お礼状「ご支援ありがとうございました! 群馬合同労組中央タクシー分会、勝利命令勝ちとりました!」」

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ご支援ありがとうございました!

群馬合同労組中央タクシー分会、勝利命令勝ちとりました!

2017年4月18日 群馬合同労組 執行委員長 清水彰二/中央タクシー分会長 川谷内政樹

 

群馬合同労働組合中央タクシー分会の闘いに心をよせ、ご支援くださったみなさま。

おかげさまをもちまして、3月27日、群馬県労働委員会において、不当労働行為救済の勝利命令交付を勝ちとることができました。みなさまに、心から御礼申し上げます。また勝利する日まで、さらなるご支援・ご指導をいただきますようにお願いを申し上げます。

 

群馬県労働委員会は3月27日命令を交付して、群馬合同労組中央タクシー分会の柴崎・都丸組合員に対する固定残業手当の毎月約8万円の減額ならびに3人全員の2015年冬の賞与の減額について、「会社が組合や組合員に対する批判的な感情の下、その活動を抑制するために行ったもの」と不当労働行為をを認めて、中央タクシーに対して「なかったものとして取り扱え」と支払いを命じました。川谷内分会長の運転業務はずしについては、申立の15年6月時点での配置替え自体は、健康に留意したもので不当労働行為とは言えないと棄却しました。しかし会社は3月31日に分会長を運転業務に戻すことを通告、川谷内分会長は実に1年10ヶ月ぶりの運転業務復帰を果たしました。また申立以降になされた3人の16年夏・冬の賞与ゼロ支給についても、4月11日、命令された金額と合わせて全額支払われました。労働委員会への申立に続いて固定残業代制度の悪らつさ、違法性を暴くために16年10月に提訴した割増賃金等請求訴訟では、あわせて不当労働行為に対する慰謝料請求も求めています。職場闘争に徹底的にこだわりながら、労働委員会・裁判闘争を攻撃的に闘ってきた成果であると言えます。ご支援いただいたみなさま、とりわけ財政的にご支援をいただいたみなさま、本当にありがとうございました。みなさまのご支援なしには絶対に勝利はありえませんでした。

 

川谷内分会長の一本のメールでの相談から始まって1年10ヶ月。もちろん闘いはこれからですが、闘いに次ぐ闘いでした。その勝利の教訓はとても豊かであると思います。

 

一つは、労働者の怒りに徹底して依拠して闘ってきたことです。人手不足と長時間労働、無理に無理を重ねて不満を言おうものならパワハラと差別配車。みんな毎日が地獄のようでした。川谷内分会長や都丸組合員はこれまで怒ったことがないんじゃないかという人柄。ところが闘いが始まり、会社の組合つぶしが始まるや、3人の怒りが大爆発します。所長や運行管理者に対する日々の怒りの追及に始まり、本社抗議行動や団体交渉では社長に対する激しい怒りが叩きつけられました。とりわけ団体交渉は、組合は最大級の闘争として位置づけ、組合員の総決起をよびかけ、会社のふざけた対応に対して、組合員が机をけり上げるほどの怒りが叩きつけられました。こうした組合員の怒りの決起が団結を生み出し、組合の総決起をさらに拡大しました。

 

二つには、国鉄闘争と同じ闘争として闘ってきたことです。川谷内分会長は昔労働組合の活動家でした。しかし挫折し、労働運動に絶望して、別の人生を生きてきた人です。理由は共産党の「指導」に対する絶望でした。そして再び職場の現実に絶望し、怒りで眠れず、新たな長時間運転が迫る中、飲んだ睡眠導入剤でもうろうとする意識のなか、「千葉で闘っている国鉄の組合があったはずだ…」という記憶が浮かびあがりました。そしてネットで検索、群馬合同労組にたどり着いたのです。

そして組合加入の二日後には国鉄集会に参加して、確信を深めます。節目節目で、飛躍を問われる場面がいくつもありました。そんなときに方向性を示してくれるのは必ず国鉄闘争であり、合同一般全国協であり、闘う仲間たちの存在でした。困難に直面したときに国鉄闘争の地平に立つことができたから、困難な局面を打開できました。そこには確固とした時代認識、労働者に対する根底的な信頼がありました。

