすデモを行うことにした。 スト中の鉄道労働者たちもろうそく集会に出席することにした。 特に釜山(プサン)の鉄道労組の組合員たちは街頭行進を通じて集会に参加することにしてソウルでは2千人を超える組合員たちが、市民とともにろうそくを手にする。 また、他のストの事業所である甲乙オート労働者らも、集団上京中だ。

-民主労総の組織下野闘争に結集

公務員、教師、鉄道労働者たちの時局宣言も相次いで金属労組現代(ヒョンデ)自動車支部も代議員一同の名義で時局宣言を発表した。 金属労組は’朴槿恵(パク・グンヘ)下野闘争緊急指針1号’を発動し、下野闘争に総力集中して12日、総決起に大挙集結することにした。 金属労組は今後、緊急指針2号も発表し、大々的な対政府闘争を決議している。 全羅北道では、非常時局会議結成に向けた代表者会議が行われているが、民主労総の全羅北道本部が中心となっている。 ソウルと慶尚道、全羅道、忠清(チュンチョン)圏、済州(チェジュ)など全国で一斉に労働者と共に、市民らの下野ろうそく、政治行動が継続されている。

-11月1日、非常時局行動、2日、非常時局会議の開催

民主労総は、偽の大統領の下野が労働改悪と財閥中心の経済など二極化社会の重大な問題を解決する決定的きっかけと認識してストを含め、総力闘争を組織するという方針だ。 これによって、民主労総は今年11月1日、清渓広場で非常時局行動(座り込みに突入して2日には全国単位労組代表者たちを中心に非常時局会議を開いて下野闘争の案と決議を集めて組織的行動に突入する。

 

 

警察と主催側にすべての予想以上のろうそく集会規模、”朴槿恵(パク・グンヘ)は退陣せよ!” 合法行進車のバリケードに遮断すると、光化門(クァンファムン)広場掌握した市民5万人。来週の週末もっと膨らみそうだ ====================== “朴槿恵(パク・グンヘ)下野しろ!”、”朴槿恵政権退陣!”要求が全国に飲み込まれた後、初の週末のろうそく集会(ソウル)に予想を超え、数え切れないほどの市民が殺到した。 警察は2~3千人を予測したが、完全に外れ、主催側である民衆総決起闘争本部もまた、5万人ほどの市民たちが参加したことに非常に鼓舞された状態だ。

-合法的に申告された行進まで阻止した車のバリケード、市民行列は光化門(クァンファムン)に移動

今日18時、清渓広場は舞台の前に歩いて行くことが不可能なほど人が殺到した。 清渓広場は集まる市民たちを収容するのが不可能だった。その ために主催者側は自由発言など、舞台進行を急いで終えて、街頭行進をした。 行進は当初、鐘閣(チョンガク)と鍾路(チョンロ)2街を通って仁寺洞の北側入り口まで行く予定だった。 しかし、警察は予想を超える規模で市民パレードが行われ、合法的に許容された行進ルートを、鐘路2街から車のバリケードを張って遮断した。

合法的に申告された行進ルートが警察の車のバリケードで閉ざされると、市民たちは”合法的行進ルートを阻止する警察官車のバリケードは不法”とし、光化門(クァンファムン)方向に経路を変えた。 これを警察は二度も車のバリケードと兵力を動員して遮断しようとしたが、群衆行進の規模に押されて光化門(クァンファムン)広場の北端まで後退して最後の阻止線を張った。 このような状況に一部の市民は”偽の大統領の国で、警察も士気が落ちた”と診断した。

-増えている行進.民主労総来週から組織的な下野闘争突入

“朴槿恵(パク・グンヘ)は退陣せよ!”、”お前たちは孤立した。 国民が包囲した!”、”朴槿恵(パク・グンヘ)は退陣せよ!”とたゆまず叫ぶ市民たちのデモは18時から22時過ぎまで続いた。 総決起闘争本部など社会運動団体は月曜日から清渓(チョンゲ)広場のそばファイナンスビルの前で毎日19時、ろうそく集会を開催する方針だ。 続いて次の週末の11月5日にも今日の規模を超える大規模な市民ろうそくが確認されるものと予想される。

今日のデモには、スト中の鉄道労組など民主労総の組合員たちが大挙参加して視線を集めた。 公共運輸労組、全羅北道地域バス支部は今日3分間バス、クラクションを鳴らすデモを行ったりもした。 民主労総は、偽の大統領の下野が労働改悪と財閥中心の経済など二極化社会を解決する決定的な契機だと報告、ストを含め、総力闘争を組織するという方針だ。 民主労総は今年11月1日、清渓広場で非常時局行動(座り込み)に突入して2日には全国単位労組代表者たちを中心に非常時局会議を開いて下野闘争の案と決議を集めて組織的行動に突入する。

