群馬バスは組合員を差別するな!

群馬バスに対して新たな要求書を提出しました。

すでにブログに書いたとおり、5月9日付で、群馬県労働委員会に対してM分会長の解雇を撤回するよう群馬県労働委員会に救済命令の申立をしました。

群馬バスは、O組合員に対して、休日労働をさせないようにして、賃金の減額を行なってきました。

しかもそれを組合が要求した休日の振替を明確にしろという要求を逆手にとって。

誤解の余地はありませんが、組合は多数の要求項目のひとつとして、この要求をしたのであって、賃金の減額は許さないということは、はっきりと会社に伝えています。これをあえて無視して、組合からの抗議も無視して、このO組合員への差別的な取扱いを行ってきました。

さらに会社とユニオンショップをむすぶ群馬バス労働組合の某役員は「会社に残りたければ、Oと話をするな」といってまわっているとのこと。とんでもないことです。

これまでどれだけの労働者がくやしい思いを胸に群馬バスを去って行ったことでしょう。

泣き寝入りは終わりです。

群馬合同労組は群馬バス分会の仲間と団結して、必ず勝利します。みなさん、ともにたち上がりましょう!

 

 

2017年5月23日

 

〒370-0073 高崎市緑町三丁目2番地3

株式会社群馬バス

代表取締役  大島義一郎 様

代理人 たかさき法律事務所 長井友之様・中島俊太朗様・飯野豪様

 

 

群馬合同労働組合

執行委員長  清水彰二

連絡先

〒370-0035 群馬県高崎市柴崎町60-2

TEL 090-9016-0272

FAX 027-352-5760

 

要 求 書

 

下記の通り要求しますので、5月中に日程を調整の上、早急に団体交渉を開催されたい。

 

 

Oに対して、休日勤務の減少、それにともなう賃金の減少が行われているので、即刻差別的な不利益取扱いをやめること。

 

2017年5月21日の勤務に関する榛名営業所配車表において、Oに対してのみ、「徒歩出勤又は6:45出勤」と指定がされた。ヒルクライムの車両規制と関連していることは理解しているが、Oのみに対して、特別にこのような指定がなされたことについて、謝罪すること。

 

以上

解雇撤回へ、群馬バスを群馬県労働委員会に訴える!

5月9日、群馬合同労組は、M群馬バス分会長の解雇撤回を求めて、群馬県労働委員会に救済命令の申立をしました。群馬合同労組は組合つぶしの不当解雇を許しません。昨年12月のホテル1Cの勝利命令、3月の中央タクシーの勝利命令に続いて、必ずや勝利します。

今年3月10日、早朝5時50分の出勤時にM分会長が引っかかったアルコール濃度の数字は0.094でした。数十分後には0になりました。道路交通法では、「酒気帯び運転」として0.15~0.25(違反点数13点)と0.25以上(違反点数25点)を規定しています。群馬バスの検知器は、0.05以下は0になるとのことです。

群馬バスの規程では、0.15以上は懲戒解雇、0.15未満は7日以内の停職となっています。規定通りでいけば、M分会長は停職です。ところが、2015年(平成25年)5月31日付大島義一郎社長名の『達示』(たっし)というのがあって、そのただし書きに「前項の点呼で呼気中のアルコール濃度が0.15未満の場合は当該者を聴聞し、その内容により7日以内の停職とする。但し、勤務時間前8時間以内に飲酒した場合、または2年以内に飲酒による懲戒を受けている場合は本項での扱いではなく同項の懲戒の種類で処分する」というのがあります。3月10日の会社の事情聴取の際にM分会長がいった話を8時間以内の飲酒と決めつけて、これを根拠にM分会長を一発で解雇したわけです。

この規程について、組合としては、周知の仕方としておおいに問題があると認識しています。3月27日に行った第2回団体交渉においても、この点について組合が指摘をすると、会社は明確にM分会長に8時間以内の飲酒がわかれば解雇だと説明したと明言できませんでした。組合が『達示』の規程、表現の仕方にも、おおいに問題があって、要するに普通の人が読んでもわからない。日本語とは思えない、辞書にも出ていないことばが使われていたりする。会社は、家族にも、協力を要請する手紙を出していると、逃げようとしました。しかし、これも内容を確認すると、昨年9月28日付で「ご家族の皆様へ」と題された大島社長名の文書のことで、「勤務前日の飲酒は、翌日にのこらないように皆様方のご協力をお願いする」と書いてあるだけのものでした。まるで話にもなりません。

