3月17日、群馬バスに解雇撤回の抗議行動!(速報)

3月15日の群馬バスによるM分会長への解雇通告に対して、群馬合同労組は16日付で解雇撤回の要求書を送付。本日3月17日、朝から群馬バス箕郷バスセンター、榛名営業所、本社ビルに対して、抗議行動に立った。緊急だったが、15名の組合員・支援共闘の仲間が決起。M分会長先頭に解雇撤回まで闘う決意を叩きつけた。

 

 

 

群馬バスは不当解雇を撤回しろ!!

群馬バス分会長の解雇は
組合つぶしだ!

3月15日、株式会社群馬バスは、群馬合同労組群馬バス分会・M分会長に対して、3月10日出勤時のアルコール検知におけるアルコール反応の検出を理由に解雇を通告した。絶対に許さない。群馬合同労組は、M分会長の解雇撤回まで徹底的に闘うことを宣言する。
事実はこうだ。3月10日早朝、M分会長は5:50に出勤、アルコール検査を受ける。すると検知器が反応。数値は最大0.097、1時間ほど後には0になっていた。M分会長はふだんからスマートフォンをつかって、自分のアルコール量と時間をチェックしていたので、なぜ検知されたのか理解できない。動転していたM分会長は、あわてて出勤してきた所長の事情聴取に対して、前日は休みで夕食の時にビール1本、食後にビールを2本700ミリリットルを飲んだ、時間は22~23時くらいまでと話した。所長は、処分が決まるまで出勤停止を命じた。同日夕方安全管理部長から事実経過を再確認する電話を受けた。
M分会長は、その後、その日の出勤途中で飲んだ栄養ドリンクにアルコールが含まれていることがわかり、また飲酒した時間が自分の勘違いで報告した時間よりも1時間か30分早かったことに気づき、それらを記した3月13日付「陳述書」を、翌14日に会社に提出した。
提出した翌15日、14時に出社するように連絡が来た。出社すると、御園生専務、満島所長以下5名が待っていて、解雇通告が行われた。
理由は「飲酒罰則基準」と就業規則に照らして解雇するというもの。アルコール反応の検出と、「かつ勤務時間前8時間以内に飲酒した」ことが解雇に該当するとするものだった。通告と同時に「飲酒運転防止対策、飲酒罰則基準について」という社長名、平成25年(2013年)5月31日付「達示」が示された。ここには、第3項として、始業点呼時のアルコール検査で呼気中アルコール濃度0.15以上の場合(酒気帯びに該当)は「聴聞し、その内容により懲戒解雇または諭旨解雇」とある。そして第4項として、0.15未満の場合、「聴聞し、その内容により7日以内の停職」とある。問題はこの但し書きに、「但し、勤務時間前8時間以内に飲酒した場合、または2年以内に飲酒による懲戒を受けている場合は本項の扱いではなく同項(第3頁)の懲戒の種類で処分する」とある。そして検査にひっかかった当日の事情聴取で22時から23時くらいの間にビールを飲んだと話したことが「勤務時間前8時間以内」にあたるというのだ。
しかしM分会長は解雇通告の前日に「陳述書」を提出し、ビールを飲んだ時間は1時間か30分早かったと陳述を訂正している。また直前に飲んだ栄養ドリンクにアルコール成分が含まれていたと成分表の写真も添えて提出した。これらを検討することもなく、M分会長を一発で解雇したのだ。人手不足で汲々としているときに。こんなことで納得できるはずがない。
事態はあきらかだ。昨年8月31日付で分会結成通告を群馬バスに行って以来、群馬合同労組群馬バス分会は、会社の待機時間を2分の1にしてしまう労働時間管理と割増賃金計算、詐欺同然の手当、正社員化にともなう賃下げの実態など、次々に暴き出し、3月27日には決定的な証拠を突きつけて未払い残業代を支払えと第2回団体交渉で追及するところだった。職場でも不当なことに声をあげてきた。その先頭に立っていたのがM分会長なのだ。会社は不誠実な対応で逃げる一方、もはや群馬合同労組群馬バス分会をつぶす以外に、立ちゆかないところに追いつめられていた。そこに今回のM分会長のアルコール検知がおこった。きちんと事態をつかんで適正に対処するのではなく、当該の陳述書を無視・抹殺して、不当な解雇を強行した。群馬合同労組は、絶対にM分会長の不当解雇を許さず、解雇撤回まで闘い抜く。
群馬バスの労働者のみなさん、人ごとではありません。ともに闘いましょう!利用者のみなさん、全国の労働者のみなさん、どうかご支援をお願いします。