-“ろうそくを持って立ち上がると”…”じんとくる”、次の週末はより大きなろうそく集会が予想される

今日の集会でチョンヒョンチャンベクナムキ闘争本部の共同代表は”国が難しい時は、政治屋ではなく、国民の力で独裁者を追い出した”といい、”朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は国民を苦痛に追いこまないで、即時退陣しなければならない。 朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が下野する時まで私たちは皆ろうそくデモを持って立ち上がろう”と叫んだ。 この26日、国会の前で”朴槿恵(パク・クンヘ)大統領弾劾”を叫んで警察に連行された大学生も舞台に上がった。 彼は”今国会議員たちは自分のすべき仕事をしていない。 今国会議員たちがしなければならないことは、大統領を弾劾することだ”として、”大学生たちが先頭に立ちたいと思う”と明らかにした。 集会には高校生らも参加した。 一高校生はメディアのインタビューを通じて、今日の集会がジンと来たと語った。

 

 

 

 

 

電通の残業時間の改ざんのやり方

電通の高橋まつりさんが過労・パワハラで自殺した件。

朝日新聞が電通の残業時間の改ざんのやり方について報じている。

これは明白な犯罪行為。許せない。

以下転載。

「…

 今年9月30日、三田労働基準監督署(東京)は高橋さんの自殺を労災と認めた。労基署が認定した1カ月(10月9日~11月7日)の時間外労働は105時間。試用期間が終わり、10月に本採用になってから倍以上に増えていて、仕事によって強い心理的負荷を受けていたと判断された。

 労働基準法は、1日8時間、週40時間を労働時間の上限と定める。これを超えて時間外労働をさせるには、労基法36条に基づいて労使が協定(36〈サブロク〉協定)を結び、労基署に届ける必要がある。電通が届けていた上限は原則として月50時間。ただし、特別な場合には月100時間まで認められる。

 電通では、社員が始業・終業の時刻を自己申告し、上司が承認することで労働時間を管理している。この記録では、高橋さんの時間外労働は月50時間の範囲に収まっていた。労基署の認定とは大きな開きがある。

 電通は一方で、「フラッパーゲート」と呼ぶ出入り口を通ると、入退館時刻を自動的に記録するようにしている。1991年に入社2年目の社員が自殺し、再発防止策として導入したしくみだ。労基署はこの記録をもとに、高橋さんが36協定の上限を超える長時間残業をしていたと認定した。

 電通広報部によると、「入館と始業、終業と退館の間に1時間以上の開きがあった場合、理由を申告し、上司が確認する」という。記録のずれが生じるのは、「ラッシュを避けるために早めに出社したり、終業後にサークル活動や自己啓発活動をしてから退館したりするなど、私的な理由で残っているケースがある」からだと説明する。

 だが、30代の現役社員の説明は異なる。夜遅くまで残業したとき、私的な理由で会社に残ったことにして残業時間の申告を減らしているという。終業と退館に1時間以上の差があれば、「『(新聞やテレビなどによる)私的情報収集』『(忘れ物などの)一時的入退館』『自己啓発』などの理由をつけて申告する」という。「勤務時間中の一部を働いていなかったことにして『中抜き』することもある」と明かす。例えば、午前1時に仕事が終わって退館した場合、午後8時から午前0時の間は働いていないことにして申告する。

 部長から「残業が100時間を超えないように処理して」と指示を受けているためだ。「ひどい月は140時間は残業しているのが実態だが、ウソをついているので、システム上は残業時間が100時間を超えていない」と打ち明ける。

 「部長『君の残業時間の20時間は会社にとって無駄』」。上司に言われたとして、高橋さんがSNSに残した言葉だ。高橋さんにも、「上司が実際より短い残業時間を記録するよう指示していたのではないか」。遺族側はそうみている。」

http://www.asahi.com/articles/ASJBL4QG9JBLULZU00H.html?ref=yahoo

11・6日比谷・全国労働者総決起集会へ!

11・6日比谷・全国労働者総決起集会へ!

11・6全国労働者総決起集会

11月6日(日)正午開会
集会後銀座をデモ行進
集会会場 東京・日比谷野外音楽堂
(日比谷公園内)
【呼びかけ】全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部/全国金属機械労働組合港合同/国鉄千葉動力車労働組合/
国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する国鉄闘争全国運動

 

 

ブラック企業ぶっとばそう!10・23中央タクシー分会スト 高崎駅西口デモ貫徹!

「ブラック企業ぶっとばせ!」とスト・デモ

10月23日、群馬合同労組は中央タクシー分会が24時間ストライキに突入、会社の圧倒してスト突入集会を貫徹し、午後から団結集会デモを40人でうちぬいた。ストライキなど見たことも聞いたこともない人が増えたが、闘う労働組合の団結とストライキ闘争は多くの労働者市民に強いインパクトを与えた。

電通の「過労自殺」は殺人

電通の新人女性社員・高橋さんの過労・パワハラ自殺に関して、自殺の4ヶ月前に労基署が長時間労働について電通に「是正勧告」を出していたことが明らかになった。また3年前にも若い男性社員が過労自殺と認定されていた。

電通の高橋さんの労災認定を行った三田労基署は発症前1ヶ月の残業時間が約105時間に達したと判断したが、会社に残った記録では協定の範囲内(70時間)ぎりぎりに収まっていたという。残業を残業と認めないやり方、改ざんや詐欺的な労務管理。さらにパワハラ。これは殺人ではないのか?