だいたい飲んだアルコールの分解については、一人一人、また体調によってまるで違うのであって、「勤務時間前8時間は飲酒を厳禁」というのは、日本バス協会が、「飲酒運転防止対策マニュアル」で事業者に対して、周知徹底をはかるよう指示しているものにすぎません。それだってあわせて「飲酒後8時間を経過すればアルコール血中濃度が必ず平常値に戻るものではないことの指導を徹底する」ように続けています。

こんなことで、鬼の首をとったかのように、「就業規則にてらして解雇」などという会社はありません。会社によっては、簡易アルコール検知器を各ドライバーに貸し出している会社だってあります。そうでなければ酒気帯び運転で出勤することにもなりかねません。要するにこのM分会長の解雇は組合つぶしの不当労働行為だということです。

実際、群馬バスはこのただし書きの「勤務時間前8時間以内に飲酒した場合、または2年以内に飲酒による懲戒を受けている場合」の扱いについて、決して機械的に厳密に適用してきたわけではないということです。第2回団体交渉で『達示』というのは例外なく適用しているのかと組合に聞かれて、御園生専務は間違いないと回答しました。しかしこれはウソです。現に過去のこの2年の処分の記録について、人数を回答するだけで内容的なことは一切答えませんでした。群馬合同労組は、労働委員会でこのウソをあばいて、解雇を撤回させてみせます。

また、群馬合同労組は、群馬バスに対して、未払い賃金の存在を明らかにして、会社に支払わせようと団体交渉でも要求してきました。しかしながら、うまくいきませんでした。相変わらず会社のやり方は、まずいものはかくすというやり方です。しかしはっきりしたのは、問題のねっこは、待機時間=「中休(ちゅうきゅう)」であるということです。群馬バスでは、待機時間=「中休」は基本的には休憩時間・無給だとしたうえで、実際には明らかに無理があるので、待機時間=「中休」を2分の1にする労働時間計算、賃金計算をしているのです。

5月1日から群馬バスはダイヤを改定しました。全体的な検討はこれからですが、組合員からは待機時間=「中休」が長くなったと報告がありました。群馬バスのやり方だと、待機時間・「中休時間」がふえて、拘束時間がふえても、賃金がふえないということです。こうした状況を支えているのが会社とユニオンショップ協定を結ぶ群馬バス労働組合です。

いま全国のバス労働者はこの会社・資本の悪ノリで、どんどん長時間・低賃金の地獄に引きずり込まれています。群馬合同労組は、群馬バス分会の仲間とともに、この待機時間のただ働きについても、闘いを開始します。また分会の仲間に対する新たな不当労働行為も許しません。群馬バスの運転手のみなさん、すべての労働者のみなさん、群馬合同労組に入り、力をあわせてともにたち上がりましょう!

群馬バス第2回団体交渉で闘う決意を叩きつける

本日3月27日、群馬バスの第2回団体交渉。

相変わらずの不誠実。相変わらずのゼロ回答。相変わらずの情報非開示。

しかし群馬合同労組は負けない。あきらめない。不当労働行為を明らかにして、必ず分会長の解雇を撤回させる。

群馬合同労働組合と支援共闘会議は15人が結集。10人しか入れなかったが、みんなともに闘った。

分会長の解雇撤回の決意、分会長と副分会長の怒りと悔しさを、共有する。そしてともに闘い、解雇撤回、組織拡大を必ずや実現する。中央タクシーの稼働手当と賞与減額の救済命令を力に、新たな闘いに突入する。

必ず勝利しよう!

 

群馬バス労働者への訴え

群馬バス分会長の解雇は組合つぶしだ!