第2回団体交渉で残業時間・残業代の不正をやめさせよう

群馬バス分会の第2回の団体交渉は3月27日(月)に開催される。
この間判明したことは
①2015年の正社員化によって3万5千円もの基本給の賃下げが行われていたこと。
②正社員化前の残業代が月800円均一だったこと。
③残業時間も「中休」(待機時間)部分が半分に計算され、36協定も、賃金計算も不当である
こと
④1月の給与で組合員に6万円もの不明な未払い賃金があること。
⑤新しく採用された運転手は基本給と手当で14年働いた運転手よりも3万円も安いこと。
⑥これらがユニオンショップ協定を結んだ社内組合との労使協定をもとに行われていること。
群馬合同労組は、こうした現状を労働組合の団結の力でぶっとばそうと闘いに入る。群馬バスの労働者は群馬合同労組に入り、ともに闘おう!

【資料】 2月1日付「要求書」
冒頭、2016年11月30日付貴社「回答書」に抗議する。貴社は2016年10月12日の第1回団体交渉の場で当組合への提出を約束した賃金支給規程・36協定書の提出を拒否した。その理由は、同団体交渉にて貴社が資料として提出した「労働時間の考え方」という資料を当組合がホームページに掲載したことだと言う。この資料が「機密情報」であり、勝手に公開したことが信頼関係を損なったというのである。そもそも公開しないという確認などしていない。この「労働時間の考え方」が機密情報であるかどうか、当組合は従業員・市民のみなさんにみていただき、判断していただこうと考える。行政から補助金ももらう、公共交通を担う事業体であるにもかかわらず、労働組合との約束も一方的に踏みにじる不誠実な貴社の対応を、当組合は許さないことを通告しておく。
あらためて、以下の要求をするので、2017年2月中に団体交渉を開催の上、文書にて回答するよう、申し入れる。

(1)Oの2017年1月度給与に関して、時間外賃金の未払い分64402円を支払うこと。
(2)Mの2017年1月度給与に関して、時間外賃金の未払い分15957円を支払うこと。)
(3)Oの2017年1月度給与に関して、業務日報から算出した実際の実働時間(ハンドル時間)130時間40分とダイヤの実働時間(ハンドル時間)126時間50分との差、3時間50分について、未払いなので3時間50分÷2×1085.2円(時給)=2080円を支払うこと。
(4)第1回団体交渉にて貴社は運転していない待機時間、すなわち「中休」は「自由に利用できる休憩時間」であって、原則無給であると主張するが、貴社の「中休」は貴社の指揮命令下におかれた「手待時間」であり、れっきとした労働時間であるので、二分の一に計算する計算方法をやめること。(※「出勤を命じられ一定の場所に拘束されている以上いわゆる手待ち時間も労働時間である」(昭和33年10月11日基収6286号))
(5)「中休時間」のうち時間外にあたる部分を二分の一に計算する根拠となっている「中休時間における賃金の取扱いに関する事項」に関する群馬バス労働組合との労使協定について、当組合に開示、写しを交付すること。
(6)現在のOの労働条件に関して、2015年に群馬バス労働組合と合意された労使協定「正社員化に伴う労働条件に関する事項」について、当組合に開示、写しを交付すること。改訂前の「乗務給」「ハンドル」の規程について説明すること。
(7)最近2カ年のM・O二名の「乗務員乗務報告書」の写しを当組合に交付すること
(8)休日の振替について、本人の合意を取ること。振替日を必ず指定すること。
(9)榛名湖線・榛名神社~榛名湖間など、車幅が道路幅を超える危険箇所に関して、安全上に問題があるので、会社の安全配慮義務の問題として対策を講じること。
(10)安中ダイヤにおいて、乗客が定員をオーバーする時、どのように対応するべきか明らかにすること。        以上

労働組合の力で原発とめよう!

 

群馬合同労組は、3・11反原発福島行動に賛同し、参加しました。

翌3月12日は、群馬さよなら原発アクションにNAZENぐんま、原発とめよう群馬の仲間たちとともに参加しました。集会・デモは1500名の結集で大成功。群馬合同労組は、参加者に1000枚のビラを届けました。

集会の様子はNAZENぐんまブログを見てください。

http://blogs.yahoo.co.jp/nazen_gunma/69354221.html

 

 

以下はビラの内容です。

 

労働組合の力で原発とめよう!