長時間労働の強制ゆるさない!

労働時間を、労働時間として認めない、管理しないというやり方が目につく。
空港送迎乗合タクシーを運行する中央タクシーでは、タイムカードがない。就業規則でも規定されていたが、組合が追及すると就業規則を変えてしまった。さらには空港で待機する時間を、勝手に休憩時間だと主張しはじめた。すべては残業代を固定残業代で処理して、不払い労働を強制してきたからである。
群馬バスでは、終点到着から始発までの時間は、「中休」といって、基本的に休憩時間だと団体交渉で言った。しかし無理があるので、半分に計算して労働時間に入れると言うのだ。そもそも遅れが出ても管理していないしその分を支払ってもいない。この半分に計算するやり方で36協定の月80時間ぎりぎりに調整する。実際には過労死水準の月80時間をこえている。労働組合が闘わない結果だと言わざるをえない。
ウベハウス東日本では、職人が例えば朝6時に出勤して、会社のトラックに分乗して2時間かけて県外の工事現場に行くとする。この時間、運転していなかった、携帯をいじくっていた、居眠りをしていた…と言って、労働時間ではないと言い張った。(現在残業代を争って裁判中)
労働時間を労働時間として認めない、管理しない、それによって、過労死や事故をおこすほどの過重労働を労働者に強制する。これに当然にもおかしいと疑問をもったり、声に出したりすると、いじめられたり、パワハラを受けたり、解雇されたりする。

闘う労働組合を職場に取り戻そう

こういう状況で、労働組合が、労働者の団結の砦として、存在意義を示すことができるか?群馬合同労組に相談に来る労働者は、労基署に行き、県の労働局に行き、連合などの他の大きな労働組合に相談に行き、弁護士や政治家に相談し、最後に群馬合同労組に来る人が多い。闘う労働組合は労働者の力を信じて、闘いで展望を開く。ストライキはそういう闘いだ。

安倍政権の「働き方改革」ぶっとばそう!

いま安倍政権は、まるで労働者の味方でもあるかのように、「働き方改革」をかかげ、「長時間労働の是正」や「同一労働同一賃金」「最低賃金の引き上げ」と言っている。しかし、安倍がめざしているのは、日本を「世界で一番企業が活動しやすい国」にするということ。そのために労働者の権利を奪い取り、労働時間規制も含めて、規制を撤廃する労働法制の抜本的改悪を進めようとしている。

韓国の労働者のゼネストと連帯し、11・6全国労働者総決起集会に参加しよう!

資本主義は何の希望も展望も労働者民衆に与えることができなくなった。未来は苦しくなる一方だと誰もが思っている。世界中で労働者民衆の怒りが、1パーセントの富の独占者・権力者に対する闘いとして爆発している。その先頭に、日本では報道されていない韓国の労働者階級のゼネラルストライキがある。鉄道労働者の1ヶ月近いストを先頭にあらゆる産別の労働者がストライキを闘い、ついにパク・クネ大統領を打倒しつつある。
日本でも、労働者の怒りの爆発は必ず始まる。電通の女性の過労・パワハラ自殺は現場の怒りの激しさを示している。
問題は、労働組合。国鉄分割・民営化から労働組合の魂が抜かれて、役に立たなくなった。しかし、国鉄解雇撤回を軸に国鉄闘争は30年の勝利の地平で労働組合の展望を示している。ここに団結したとき、群馬合同労組中央タクシー分会のようにストライキがよみがえる。
11・6全国労働者総決起集会に、すべてのみなさんが結集することをうったえます。

群馬合同労働組合は一人でもOK!

群馬合同労働組合は、一人でも加入できる労働組合。加入すれば会社に要求を出して、いっしょに団体交渉を行うことができます。労働者は一人では弱い。しかし組合の仲間と団結すれば、決して負けることはない。組合に入ろう。

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詳報 10・23中央タクシー分会スト支援連帯 ブラック企業ぶっとばせ 団結集会デモ

既報の通り、10・23中央タクシー分会の24時間ストライキ、群馬合同労組支援共闘会議結成集会でもあった団結集会デモも大きな団結の前進を作り出すことに成功した。支援共闘会議の共同代表でもある救現堂・秋山太一さんが撮影してくれた動画をユーチューブで公開した。ぜひ多くの人にみてもらいたい。

 

スト突入集会

 

団結集会

 

 

 

 

 

群馬バス分会

群馬労働弁護団幹事長の吉野弁護士から連帯あいさつ。中央タクシーの割増賃金訴訟を準備中。

須永副委員長の11・6アピール

清水委員長

 

デモ

群馬合同労組中央タクシー分会、24時間ストに突入!