3月17日、群馬合同労組は群馬バスM分会長の不当解雇に対する抗議行動を箕郷営業所、榛名営業所、本社ビル前で行い、解雇撤回まで闘う決意を突きつけた。
以下は、群馬バス榛名営業所前抗議行動での群馬合同労組・清水委員長のアピール

群馬バス榛名営業所で働く労働者のみなさん。私たちは群馬合同労働組合です。私たちの群馬バス分会長・Mさんがおととい解雇通告を受けました。一回のアルコール検知器にひっかかった、それで解雇です。会社には決まりがある。それはわかります。しかし、事実はこうだったよという陳述書を出しているわけですよね。それを無視して、言い分も聞かずに解雇した。
アルコールの量だって、0.097。1時間後にはすっかり消えている。本人はそんなに飲んだつもりはないわけですよ。みなさん、そういうことってあるじゃないですか?出ないはずなのに出ちゃったということがあるじゃないですか?
そういうときに、みなさん、労働者は今、仕事十分まわってますか?ふつう、みなさん、週休二日になってますよね?残業っていうのは仕方がないときにやるもんなんですよ。みなさん、どうですか?毎月、100時間120時間、休日だって週一日は法定外の休日は出るのが当たり前。一日12時間だとか、月に120時間、みんなそうやって休む間もなく働かされているわけでしょ?人を募集かけてもなかなか集まらない、定着しない、そんなときにですよ、アルコールが出たからね、もうあんたクビだよと、そんなことやってたらこの会社、まわりますか?まわらないでしょ?
間違いなくこれは解雇だよと、いうことだったら仕方がない。だけどそうじゃないわけですよ。実はこうだったよという陳述書を出してね、これだったらちょっとアレだよね…ふつうでしょ、それが。この会社はね、その言い分を一切聞こうともせず解雇したんですよ。なぜですか?Mさんが分会長だったからですよね?

長時間で低賃金な労働

この会社は残業を月120時間もやってます。36協定は80時間です。なんでこういうことがゆるされるんですか?待機時間を半分に計算しているからですよね?待機時間って休憩時間ですか?みなさん、いま車に乗ってますよね?バスに乗って待機してますよね?待機時間ですよ。これ休憩時間ですか?自由に何やってもいいんですか?家に遊びに帰っちゃってもいいんですか?車ほったらかして帰っちゃってもいいんですか?高崎の駅について、高崎の駅で20分の待機時間がある、なにしてもいいんですか?みんな、バスをほっぽっていくわけにはいきませんよね?制服だって脱げないですよね?なんでそれが休憩時間になるんですか?それでも時間がうまくいかないと、解放時間だっていいますよね?2時間3時間あいたら解放時間だと。解放時間、自由時間。休憩時間の意味がないでしょ?そんなことやっていたら。そうやってですよ、月120時間、過労死の水準は80時間といわれていますよ。このあいだ安倍と連合がですね、経営者団体が月100時間ということで合意したといわれています。過労死をこえる水準だということで、みんな批判があふれてますよ。ところがですね、この会社は月120時間、平気で残業やらせてますよ。
それでですよ、時給800円。これを半分にしたら時給400円ですよ。それで働かされてる、おかしいな、ふざけるんじゃないよ、声をあげたのがMさんですよ。OさんとMさんですよ。これはね、二人の問題じゃないでしょ?こんなことで声をあげた人間がクビにされるようだったら、みなさん、奴隷になりますよ。ふざけるんじゃないってことなんですよ。私たちはこんな解雇は絶対に許さない。解雇撤回までとことん闘い抜きます。
27日の団体交渉、もうようしゃはしません。言い逃れは許しません。これは完全な労基法違反ですから、私たちは労働基準法違反での申告もふくめてもちろんやります。働いた分だけちゃんと賃金払え。当たり前ですよ。徹底的にやります。
この群馬バスではじまった闘いは国鉄分割民営化以降、労働組合が闘わなくなって30年、もう会社のやりたい放題、労働者は奴隷のように働かされ、過労死に追いやられ、病気になり、自殺に追いやられ、それで30年、ブラック企業がはびこりました。声をあげるとクビになったり、賃金カットされたり、仕事はずされたり、中央タクシーですよ、みんなそうやってですね、だまれと、追い出されてきたわけですよ。ここではじまった群馬バスの闘いは、必ず地域にひろがるし、全国にひろがる、全国のバスの労働者にひろがるんです。本当に労働者がまともに働いて生きていける世の中をつくるためには、労働者が団結をして、力をあわせて会社と闘う以外にないんです。Mさんの解雇をゆるすかどうかは、この群馬バスではじまった闘いを、地域に、全国に、世界に、ひろげることができるかどうかがかかった、大事な闘いなんです。だから私たちは絶対にあきらめない。絶対にゆるさない。何年かかっても、Mさん、Oさんと団結をして、徹底的に闘います。私たちは労働者を裏切らない労働組合です。みなさん、私たちとともに声をあげて、働いた分給料払え、文句言う人間のクビをきるんじゃねえ、当たり前のことを当たり前に会社に突きつけて、会社を追いつめていく、そういう闘いをやりましょう。