避難指示解除、JR常磐線運転再開に絶対反対!
3月11日、福島県郡山市で6年目の3・11反原発福島行動が開催され、1100名が結集し、郡山市内を労働組合を軸にした大デモが右翼の妨害をはね返して行われました。
福島では、3月をもって大部分の避難指示を解除し、避難者の仮設住宅からの追い出し、避難指示圏外避難者への住宅支援等の打ち切りなどが行われようとしています。絶対に許すことはできません。
原発事故は何も終わってはいません。甲状腺がんの子供はすでに185人。住民、とりわけ子供たちの被曝の強制は国の犯罪です。
集会では、被曝労働拒否を闘う動労水戸が常磐線の全線開通の動きに徹底してストライキで闘うと報告と決意。高浜原発再稼働に反対する京都府職労舞鶴支部長は、自治体労働者が無理な避難計画に反対して闘えば、再稼働をとめられると発言。福島の怒りとともに、労働者の闘いで原発をとめようと誓い合いました。

今こそ職場に団結と労働組合を取り戻そう!

原発だけの問題ではありません。安倍政権の戦争への動き、「働き方改革」と称した、労働組合を解体し、労働者全体を非正規職に突き落とそうという動きは、職場からの団結と労働組合を取り戻す取り組みが待ったなしに求められています。
群馬合同労働組合は個人で加盟できる地域合同一般労働組合として、「ブラック企業をぶっとばそう!」と闘ってきました。職場、産別をこえて、連帯と闘いをつくり出しましょう!
中央タクシー分会の闘い

藤岡市に群馬営業所のある中央タクシー(株)は、長野市に本社をおき、成田・羽田への空港送迎の乗合タクシーを運行しています。テレビの「カンブリア宮殿」にも取り上げられ、いい会社だと絶賛されました。ところが実態は、固定残業代で「定額働かせ放題」。過酷な勤務が続く中、運転業務中に脳血管障害で運転手が死亡する事故もおこしました。
このままでは殺されると、3人の運転手が群馬合同労組に入って闘いを始めました。会社は、組合つぶしで対抗。分会長を運転業務からはずし、仕事をさせない(千羽鶴折りを命じる…)、パートの時給にする、長野に配転するなどの脅しをかけました。ほかの二人には固定残業代を8万円減額するという兵糧攻め。こうした組合つぶしに対して、群馬合同労組は、速度違反をしないという「安全・順法闘争」、3回のストライキ、労働基準監督署への告発・告訴、群馬県労働委員会への救済申立、残業代等請求裁判などの闘いで、ついに会社を追いつめるところまで前進してきました。3月中には群馬県労働委員会の救済命令が出され、今までの組合つぶしの責任を取らせるつもりです。

群馬バス分会の闘い

群馬バス分会の第2回の団体交渉は3月27日(月)と決まりました。
この間判明したことは
①2015年の正社員化によって3万5千円もの基本給の賃下げが行われていたこと。
②正社員化前の残業代が月800円均一だったこと。
③残業時間も「中休」(待機時間)部分が半分に計算され、36協定も、賃金計算も不当であること
④1月の給与で組合員に6万円もの不明な未払い賃金があること。
⑤新しく採用された運転手は基本給と手当で14年働いた運転手よりも3万円も安いこと。
⑥これらがユニオンショップ協定を結んだ社内組合との労使協定をもとに行われていること。
群馬合同労組は、こうした現状を労働組合の春闘でぶっとばそうと闘いに入ります。ぜひともご支援をお願いいたします。

資料 2月1日付「要求書」
冒頭、2016年11月30日付貴社「回答書」に抗議する。貴社は2016年10月12日の第1回団体交渉の場で当組合への提出を約束した賃金支給規程・36協定書の提出を拒否した。その理由は、同団体交渉にて貴社が資料として提出した「労働時間の考え方」という資料を当組合がホームページに掲載したことだと言う。この資料が「機密情報」であり、勝手に公開したことが信頼関係を損なったというのである。そもそも公開しないという確認などしていない。この「労働時間の考え方」が機密情報であるかどうか、当組合は従業員・市民のみなさんにみていただき、判断していただこうと考える。行政から補助金ももらう、公共交通を担う事業体であるにもかかわらず、労働組合との約束も一方的に踏みにじる不誠実な貴社の対応を、当組合は許さないことを通告しておく。
あらためて、以下の要求をするので、2017年2月中に団体交渉を開催の上、文書にて回答するよう、申し入れる。