群馬合同労組中央タクシー分会、24時間ストに突入!

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本日10月23日群馬合同労組中央タクシー分会は、午前8時30分からストライキに突入した。組合員に対する賞与不支給、もうけ優先安全軽視の経営方針、不誠実な団体交渉などに対する断固たる抗議だ。明日の8時30分まで24時間のストを貫徹する。8時から藤岡市にある中央タクシー群馬営業所前にてスト突入集会をおこなった。新たにできた群馬バス分会の2名も有給をとって参加。中央タクシー分会の3名を先頭に11名でスト突入にのぞむ。前回3月の春闘ストの時は、スト通告を受けるや管理者が事務所の鍵を閉めて逃げ出すという事態となり、組合は解放区と化した敷地内で堂々とスト突入集会を行った。さすがにこれはまずいと会社は判断したらしく、今日は組合が8時過ぎに当番の副所長にスト通告を行い、さらに敷地内でスト突入集会を開始するや、山本群馬営業所長がとんできて、敷地の外でやれと文句を言ってくる。いったん組合も敷地外の道路に移動して集会を再開。しかしその後も、山本所長は、車の出入りのじゃまだからあけろだとか、組合員の車を駐車場に止めるな、撮影で敷地に入るなとケチをつけてくる。これには分会の怒りが爆発する。組合員の車を叩く所長に分会組合員がくってかかる。すると山本所長は川谷内分会長を突き飛ばす。猛烈な抗議と弾劾を叩きつけるや、山本所長は川谷内分会長に対して「態度が悪いから乗せねぇよ」と口走る。組合に加入したとたんに会社は川谷内分会長を運転からはずし仕事を奪い、労働委員会で争い一年4ヶ月。こんなことを言うのか!?「そういう顔つきだからダメなんだよな」「性格もコロンと変わってる」「穏やかな川谷内さんがこうなった」と言いつのる。ふざけるな!何でこうなったんだ!徹底的な弾劾が続く。もうケチョンケチョン。困り果てた山本所長は、営業所の窓をあけ、FMラジオのスピーカーをこちらに向けて大音響で流しはじめる。組合員から苦笑がもれる。しばらくすると警察車両が次々と到着。「通行人からもめていると110番通報があった」と。これはブラック企業に対するスト通告、警察は介入するなと申し入れる。山本所長が出てきたので、会社が電話したのかと追及すると、いやしてない、疑うなら携帯の履歴を見せると言う。最後に全体で堂々とシュプレヒコールをあげてスト突入集会を終えた。
午後からは「中央タクシー分会スト支援連帯 ブラック企業ぶっとばせ団結集会デモ」。12時から高崎駅東口でビラまきと宣伝行動を行う。朝のスト突入集会の写真と記事をのせた「原発とめよう群馬 原発事故・現状だより」第254号ができあがり、街頭で配布される。

 

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午後1時30分から高崎市労使会館にて集会開始。集会には約40人が参加。最初に朝のスト突入集会のビデオが上映される。たかさき・救現堂の仲間で群馬合同労組支援共闘会議共同代表の一人秋山太一さんが撮影してくれた。緊迫した状況が克明に伝わる。分会の仲間の怒りとともに。
集会では、ストに立った中央タクシー分会の3人の仲間、10月3日の群馬県労働委員会・組合員の証人尋問にもかけつけ、この日も参加してくれた動労千葉OB会長の永田雅章さん、仕事を抜け出して差し入れのパンをもってかけつけてくれた仲間、地域で地に足着けて行動してきた仲間、3回のスト・4回のデモ皆勤賞でビデオ撮影してくれている救現堂の秋山さん、3年間解雇撤回をともに闘ってきた組合員、ブラック企業によってうつ病を発症しながら闘っている若い組合員、一番新しい女性組合員、韓国との国際連帯の先頭に立つ須永副委員長の11・6の訴え、組合員の裁判をともに闘い、中央タクシーの残業代訴訟を準備してくれている吉野弁護士から発言をもらった。最後は韓国民主労総の闘いのビデオ映像を背景に清水委員長からの訴えと提起が行われた。どれもこの間の闘いがどれほど重要な前進と団結を生み出してきたのかを実感させるものだった。団結ガンバローを川谷内書記長の音頭で行い、デモに出る。
デモは高崎市労使会館からJRの高架をくぐり、西口をグルッと一周する。「ブラック企業を許さないぞ!」「ストで闘うぞ!」「闘う労働組合を取り戻そう!」「ともに闘おう!」と力一杯叫んだ。沿道でのビラの受け取りもよかった。まだまだ私たちの数は少ない。しかしともに団結して闘おうという呼びかけは必ず多くの労働者に届くはずだ。労働者は奴隷ではない。
すべてのみなさん、今こそ群馬合同労組とともに声をあげよう。団結しよう。私たちが団結すれば、団結を崩されなければ、必ず勝利する。11・6全国労働者総決起集会にともに結集しよう。