第2回団体交渉で残業時間・残業代の不正をやめさせよう

群馬バス分会の第2回の団体交渉は3月27日(月)に開催される。
この間判明したことは
①2015年の正社員化によって3万5千円もの基本給の賃下げが行われていたこと。
②正社員化前の残業代が月800円均一だったこと。
③残業時間も「中休」(待機時間)部分が半分に計算され、36協定も、賃金計算も不当である
こと
④1月の給与で組合員に6万円もの不明な未払い賃金があること。
⑤新しく採用された運転手は基本給と手当で14年働いた運転手よりも3万円も安いこと。
⑥これらがユニオンショップ協定を結んだ社内組合との労使協定をもとに行われていること。
群馬合同労組は、こうした現状を労働組合の団結の力でぶっとばそうと闘いに入る。

中央タクシー分会が闘ってきた群馬県労働委員会の命令が3月27日に公布されることが決まった。不当労働行為は許さない。群馬バスの労働者は群馬合同労組に入り、ともに闘おう!

 

 

 

3月17日、群馬バスに解雇撤回の抗議行動!(速報)

3月15日の群馬バスによるM分会長への解雇通告に対して、群馬合同労組は16日付で解雇撤回の要求書を送付。本日3月17日、朝から群馬バス箕郷バスセンター、榛名営業所、本社ビルに対して、抗議行動に立った。緊急だったが、15名の組合員・支援共闘の仲間が決起。M分会長先頭に解雇撤回まで闘う決意を叩きつけた。

 

 

 

群馬バスは不当解雇を撤回しろ!!

群馬バス分会長の解雇は
組合つぶしだ!