(1) Oの2017年1月度給与に関して、時間外賃金の未払い分64402円を支払うこと。(別添計算書参照)(訂正あり)
(2) Mの2017年1月度給与に関して、時間外賃金の未払い分15957円を支払うこと。(別添計算書参照)
(3) Oの2017年1月度給与に関して、業務日報から算出した実際の実働時間(ハンドル時間)130時間40分とダイヤの実働時間(ハンドル時間)126時間50分との差、3時間50分について、未払いなので3時間50分÷2×1085.2円(時給)=2080円を支払うこと。(別添計算書参照)(訂正あり)
(4) 第1回団体交渉にて貴社は運転していない待機時間、すなわち「中休」は「自由に利用できる休憩時間」であって、原則無給であると主張するが、貴社の「中休」は貴社の指揮命令下におかれた「手待時間」であり、れっきとした労働時間であるので、二分の一に計算する計算方法をやめること。(※「出勤を命じられ一定の場所に拘束されている以上いわゆる手待ち時間も労働時間である」(昭和33年10月11日基収6286号))
(5) 「中休時間」のうち時間外にあたる部分を二分の一に計算する根拠となっている「中休時間における賃金の取扱いに関する事項」に関する群馬バス労働組合との労使協定について、当組合に開示、写しを交付すること。
(6) 現在のOの労働条件に関して、2015年に群馬バス労働組合と合意された労使協定「正社員化に伴う労働条件に関する事項」について、当組合に開示、写しを交付すること。改訂前の「乗務給」「ハンドル」の規程について説明すること。
(7) 最近2カ年のM・O二名の「乗務員乗務報告書」の写しを当組合に交付すること
(8) 休日の振替について、本人の合意を取ること。振替日を必ず指定すること。
(9) 榛名湖線・榛名神社~榛名湖間など、車幅が道路幅を超える危険箇所に関して、安全上に問題があるので、会社の安全配慮義務の問題として対策を講じること。
(10)安中ダイヤにおいて、乗客が定員をオーバーする時、どのように対応するべきか明らかにすること。        以上

太田市の運送業者、労基法違反で書類送検

2017年3月8日付上毛新聞の記事。

太田市の運送業者が時間外労働の36協定=月94時間をこえて時間外労働をさせていたとして書類送検されたという記事。運転手が過労で事故をおこし、その後脳出血を発症したようだ。中央タクシーで数年前にあった事故を思い出す。中央タクシーの事故では運転手はそのまま亡くなった。

ドライバーのみなさん、会社に労働基準法を守らせるのは命の問題だ。自分だけではない命の。

中央タクシーも、これ以上の残業が当たり前だった。分会の闘いで、ドライバーは倍増し、かなりの改善を実現した。群馬バスも、今まで、ヤミであった部分を暴き出して、闘いが前進している。運輸労働者は、団結してたち上がろう。

 

 

第7回中央タクシー団体交渉

3月6日、藤岡市みかぼみらい館で、第7回目の中央タクシーとの団体交渉が開催された。前回の団体交渉ではふざけきった宇都宮司社長に対する組合員の怒りが爆発して、怒号とドカッバキッという音に隣室で面接を行っていた人たちが通報して、職員がなだれ込んできた。同じ会場。よく貸したものだ。

今回も中央タクシー分会はもちろん、群馬バス分会の二人、総勢9名で団交にのぞむ。会社はいつもの宇都宮司社長、河野総務部長、山本営業所長の3人。

要求項目は3つ。

①「2016年冬の賞与を川谷内、柴崎、都丸に支給すること。賞与の査定基準を明示する事」

会社は相変わらず「支給しない」「基準を示す必要はない」の一点張り。何で組合員3人だけゼロなのか説明しろと柴崎副分会長。労働委員会の証人尋問であんた基準はあると言っただろう。賃金規程になんて書いてあるか言ってみろ?と追及。基準を示す必要はないじゃない、就業規則にどう書いてあるか言ってみろ。言えない。組合が労働委員会に会社が提出した賃金規程のコピーを見せてやる。ちゃんと「乗務員の勤務成績、出勤率等を基準に支給する」と書いてある。たとえば出勤率。ほかのドライバーとそんなに違わない組合員がなぜゼロになるのか?答えられない。「総合的に…」総合的になんでゼロになるんだ?答えられない。まぁいい。不当労働行為で全部取り戻す。