 

◎名 称 国鉄1047名解雇撤回! 闘う労働組合の全国ネットワークを!
東京―ソウル国際共同行動で戦争と労働法制解体攻撃に反撃を!
11・6全国労働者総決起集会

◎日 時 2016年11月6日(日)正午
◎場 所 東京・日比谷野外音楽堂
◎事務局 千葉市中央区要町2―8DC会館 ℡043(222)7207 FAX043(224)7197

 

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明日23日午前8時中央タクシー群馬営業所前に結集を!スト突入!

群馬合同労働組合執行委員長の清水彰二です。いよいよ明日は中央タクシー分会のストライキ突入。あわせて「10・23中央タクシー分会スト支援連帯ブラック企業ぶっとばせ!団結集会デモ」です。
中央タクシー分会川谷内分会長からのアピールが届きました。ぜひ全力でご支援、参加をお願いいたします。

毎日、長時間労働で満足に休日を与えられない職場で苦しみ、極限状態に追い込まれた時、国鉄闘争の旗を降ろさず闘う動労千葉の存在に気付き、そこからつながった群馬合同労働組合に加入し、一年半前に職場で1人で声を上げました。
「あきらめていた労働組合で闘う」という希望の道が開き、その事を現在共に闘っている仲間に伝え、中央タクシー分会を結成し、3人での闘いが始まりました。
私は仕事を外され、2人の仲間は給与を大幅に減額されました。しかし2度のストライキ、労働委員会での不当労働行為救済申立で会社を追い込んでいます。
職場で不当な扱いに大声で抗議する、1人で裁判を闘うなどを通し、互いに話し合い、信頼の中で怒りを共有し、この団結をもって勝利する確信をもっています。
一年半の間で一人の脱落者も出さずに闘い続けている過程で、分会員の元勤務していた群馬バスの労働者が声をあげ、闘いが繋がりました。
そんな中、電通の過労・パワハラ自殺の事件が起き、群馬バスの仲間が「我々の組合と出会えていれば、助かった命」という言葉を発しました。
生きていく為に仕事をしているにもかかわらず、労働者が絶望の中で死を選択せざるを得ない世の中は、おかしくないでしょうか?
社会を変える力は我々にあります。一人の小さな声が第一歩。闘う労働組合を蘇らせ共に声をあげましょう!
その先頭に立つ決意で明日10月23日、中央タクシー分会はストライキに入ります。不当な賃金・賞与の減額、安全対策の要求を無視する会社に断固たる抗議の声をあげ、職場と地域の仲間にともに闘うことを呼びかけます。
みなさんのご支援、集会・デモへの結集を心よりお願い申し上げます。
群馬合同労働組合中央タクシー分会長 川谷内政樹

10月23日(日)行動方針

午前8時 中央タクシー群馬営業所前 スト突入集会 (藤岡市上大塚1425-1)
午後1時30分 10・23中央タクシー分会スト支援連帯ブラック企業ぶっとばせ!団結集会 高崎市労使会館(高崎市東町80-1)2階
午後3時30分 デモ(コース 高崎市労使会館前~高崎駅西口高島屋前~連雀町交差点~あら町交差点~高崎駅西口ロータリー一周~高島屋前~流れ解散~労使会館 午後4時15分頃終了予定)

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自殺する4ヶ月前に労基署が「是正勧告」

日曜日にせまった10・23中央タクシー分会スト支援連帯 ブラック企業ぶっとばせ団結集会デモ。

ぜひみなさんの参加をお願いします。

電通の高橋まつりさんが過労(パワハラ)自殺した。10月20日付のメディアが、昨年夏、高橋さんが自殺する4ヶ月前に労基署が長時間労働について電通に「是正勧告」を出していたと報じた。

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 思い出すのは、軽井沢スキーバス事故。2012年に関越自動車道バス事故がおこり、乗客7名が死亡し39名が重軽傷を負った。国土交通省も、行政も、再発防止をかかげ、基準や罰則を強化した。しかし、軽井沢の悲劇が繰り返されるのに4年もかからなかった。

 電通の高橋さんの労災認定を行った三田労基署は発症前1ヶ月の残業時間が約105時間に達したと判断したが、会社に残った記録では協定の範囲内(70時間)ぎりぎりに収まっていたという。残業を残業と認めないやり方、改ざんや詐欺的な労務管理だ。これが当たり前になっている。

 労働時間を、労働時間として認めない、管理しないというやり方が目につく。

 空港送迎乗合タクシーを運行する中央タクシーでは、タイムカードがない。就業規則でも規定されていたのに。組合が追及すると就業規則を変えてしまった。さらには空港で待機する時間を、勝手に休憩時間だと主張しはじめた。すべては残業代を固定残業代で処理して、不払い労働を強制してきた結果である。