3月15日、株式会社群馬バスは、群馬合同労組群馬バス分会・M分会長に対して、3月10日出勤時のアルコール検知におけるアルコール反応の検出を理由に解雇を通告した。絶対に許さない。群馬合同労組は、M分会長の解雇撤回まで徹底的に闘うことを宣言する。
事実はこうだ。3月10日早朝、M分会長は5:50に出勤、アルコール検査を受ける。すると検知器が反応。数値は最大0.097、1時間ほど後には0になっていた。M分会長はふだんからスマートフォンをつかって、自分のアルコール量と時間をチェックしていたので、なぜ検知されたのか理解できない。動転していたM分会長は、あわてて出勤してきた所長の事情聴取に対して、前日は休みで夕食の時にビール1本、食後にビールを2本700ミリリットルを飲んだ、時間は22~23時くらいまでと話した。所長は、処分が決まるまで出勤停止を命じた。同日夕方安全管理部長から事実経過を再確認する電話を受けた。
M分会長は、その後、その日の出勤途中で飲んだ栄養ドリンクにアルコールが含まれていることがわかり、また飲酒した時間が自分の勘違いで報告した時間よりも1時間か30分早かったことに気づき、それらを記した3月13日付「陳述書」を、翌14日に会社に提出した。
提出した翌15日、14時に出社するように連絡が来た。出社すると、御園生専務、満島所長以下5名が待っていて、解雇通告が行われた。
理由は「飲酒罰則基準」と就業規則に照らして解雇するというもの。アルコール反応の検出と、「かつ勤務時間前8時間以内に飲酒した」ことが解雇に該当するとするものだった。通告と同時に「飲酒運転防止対策、飲酒罰則基準について」という社長名、平成25年(2013年)5月31日付「達示」が示された。ここには、第3項として、始業点呼時のアルコール検査で呼気中アルコール濃度0.15以上の場合(酒気帯びに該当)は「聴聞し、その内容により懲戒解雇または諭旨解雇」とある。そして第4項として、0.15未満の場合、「聴聞し、その内容により7日以内の停職」とある。問題はこの但し書きに、「但し、勤務時間前8時間以内に飲酒した場合、または2年以内に飲酒による懲戒を受けている場合は本項の扱いではなく同項(第3頁)の懲戒の種類で処分する」とある。そして検査にひっかかった当日の事情聴取で22時から23時くらいの間にビールを飲んだと話したことが「勤務時間前8時間以内」にあたるというのだ。
しかしM分会長は解雇通告の前日に「陳述書」を提出し、ビールを飲んだ時間は1時間か30分早かったと陳述を訂正している。また直前に飲んだ栄養ドリンクにアルコール成分が含まれていたと成分表の写真も添えて提出した。これらを検討することもなく、M分会長を一発で解雇したのだ。人手不足で汲々としているときに。こんなことで納得できるはずがない。
事態はあきらかだ。昨年8月31日付で分会結成通告を群馬バスに行って以来、群馬合同労組群馬バス分会は、会社の待機時間を2分の1にしてしまう労働時間管理と割増賃金計算、詐欺同然の手当、正社員化にともなう賃下げの実態など、次々に暴き出し、3月27日には決定的な証拠を突きつけて未払い残業代を支払えと第2回団体交渉で追及するところだった。職場でも不当なことに声をあげてきた。その先頭に立っていたのがM分会長なのだ。会社は不誠実な対応で逃げる一方、もはや群馬合同労組群馬バス分会をつぶす以外に、立ちゆかないところに追いつめられていた。そこに今回のM分会長のアルコール検知がおこった。きちんと事態をつかんで適正に対処するのではなく、当該の陳述書を無視・抹殺して、不当な解雇を強行した。群馬合同労組は、絶対にM分会長の不当解雇を許さず、解雇撤回まで闘い抜く。
群馬バスの労働者のみなさん、人ごとではありません。ともに闘いましょう!利用者のみなさん、全国の労働者のみなさん、どうかご支援をお願いします。

第2回団体交渉で残業時間・残業代の不正をやめさせよう

群馬バス分会の第2回の団体交渉は3月27日(月)に開催される。
この間判明したことは
①2015年の正社員化によって3万5千円もの基本給の賃下げが行われていたこと。
②正社員化前の残業代が月800円均一だったこと。
③残業時間も「中休」(待機時間)部分が半分に計算され、36協定も、賃金計算も不当である
こと
④1月の給与で組合員に6万円もの不明な未払い賃金があること。
⑤新しく採用された運転手は基本給と手当で14年働いた運転手よりも3万円も安いこと。
⑥これらがユニオンショップ協定を結んだ社内組合との労使協定をもとに行われていること。
群馬合同労組は、こうした現状を労働組合の団結の力でぶっとばそうと闘いに入る。群馬バスの労働者は群馬合同労組に入り、ともに闘おう!

【資料】 2月1日付「要求書」
冒頭、2016年11月30日付貴社「回答書」に抗議する。貴社は2016年10月12日の第1回団体交渉の場で当組合への提出を約束した賃金支給規程・36協定書の提出を拒否した。その理由は、同団体交渉にて貴社が資料として提出した「労働時間の考え方」という資料を当組合がホームページに掲載したことだと言う。この資料が「機密情報」であり、勝手に公開したことが信頼関係を損なったというのである。そもそも公開しないという確認などしていない。この「労働時間の考え方」が機密情報であるかどうか、当組合は従業員・市民のみなさんにみていただき、判断していただこうと考える。行政から補助金ももらう、公共交通を担う事業体であるにもかかわらず、労働組合との約束も一方的に踏みにじる不誠実な貴社の対応を、当組合は許さないことを通告しておく。
あらためて、以下の要求をするので、2017年2月中に団体交渉を開催の上、文書にて回答するよう、申し入れる。