②「欠勤控除の超過減額分を支払うこと。欠勤控除の計算について説明する事」

これについて宇都宮司は「これについては申し訳ない」と間違いを認める。だいたいあんたの会社は所定労働日は何日かと聞くが、答えられない。驚きだ。総務部長に聞く。「計算してみたら月平均で、長野は19.5日、群馬営業所は21.05日でした」。どうやって計算したのか聞く。答えられない。しょうがない、組合員がこうだろ?こうだろ?と教えて計算機を押す。やっと計算方法がわかる。で、なんで給与明細には16.5日になっているの?「それがわからない…システムの問題で…」あきれていいのやら、笑っていいのやらわからない。いずれにしても欠勤1日あたり2500円ほど余分に引かれてきたということだ。計算して全部払え。「調査します」今月中に調べて全部払え!と通告。おまけに賃金規程が同じ日付で中身が違うものが存在することが発覚。どうしようもない。さらに聞いてもいないのに、宇都宮司は「欠勤の場合は稼働手当の減額もかかわる」ともらした。びた一文、返したくないらしい。しかし言ってはいけないことを言った。へぇ、じゃあ稼働手当は基本給になるんですね?宇都宮司は、しまった、という顔をする。ざまぁみろ。

③「2017年4月1日より基本給を4万円上げること。現在16万円の基本給を20万円とすること。就業規則には2015年8月まで定期昇給が明記されていたが、少なくともこの8年間一度も昇給がないので、賃上げすること。」

「賃上げできる状況ではない」。状況ではないって、賃金規程に2015年8月まで明記されていたのに、少なくとも8年はあがったことない。どういうつもりだ?「いや先代の長野オリンピック以降上げられる状況でなかった」。やる気があるのか?4万円は無理だが、○○なら、とか言えないのか?美談を宣伝文句に使うが、従業員ががんばって作ってきたものだろうが?それにこたえる気持ちがないのか?「何年も働いていない柴崎さんに言われる筋合いじゃない」おかしいだろ?取り消せ。「取り消します」…

今回も組合員を挑発して、言質をとられずに逃げることだけ考えていた宇都宮司。しかし組合員はそんな手には乗らない。自信も余裕もある。今にみていろ。

「もう時間なので」と一方的に席を立つ宇都宮司社長。群馬県労働委員会の救済命令も近い。春闘はこれからだ。

 

 

群馬バス運転手の時給は800円!?

第2回団体交渉は3月27日に

群馬バスの代理人から団体交渉の提案がやっときた。2月中の開催を要求していたのだが、提案の電話がかかったのが3月1日。そして3月最終週の提案。第2回の団体交渉は3月27日(月)と決まった。
今回の要求書の重要な争点が、2015年夏頃に行われた正社員化(それ以前は群馬バスの運転手は基本的に一年契約の有期雇用社員だった)にともなって、どのように賃金体系が変わったのか、ということである。
表を見てほしい。これはO組合員の、過去の基本給・残業・出勤日数などのデータだ(給与明細が手元に残っているもの)。


① 正社員化の前の基本給は、乗務給とハンドル給に別れていて、それぞれ何を意味するのかがわからない。
② 乗務給とハンドル給の合計が基本給になると思われるが、月の平均額は225,983円になる。ところが正社員化されてから基本給は191,000円に下げられている。なんと3万5千円の賃下げだ。
③ 見過ごせないのは、正社員化前の残業代の計算方法だ。これまた、なんと、時給はきれいに800円にされている。毎月均一というのも理解できないし、なぜ800円なのかも理解できない。大型免許を持ち、乗客の命をあずかるプロのドライバーだ。時給800円とは驚きだ。(現在もその条件を継続している労働者もいる)
④ 正社員化の後、O組合員の時給は1,085円に上がっている。しかし、基本給が平均35,000円も下げられた上、残業時間の「中休」(待機時間)部分が半分にけずられ、残業時間全体もなぜか全然少なくされていることによって、収入は減ったままだ。さらに昨年1月に入ったM組合員にいたっては時給は986円だ。
新しいドライバーほど安い

入社して14年になるO組合員と、入社1年のM組合員。
賃金の大きな違いが二つある。
ひとつは、基本給。O組合員は191,000円。M組合員は173,500円。その差は毎月17,500円になる。
もうひとつは、「退職手当」。O組合員には毎月12,000円がつくが、M組合員にはつかない。もちろん、どちらも退職金は出ない。
これだけケチな会社だと、どうなるか?もちろんコストの高い労働者より、コストの安い労働者におきかえたくなる。だから古い労働者を大事にしなくなる。