 群馬バスでは、終着から始発までの時間は、「中休」といって、休憩時間だと言い張る。しかしあまりに無理があるので、半分に計算して労働時間に入れると団体交渉で回答した。そもそも遅れが出ても管理していないしその分を支払ってもいない。この半分に計算するやり方で36協定の月80時間ぎりぎりに調整する。実際には過労死水準の月80時間をこえている。労働組合が闘わない結果だと言わざるをえない。

 ウベハウス東日本では、職人が例えば朝6時に出勤して、会社のトラックに分乗して2時間かけて県外の工事現場に行くとする。この時間、運転していなかった、携帯をいじくっていた、居眠りをしていた…と言って、労働時間ではないと言い張った。(現在残業代を争って裁判中)

 労働時間を労働時間として認めない、管理しない、それによって、過労死や事故をおこすほどの過重労働を労働者に強制する。これに当然にもおかしいと疑問をもったり、声に出したりすると、いじめられたり、パワハラを受けたり、解雇されたりする。

 こういう状況で、労働者の団結の砦として、労働組合が存在意義を示すことができるか?群馬合同労組に相談に来る労働者は、労基署に行き、県の労働局に行き、連合などの他の大きな労働組合に相談に行き、弁護士や政治家に相談し、最後に群馬合同労組に来る。闘う労働組合に希望が持てなければ絶望しかない。

 問題はでかくて、相手は巨大。しかし、労働者は負けない力をもっている。

 群馬合同労組の組合員は、それを日々証明している。

 労働者にとって、いま、命が問題になっている。賃金を上げろというのも、単なる経済的な要求ではすまない。生きさせろ、労働者は奴隷ではない、誇りをもった人間だ!その怒りを貫いた賃上げ要求でなければだめだ。労働者が「正規」「非正規」に分断されている。「非正規」も「契約社員」「派遣」「請負」「嘱託」…いくつにも分断されている。会社・資本はこの分断を利用して、労働者がひとつになることをさせまいとする。しかし、それは労働者がひとつになること=団結することを恐れているのだ。ストライキこそ、この労働者がひとつになる機運を生み出す。
 10月23日、群馬合同労組中央タクシー分会が「ブラック企業ぶっとばそう!」「闘う労働組合を取り戻そう!」とストライキに入る。支援集会・デモに集まろう!

 会社とつながって、えらそうな顔をしている労働組合など、労働組合ではないとぶっとばさなければいけない。そうでないと労働者は生きていけない。

 そう考えたとき、今世界中で労働者が、ゼネラルストライキで、資本・権力と闘っている意味が、わかる。こことつながろう。韓国・民主労総の闘いに応えよう。

 10・23中央タクシー分会スト支援連帯 ブラック企業ぶっとばせ団結集会デモに集まろう。

11・6全国労働者総決起集会に集まろう。

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安倍政権の「働き方改革」をぶっとばそう!

  いま安倍政権は、「働き方改革」をかかげ、「長時間労働の是正」や「同一労働同一賃金」「最低賃金の引き上げ」と言っている。まるで労働者の味方でもあるかのように。しかし、安倍が狙っているのは日本を「世界で一番企業が活動しやすい国」にすると従来言ってきた通り。

 安倍政権が「アメ」ばかりを打ち出すのは政権発足直後の失敗があるからだ。一定給与以上のホワイトカラー層の労働時間規制を外す「ホワイトカラー・エグゼンプション」を打ち出したところ、「残業代ゼロ法案」と猛反発を受けた。結局とん挫した。労働分野は安倍首相にとって最大最強の「岩盤」になった。この「働き方改革」は、戦争体制の確立と一体で、労働法制の抜本的改悪を狙う安倍が、労働行政の主導権を厚生労働省から首相官邸に奪い取り、ゆくゆくは労働時間に応じて賃金を支払う労働時間規制そのものを撤廃したいという狙いなのだ。

 会社(資本)は金もうけのためには、労働者を死にいたらしめようとも反省などしない。反省するふりをするだけだ。指摘をされれば「謝る」だけだ。金もうけのために生きている連中はそういうものなのだ。問題は労働者が、職場で団結と闘う労働組合を取り戻すこと。その展望は10・23高崎労使会館、11・6日比谷野音にある。

 

群馬バスとの第1回団体交渉を勝ちとる!

群馬バスとの第1回団体交渉を勝ちとる!