(1)Oの2017年1月度給与に関して、時間外賃金の未払い分64402円を支払うこと。
(2)Mの2017年1月度給与に関して、時間外賃金の未払い分15957円を支払うこと。)
(3)Oの2017年1月度給与に関して、業務日報から算出した実際の実働時間(ハンドル時間)130時間40分とダイヤの実働時間(ハンドル時間)126時間50分との差、3時間50分について、未払いなので3時間50分÷2×1085.2円(時給)=2080円を支払うこと。
(4)第1回団体交渉にて貴社は運転していない待機時間、すなわち「中休」は「自由に利用できる休憩時間」であって、原則無給であると主張するが、貴社の「中休」は貴社の指揮命令下におかれた「手待時間」であり、れっきとした労働時間であるので、二分の一に計算する計算方法をやめること。(※「出勤を命じられ一定の場所に拘束されている以上いわゆる手待ち時間も労働時間である」(昭和33年10月11日基収6286号))
(5)「中休時間」のうち時間外にあたる部分を二分の一に計算する根拠となっている「中休時間における賃金の取扱いに関する事項」に関する群馬バス労働組合との労使協定について、当組合に開示、写しを交付すること。
(6)現在のOの労働条件に関して、2015年に群馬バス労働組合と合意された労使協定「正社員化に伴う労働条件に関する事項」について、当組合に開示、写しを交付すること。改訂前の「乗務給」「ハンドル」の規程について説明すること。
(7)最近2カ年のM・O二名の「乗務員乗務報告書」の写しを当組合に交付すること
(8)休日の振替について、本人の合意を取ること。振替日を必ず指定すること。
(9)榛名湖線・榛名神社~榛名湖間など、車幅が道路幅を超える危険箇所に関して、安全上に問題があるので、会社の安全配慮義務の問題として対策を講じること。
(10)安中ダイヤにおいて、乗客が定員をオーバーする時、どのように対応するべきか明らかにすること。        以上

群馬バス運転手の時給は800円!?

第2回団体交渉は3月27日に

群馬バスの代理人から団体交渉の提案がやっときた。2月中の開催を要求していたのだが、提案の電話がかかったのが3月1日。そして3月最終週の提案。第2回の団体交渉は3月27日(月)と決まった。
今回の要求書の重要な争点が、2015年夏頃に行われた正社員化(それ以前は群馬バスの運転手は基本的に一年契約の有期雇用社員だった)にともなって、どのように賃金体系が変わったのか、ということである。
表を見てほしい。これはO組合員の、過去の基本給・残業・出勤日数などのデータだ(給与明細が手元に残っているもの)。


① 正社員化の前の基本給は、乗務給とハンドル給に別れていて、それぞれ何を意味するのかがわからない。
② 乗務給とハンドル給の合計が基本給になると思われるが、月の平均額は225,983円になる。ところが正社員化されてから基本給は191,000円に下げられている。なんと3万5千円の賃下げだ。
③ 見過ごせないのは、正社員化前の残業代の計算方法だ。これまた、なんと、時給はきれいに800円にされている。毎月均一というのも理解できないし、なぜ800円なのかも理解できない。大型免許を持ち、乗客の命をあずかるプロのドライバーだ。時給800円とは驚きだ。(現在もその条件を継続している労働者もいる)
④ 正社員化の後、O組合員の時給は1,085円に上がっている。しかし、基本給が平均35,000円も下げられた上、残業時間の「中休」(待機時間)部分が半分にけずられ、残業時間全体もなぜか全然少なくされていることによって、収入は減ったままだ。さらに昨年1月に入ったM組合員にいたっては時給は986円だ。
新しいドライバーほど安い

入社して14年になるO組合員と、入社1年のM組合員。
賃金の大きな違いが二つある。
ひとつは、基本給。O組合員は191,000円。M組合員は173,500円。その差は毎月17,500円になる。
もうひとつは、「退職手当」。O組合員には毎月12,000円がつくが、M組合員にはつかない。もちろん、どちらも退職金は出ない。
これだけケチな会社だと、どうなるか?もちろんコストの高い労働者より、コストの安い労働者におきかえたくなる。だから古い労働者を大事にしなくなる。