群馬合同労組に入ってともに闘おう

会社の管理職や群馬バス労働組合の役員、交通ユニオンの役員が、群馬合同労組は過激派、群馬合同労組に入ると抜けられなくなる、家族まで就職できなくなる、群馬合同労組には絶対に入るな、と、吹いているらしい。しかし群馬合同労組は、群馬県労働委員会からも資格審査を受けて、救済命令も受けているれっきとした労働組合だ。だから会社も団体交渉から逃げられない。組合員の家族が組合員の活動を理由に就職できなかったことなんて聞いたことがない。もっとも家族がどんな人かで採用を決める会社なんて、ろくな会社ではないのだから、そんな会社には入らない方がいい。差別、いじめ、パワハラが横行する職場に間違いない。家族のためにやめた方がいい。
過労死レベルの長時間労働を強制されて、賃金の計算方法もわからない、計算してみたら疑問だらけ、こんなひどい状況を放置してきたのは、ほかならぬ会社と群馬バス労働組合、交通ユニオンだ。職場を変えるのは、労働者の団結の力だ。一人一人の労働者にこそ、力がある。だから群馬合同労組にはいって、ともに力をあわせて、職場を変えよう。
資料 2月1日付「要求書」

冒頭、2016年11月30日付貴社「回答書」に抗議する。貴社は2016年10月12日の第1回団体交渉の場で当組合への提出を約束した賃金支給規程・36協定書の提出を拒否した。その理由は、同団体交渉にて貴社が資料として提出した「労働時間の考え方」という資料を当組合がホームページに掲載したことだと言う。この資料が「機密情報」であり、勝手に公開したことが信頼関係を損なったというのである。そもそも公開しないという確認などしていない。この「労働時間の考え方」が機密情報であるかどうか、当組合は従業員・市民のみなさんにみていただき、判断していただこうと考える。行政から補助金ももらう、公共交通を担う事業体であるにもかかわらず、労働組合との約束も一方的に踏みにじる不誠実な貴社の対応を、当組合は許さないことを通告しておく。
あらためて、以下の要求をするので、2017年2月中に団体交渉を開催の上、文書にて回答するよう、申し入れる。

(1) Oの2017年1月度給与に関して、時間外賃金の未払い分64402円を支払うこと。(別添計算書参照)(訂正あり)
(2) Mの2017年1月度給与に関して、時間外賃金の未払い分15957円を支払うこと。(別添計算書参照)
(3) Oの2017年1月度給与に関して、業務日報から算出した実際の実働時間(ハンドル時間)130時間40分とダイヤの実働時間(ハンドル時間)126時間50分との差、3時間50分について、未払いなので3時間50分÷2×1085.2円(時給)=2080円を支払うこと。(別添計算書参照)(訂正あり)
(4) 第1回団体交渉にて貴社は運転していない待機時間、すなわち「中休」は「自由に利用できる休憩時間」であって、原則無給であると主張するが、貴社の「中休」は貴社の指揮命令下におかれた「手待時間」であり、れっきとした労働時間であるので、二分の一に計算する計算方法をやめること。(※「出勤を命じられ一定の場所に拘束されている以上いわゆる手待ち時間も労働時間である」(昭和33年10月11日基収6286号))
(5) 「中休時間」のうち時間外にあたる部分を二分の一に計算する根拠となっている「中休時間における賃金の取扱いに関する事項」に関する群馬バス労働組合との労使協定について、当組合に開示、写しを交付すること。
(6) 現在のOの労働条件に関して、2015年に群馬バス労働組合と合意された労使協定「正社員化に伴う労働条件に関する事項」について、当組合に開示、写しを交付すること。改訂前の「乗務給」「ハンドル」の規程について説明すること。
(7) 最近2カ年のM・O二名の「乗務員乗務報告書」の写しを当組合に交付すること
(8) 休日の振替について、本人の合意を取ること。振替日を必ず指定すること。
(9) 榛名湖線・榛名神社~榛名湖間など、車幅が道路幅を超える危険箇所に関して、安全上に問題があるので、会社の安全配慮義務の問題として対策を講じること。
(10) 安中ダイヤにおいて、乗客が定員をオーバーする時、どのように対応するべきか明らかにすること。        以上