10月12日19時30分からビエント高崎にて、群馬バス株式会社との第1回団体交渉が開催された。会社は専務を先頭に管理職7名とたかさき法律事務所の代理人弁護士3名の計10名。組合は委員長清水、群馬バス分会の2名、そしてかつて群馬バスから追い出された中央タクシー分会柴崎副分会長を先頭に10名の参加。そもそも会社の代理人からは双方8名との提案だったが、組合が最低10名の席を確保するように通告しておいた。フタをあけてみれば会社も10名が並んでいた。

冒頭、「要求書」に対する会社の「回答書」を受け取り、それぞれ自己紹介して交渉が始まった。回答書の内容は以下の通り。

(要求書に関して)
「就業規則、三六協定を開示すること」について。
① 株式会社群馬バスは、当社従業員がいつでも閲覧できるようこれらを掲示し、周知を図っています。したがって、貴組合にこれらを開示する必要性はなく、その意思もありません。
②「M、Oの割増賃金について支給と計算の根拠を文書にて説明すること。不適切であれば、適正な賃金を支払うこと。」について。
同根拠は両名の雇用契約書記載のとおりです。また、当社は、両名に対し、適正な賃金を支払っています。
③ 「M榛名営業所長によるOに対する退職勧奨について謝罪すること。」について。
M榛名営業所長がO氏に対し退職勧奨を行ったという事実はありません。
(追加要求書に関して)
④ 「現在有効な「賃金支給規程」、及び三六協定に関する「別添協定書」の写しを当組合に交付すること。」について。
当社は、当社従業員がいつでも閲覧できるようこれらを掲示し、周知を図っています。したがって、貴組合にこれらを開示する必要性はなく、その意思もありません。
⑤ 『「群馬バス労働組合」との間で締結された、その他すべての協定書について、当組合に写しを交付すること。』について
群馬バス労働組合との関係上、同協定書を貴組合に開示することはできません。
⑥「2015年7月28日に行った給与説明会の説明資料の写しを交付すること。」について
当社は、同日に給与説明会を開催していませんが、同年8月26日に行われた給与説明会の資料でよろしければ交付することは可能です。
⑦『Mは「群馬バス労働組合」に加入する意志を示したことがないが、2016年4月以降「労働組合費」が給与から控除された経緯について説明されたい。』について
当社が群馬バス労働組合とユニオンショップ協定及びチェックオフ協定を締結している関係上、労働組合費がM氏の給与から控除されていました。
⑧「M、Oの過去二年分の未払い割増賃金を支払うこと。」について
当社は、両名につき未払割増賃金はないものと考えております。
⑨『該当する期間の二名のタイムカードの記録の写し、「乗務員乗務報告書」、「中休時間」の記録と計算表、残業時間・残業手当の計算表を交付すること。』について
当社としては、貴組合にこれらを開示する義務はなく、これらを交付する意思もありません。
⑩「2016年8月分給与に関して、M・Oのそれぞれについて、生活手当、退職手当、その他手当のうち、固定残業代として計算されている金額を説明すること。」について
O氏については、生活関連手当のうち4720円及び退職金手当のうち5664円の計1万0384円が定額残業代です。M氏については、生活関連手当のうち4720円が定額残業代です。
⑪『Mの入社時に休日に関して「週休二日」、「休日出勤は任意」との説明を受けているが、これに関して会社の見解を示すこと。』について
当社は、M氏が入社時にいかなる説明を受けているかについては担当者退職のため把握していませんが、当社としては、「週休二日」及び「休日出勤は任意」との前提に立っています。

驚いたこと。
① 会社と群馬バス労働組合がユニオンショップ協定を結んでいたということ。分会組合員は知らなかったのに。(会社は説明しているはずと言い張ったが)
② 組合員が「交通費」だと思っていた(説明された)「生活手当」10,000円のうち、4,720円は「定額残業代」にあてられていたこと。つまり交通費と扶養手当として支払われていたのはたったの5,280円で、あとの4,720円は手当でも何でもなく残業代だったこと。
③ 同様に2002年6月以前から働いている正社員に「退職手当」として支払われてきた12,000円も実際の手当は6,336円だけで、残りの4,720円はただの残業代だったということ。

その他の回答については「給与説明会」の資料を交付しただけで、誠意のかけらも感じられない。

組合はまずM榛名営業所長によるO組合員への「退職勧奨」について確認する。所長は「退職勧奨」など思い当たらないという。組合は当該が「無呼吸症候群」に関連する具体的なことを追及するが、所長はそれは業務の安全のために必要なことを行ったまでと言う。しかし所長は「歩いて通勤しろ」と言った。それについて所長は「命令したのではない」という。それは通用しない。O組合員は、命令と受け取って歩いて通勤したのだ。こういう事実があるにもかかわらず、そんなつもりではなかったと言って逃げる。O組合員ははっきりとパワハラをやめろ、所長にはついて行けないとやめた人が何人もいる、と言った。これはパワハラをこれからは許さないという宣言だ。心してほしい。