群馬合同労組に入ってともに闘おう

会社の管理職や群馬バス労働組合の役員、交通ユニオンの役員が、群馬合同労組は過激派、群馬合同労組に入ると抜けられなくなる、家族まで就職できなくなる、群馬合同労組には絶対に入るな、と、吹いているらしい。しかし群馬合同労組は、群馬県労働委員会からも資格審査を受けて、救済命令も受けているれっきとした労働組合だ。だから会社も団体交渉から逃げられない。組合員の家族が組合員の活動を理由に就職できなかったことなんて聞いたことがない。もっとも家族がどんな人かで採用を決める会社なんて、ろくな会社ではないのだから、そんな会社には入らない方がいい。差別、いじめ、パワハラが横行する職場に間違いない。家族のためにやめた方がいい。
過労死レベルの長時間労働を強制されて、賃金の計算方法もわからない、計算してみたら疑問だらけ、こんなひどい状況を放置してきたのは、ほかならぬ会社と群馬バス労働組合、交通ユニオンだ。職場を変えるのは、労働者の団結の力だ。一人一人の労働者にこそ、力がある。だから群馬合同労組にはいって、ともに力をあわせて、職場を変えよう。
資料 2月1日付「要求書」

冒頭、2016年11月30日付貴社「回答書」に抗議する。貴社は2016年10月12日の第1回団体交渉の場で当組合への提出を約束した賃金支給規程・36協定書の提出を拒否した。その理由は、同団体交渉にて貴社が資料として提出した「労働時間の考え方」という資料を当組合がホームページに掲載したことだと言う。この資料が「機密情報」であり、勝手に公開したことが信頼関係を損なったというのである。そもそも公開しないという確認などしていない。この「労働時間の考え方」が機密情報であるかどうか、当組合は従業員・市民のみなさんにみていただき、判断していただこうと考える。行政から補助金ももらう、公共交通を担う事業体であるにもかかわらず、労働組合との約束も一方的に踏みにじる不誠実な貴社の対応を、当組合は許さないことを通告しておく。
あらためて、以下の要求をするので、2017年2月中に団体交渉を開催の上、文書にて回答するよう、申し入れる。

(1) Oの2017年1月度給与に関して、時間外賃金の未払い分64402円を支払うこと。(別添計算書参照)(訂正あり)
(2) Mの2017年1月度給与に関して、時間外賃金の未払い分15957円を支払うこと。(別添計算書参照)
(3) Oの2017年1月度給与に関して、業務日報から算出した実際の実働時間(ハンドル時間)130時間40分とダイヤの実働時間(ハンドル時間)126時間50分との差、3時間50分について、未払いなので3時間50分÷2×1085.2円(時給)=2080円を支払うこと。(別添計算書参照)(訂正あり)
(4) 第1回団体交渉にて貴社は運転していない待機時間、すなわち「中休」は「自由に利用できる休憩時間」であって、原則無給であると主張するが、貴社の「中休」は貴社の指揮命令下におかれた「手待時間」であり、れっきとした労働時間であるので、二分の一に計算する計算方法をやめること。(※「出勤を命じられ一定の場所に拘束されている以上いわゆる手待ち時間も労働時間である」(昭和33年10月11日基収6286号))
(5) 「中休時間」のうち時間外にあたる部分を二分の一に計算する根拠となっている「中休時間における賃金の取扱いに関する事項」に関する群馬バス労働組合との労使協定について、当組合に開示、写しを交付すること。
(6) 現在のOの労働条件に関して、2015年に群馬バス労働組合と合意された労使協定「正社員化に伴う労働条件に関する事項」について、当組合に開示、写しを交付すること。改訂前の「乗務給」「ハンドル」の規程について説明すること。
(7) 最近2カ年のM・O二名の「乗務員乗務報告書」の写しを当組合に交付すること
(8) 休日の振替について、本人の合意を取ること。振替日を必ず指定すること。
(9) 榛名湖線・榛名神社~榛名湖間など、車幅が道路幅を超える危険箇所に関して、安全上に問題があるので、会社の安全配慮義務の問題として対策を講じること。
(10) 安中ダイヤにおいて、乗客が定員をオーバーする時、どのように対応するべきか明らかにすること。        以上

群馬バスへの要求書の金額がまちがってました。増えてしまいました。

2月1日付で群馬バスに対して提出した要求書(http://gungoroso.org/?p=707)のうち、未払い残業代がまちがっていました。訂正と「おわび」を群馬バス(代理人 たかさき法律事務所)に提出しました。O組合員の1月度の未払い残業代は56,670円ではなく64,402円でした。増えてしまいました。