国鉄分割・民営化以来の新自由主義は、一方で労働基準法もなきに等しい地獄のような労働現場と、もう一方での労働組合の屈服・堕落をうみだしてきました。それが30年続きました。ブラック企業が幅をきかせる世の中。「おかしいだろう」「生きさせろ」と声をあげることは、30年前に国鉄労働者が分割民営化に反対して声をあげたのと同じくらい勇気と決断のいることです。しかも動労千葉や動労水戸のような団結できる仲間も職場にはいません。そういうぎりぎりの状況で、なおも立ち上がる労働者に対して、私たちは真っ向から「国鉄闘争のように闘おう!」「組合で団結して闘えば必ず勝利できる」と訴え勝利したのです。国鉄闘争は支援運動ではないのです。同じ闘いを自分の職場で闘うのです。

 

三つには、従って、新自由主義の30年と対決し、打ち破る闘争をめざし、自覚的に攻撃的に闘ってきたことです。

とにかくブラック企業との闘いです。一方的で不当な処分・攻撃。団交から逃げる。不誠実な対応。不利なものは一切出さない。これを打ち破るためには労働委員会闘争、裁判闘争は不可欠な闘いです。そうした闘いをやり抜く力、財政が必要です。必死にやるしかありません。その中で組合と地域の仲間との団結を具体的に作り出すのです。こちらが本気になってはじめてみんなが本気になります。そしてこの闘いは必ずや30年の新自由主義を打ち破る爆発的な力と団結を作り出すものです。

中央タクシー分会の闘いは、とりわけ運輸労働者がおかれている長時間拘束、それを強制する固定残業代制度との正面からの闘いです。こうした労働者にとって根本的なテーマが、国鉄分割民営化以降の新自由主義によって基本的に放置されています。闘ってきたのは過労死した労働者の遺族や病気で働けなくなった労働者で、労働組合が闘ってきたという事例はきわめて少ないのが現実です。こうしたテーマをすべて引き受けて闘うことが問われています。その力を作り出さなければなりません。

 

こうした闘いは絶対にすべての労働者の共感と支持を生み出すと信じています。組合の団結、地域・全国の支援・連帯を作り出します。国際的な共感と連帯も作り出します。一人の決起が必ず世界革命に向けた階級的団結を作り出すのです。ここに国鉄闘争が作り出した地平があるのだと思います。

 

中央タクシーの闘いは、次なる組織拡大という課題をつき出しています。東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会と同じです。ここで突破した時に大きく道がひらけます。分会と組合の団結でみなさんに必ず次の勝利を報告したいと思います。ありがとうございました!今後ともさらなるご支援・ご指導をよろしくお願いいたします。

 

お礼状「ご支援ありがとうございました! 群馬合同労組中央タクシー分会、勝利命令勝ちとりました!」」」への4件のフィードバック

  1. 群馬のみなさんの闘いに、揺さぶられるような感激を得ました。また、引き続き福島の地で頑張ります!階級の連帯、ここにこそ全ての希望がありますね。

  2. 椎名さん。ありがとうございます。群馬合同労組の闘いの中には福島のみなさんの、ネバーギブアップの闘いもしっかり入っています。団結して闘います!

  3. ピンバック: お礼状 群馬合同労組中央タクシー分会 – 合同・一般労組全国協議会

  4. 完全勝利おめでとうございます。 この勝利は、群馬バス分会にとってもいい励みになります。 勢いにのって前進しなければなりません。 これから、労働委員会闘争や裁判闘争が待ってます。 業務拡大や設備投資も素晴らしい事だ。しかし、その前に労働者に賃金をあげるのが先だと思う。 群馬バスは、あまりにも不誠実です。 我が組合と分会には、全労協全国一般東京労働組合様など大手の労組から協力を得ました。 皆と共に団結して突き進む次第です。 まだまだ、これからです。 同志柴崎さん、よろしくお願いいたします。

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