賃金の問題に関して。
「賃金規程」「36協定」「別添協定書」に関しては、回答をひっくり返して、写しを群馬合同労組に交付することを約束させた。群馬バス労働組合には交付しているという。なぜうちには交付しないのか?差別するのか?と追及した。専務はグダグダ言ったが、最終的に出すと言った。
群馬バス労働組合との他の協定書については具体的に言ってもらいたい、そうすれば検討すると言う。そもそもどんな協定があるのかもわからないんだからそれをまず出してくれと要請する。検討するとの回答。
未払い割増賃金については「ない」との回答。「ない」というのであれば、「ない」ということを当人に納得させる、キチンと説明するのが筋だろう。自分のタイムカードの記録も開示しない、業務報告書も開示しない、計算方法も開示しないで、「ない」と言うのはひどいだろう。この点についても今年の8月分の賃金のデータと計算を提出することを重ねて要求した。会社は最後には「前向きに検討する」と言った。組合は「出すと受け止める」。
会社から残業代の計算についての説明を受けた。雇用契約書に記載されていることなのだが。
いくつか確認できた点。
運転と運転の間の折り返しの休憩時間について。実際には遅れが出たり、早めに着いたりして、ダイヤ通りには行かないわけだが、給与の計算にあたってはダイヤ通りで計算しているということ。実際の個々の労働時間管理はしていないということ。
給与明細に記載されている残業時間は、運転と運転の間の「休憩時間」を半分だけ労働時間として計算して算出していること(ただし8時間まではそのまま。1時間は休憩時間として除外)

そもそも運転と運転の間の「休憩時間」だが、これは本来の意味で休憩時間と言えるのだろうか?厚生労働省でも「休憩時間は労働者が権利として労働から離れることが保障されていなければなりません。従って、待機時間等のいわゆる手待時間は休憩に含まれません。」と説明している。「自由利用が保障されている」のが休憩時間だ。運転と運転の間の時間、確かにトイレに行くことはできる。しかしおよそ自由利用が保障されているわけがない。高崎駅で次の出発を待つ時間、バスを置いて遊びに行ってもいいのか?そんなわけがないだろう。ところが、会社は運転していない時間は基本「休憩時間」で金を払う必要はないという。だけどそういうわけにもいかないから半分は金を払ってやっている、という言い方なのだ。このやり方で、実際の拘束時間は給与明細に記載された時間よりはるかに長くまさに過労死レベルを超えているのだ。おかしい。これは労働組合が闘わないのが悪い。

休日に関して。「週休二日」及び「休日出勤は任意」との前提に立っている、と会社は回答した。そもそもM組合員は今年初めに就職するに際して、家の農作業もあるので、休みが多くちゃんと休めるというので群馬バスに就職した。ところが相談もなしにシフトには休出が当たり前に組み込まれている。とてもじゃないが断れる状況ではない。話が違うじゃないか、というところから今回の要求書になっている。Mさんが、自分は週休二日にしてほしいと言うや否や、「じゃあいいですよ。Mさんは今後週休二日にします」(休出はさせない)と脅しのように専務が言う。週休二日にこしたことはないが、しかし食っていけなければ意味がない。「任意」というからには、ちゃんと意思確認も必要だろうと言っている。専務の言い方は、文句を言う奴には、思い知らせてやる、と言っているようにしか聞こえない。これがこの会社の素顔か。
ちゃんと休みたいときは休めるように、「任意」なら「任意」であるというシステムが必要だ。そういう努力を会社がやれということだ。中には金より休みがほしいという運転手もいる。今回の団体交渉で休日出勤は「任意」、希望すれば「週休二日」でいいということが確認できたことは大きなことだ。

団体交渉はおよそ1時間40分、午後9時過ぎに終了。
第1回団体交渉は、二人の分会の仲間が、決然と立って、群馬バスの労働者全体の利益のために闘ったことが決定的だ。7人の管理職が首を並べても全然負けなかった。労働者の怒りと力を見た。それは群馬合同労組の団結を強くした。終わった後のミーティングで、分会の仲間が、このままでは過労死しかねない、これからも闘っていくと言った。まさにそうだ。国鉄分割・民営化がいかに運輸労働者の状況や地方公共交通の状況を悪くしたかをあらためて見る思いだ。希望の光は労働組合の団結した闘いだ。群馬バスの労働者のみなさん、群馬合同労組群馬バス分会に結集してともに声をあげよう。中央タクシー分会のようにストライキで闘おう。

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東京東部ユニオンの仲間の解雇を撤回しろ!吉崎製作所破産弾劾!山下ゴム(株)は責任を取れ!

10月10日。今日もひるがえる群馬合同労組組合旗。埼玉県ふじみ野市にあるホンダ下請けの山下ゴム㈱。この会社は黒字のくせに東部ユニオン組合員が闘う100%子会社「吉崎製作所」を破産させて全員解雇した。こんなこと許したら労働者は奴隷にされる。俺たちは国鉄闘争闘って来たんだ。30年かかっても解雇は許さないんだと抗議を叩きつけた。コンゴから日本に来たさいたまユニオンの組合員3人もともに声あげた。

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