原因は、単純な引き算ミス。ブログの計算書(http://gungoroso.org/?p=723)をていねいにご覧になった方は気づいた方もおられることでしょう。エクセルの表をいろいろ手直ししているうちに、関数の式が消えてしまっていました。

ほかにもちょっとしたミスで、ある1日の「ハンドル時間」「中休時間」が2分づつまちがっていました。これによって請求金額が18円少なくなりました。

計算表を作るのは、「しろうと」にはたいへんな作業でした。労働者には、理解もできない、理解できても計算できない、という賃金体系になっているのが痛いほどわかりました。しかし、苦労のしがいがあって、計算表ができあがりました。これで、会社の総務よりも正確に正しく、かんたんに賃金計算ができるようになりました。

早速M組合員の2月度の明細表が届いたので、賃金を計算して比べてみました。

結果。残業時間は、明細書の「30時間39分」に対して97時間をこえています。「中休」を2分の1にしないで本来の拘束時間から計算すると実に121時間です!

未払い残業代は8万をこえ、2分の1にしなければ11万をこえます!

どうしてこうなるのか?団体交渉で会社にしっかりと説明してもらわないといけませんが、どうやら秘密は休日にあるようです。実際要求書を出したあと、明細の「休日出勤」「有給休暇」「欠勤」の日数が空白になっています。群馬バスは、休出と有休をごちゃまぜにして、休日数を法定休日だけに処理してしまっているとしか考えられません。これはどろぼうと同じです。

さらにまた、賃金規程に「固定残業代」という規程がちりばめられています。たとえば「生活関連手当」1万円。従業員には「交通費」と「家族手当」のようなものと説明されてきた(群馬バスでは交通費が支給されていない!)、この「生活手当」が「固定残業手当」を4,720円含むとされています。つまり残業代・残業時間から、これが引かれている可能性があります。「退職金手当」も同じです。「交通費」「家族手当」「退職金(前払い?)」として受け取っていると思っていたものが、何と自分が働いた残業代として処理されている可能性が大きいのです。

どうです?みなさん?これって「詐欺」ではないでしょうか?

今回、要求書の金額を間違えたことについて、組合は「謝罪」のことばを添えました。間違えたのですから。しかし、です。ちゃんと、労働者の賃金の計算の根拠を、あなたはこれだけ働いたので、こういう計算になります、と、ていねいに説明するのは、会社のやることではないでしょうか?会社は「機密情報」だと言って、約束したものも出さず、業務日報やダイヤもコピーも取らせません。組合は手探りで組合員から情報をあつめて、苦労して賃金を計算して、出して見せました。どちらがあやまるべきなのでしょうか?

群馬バスの労働者のみなさん。自分がどれだけ働いたのか、必ず記録を残しましょう。労働者は奴隷ではないのです。群馬合同労組群馬バス分会に入って、当たり前のことを、当たり前に要求し、きちんと勝ちとりましょう。それは労働者として当然のことです。

 

ちなみに群馬合同労組群馬バス分会の組合員は、業務日報の写真画像を記録し保存することを営業所長に認めさせています。こそこそせずに、日報提出の前に、堂々と写真撮影しましょう。あなたの労働をただ働きに終わらせないために。

 

群馬バスは誠実に団体交渉を行え

群馬バスに対して2月1日付で要求書を提出した(既報)。2月中の団体交渉を要求したのに、今日まで何の音沙汰もない。たかさき法律事務所の代理人に電話してどうなっているか確認した。

「いま日程の調整中です。」「2月中の開催はちょっとむずかしい…」

いつまでもこの調子でやろうなんて許さない。なにせ賃金不払いは不法行為。労働基準法(24条)違反で、30万円以下の罰金が科せられる犯罪行為だ(労働基準法120条1号)。行政から補助金ももらっているのに、許されるはずもない。

群馬バスは昨日群馬バス労働組合と団体交渉を行ったようだ。どんな要求で、どんな交渉だったのか…

要求書で、O組合員の1月度の未払い残業代を56,670円等と出したが、要求書に添付した計算書を一部公開する。文句のつけようがあるなら、ぜひつけてほしい。