中央タクシーが労働委員会命令にしたがって文書を組合に交付。今頃。

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昨日5月12日、配達証明で、中央タクシー(株)宇都宮司代表取締役から、不当労働行為をくり返さないという誓約の文書(写真上)が届きました。3月27日に交付された群馬県労働委員会の救済命令の主文第3項として、命令されていたものです。しかしこの第3項は、「本命令書受領の日から1週間以内に」交付せよと記載されているにもかかわらず、5月の10日付で12日に届きました。

どういうこと?何を考えている?

5月17日には、救済命令後、はじめての団体交渉が開かれます。組合は、今までのような1時間しか時間をとらず、時間になったら逃げ帰るような不誠実な交渉はあらためるように要求しましたが、相変わらず11時開始で12時終了で逃げ帰るという設定になっています。まだまだ闘いは続きそうです。

 

要求書

2017年4月14日

長野県長野市若穂保科日向休場265
中央タクシー株式会社
代表取締役 宇都宮 司 殿

群馬合同労働組合
執行委員長 清水彰二
TEL090-9016-0272
FAX027-352-5760
 

下記の要求項目について、事前に書面にて回答した上で、団体交渉の開催を要求する。
また、本要求書に対する回答を2017年4月20日までに当組合まで連絡されたい。労働時間に関する重要なものであり、これまでのような短時間ではなく、宇都宮社長出席の元で充分に時間をとって真摯な姿勢を示されたい。

また、事前に下記項目を書面にて回答すること

  1. これまでの団体交渉及び労働委員会の審問等において、労働時間の算定の会社側の算定は如何なるものか説明不足は否めない。具体的な勤務日を例に説明すること

 

  1. 2017年4月11日に組合員に対して支払われた未払い賃金について、命令外の賞与不支給分について、同様に遅延損害金の年利6%分を支払うこと

 

  1. 不当労働行為救済命令履行について、命令書記載の文書(命令書2ページ)を直ちに当組合に交付すること

 

  1. 空港便乗車される顧客の荷物料金について、乗務員の主観によるものでなく、寸法等の明確な判断基準を定めること

 

  1. 先般、群馬営業所内喫煙場所が敷地内の旧コンビニ店舗脇に移動されたが、防火の観点から再検討を求める。

以上

中央タクシーが労働委員会命令にしたがって文書を組合に交付。今頃。」への1件のフィードバック

  1. 私たち中央タクシーのドライバーは、主に基本給160000円と稼働手当114600円となっています。

    今回の組合員が取り戻したのは後者の稼働手当。会社側の言い分は、この稼働手当は、時間外や深夜等を含めた固定残業代だというものでした。審問では、時間外等どれだけ含んだ手当なのか全く述べることが出来ませんでした。
    今回の命令では、労働時間の多少によって減額できる固定残業代としての要件を満たさないという判断。

    一方で未払い賃金請求訴訟では、会社は、車両が停止している時間はほぼ全てが休憩時間と主張しています。これだと3日運行で通常のサラリーマンより休日数が若干多いので、週40時間を超えることは、ありません。固定残業代の必要性(目的)もないということになります。

    要件も満たさず必要性もない一定額の稼働手当は、名称以外に基本給との線引きがない事が明らか。

    さて、休憩時間として会社が裁判で主張している「車両が停止している時間」は、
    ・車両から離れることが出来ない
    ・飛行機の遅れ等で他のドライバーとの連絡。
    ・ターメルへのお迎え
    ・軽整備及び清掃作業
    しかも会社貸与の携帯を常に出る必要性もあります。
    これらは、休憩時間?
    デタラメもほどほどにして欲しいモノです。

    こうした金儲け手法の露見を恐れた上での不当労働行為なのです。

    実は、ペテンの「固定残業代」で働かせ放題は、運輸業で横行しているのが現状です。
    事実上の基本給を含めた額に割増つけて裁判に勝利する事は、長時間労働の一定の歯止めになると思います。
    ここに労働組合が非和解で闘う必要性があるのでは・・・

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