群馬県労働委員会の中央タクシー不当労働行為申立事件に関する救済命令について

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群馬県労働委員会の中央タクシー不当労働行為申立事件に関する救済命令について

 

2017年3月27日、群馬県労働委員会は、群馬合同労組に対して、中央タクシー不当労働行為救済申立事件について、命令書を交付した。3つの争点のうち、柴崎・都丸組合員の「稼働手当」毎月79600円の減額、川谷内・柴崎・都丸組合員の2015年12月の賞与減額分について、全面的に組合の主張を認めて、減額をなかったものとして取扱い、全額支払えと命令した。いわく(会社の主張には)「合理性はなく、その動機は、会社が組合や組合員に対する批判的な感情の下、その活動を抑制するために行ったものと判断できる」。

「稼働手当」に関しては2015年9月以来今年の3月までで19ヶ月、一人151万円余り。賞与に関しては、2016年の2回のゼロ支給もあわせると41.5~44.5万円余の未払いになる。柴崎・都丸組合員についてはあわせると一人当たり200万近い。今さらながら不当な兵糧攻め(ひょうろうぜめ)に怒りがわく。年6分の遅延損害金含めて、きっちり耳をそろえて払ってもらう。

2015年6月13~14日の川谷内分会長の乗務はずし・内勤への勤務変更については、群馬県労働委員会は、会社の不当労働行為意思を認定しながらも、「運行の安全を確保するために必要な対応」「組合に対する感情との関係は極めて希薄」、よって不当労働行為には該当しないと判断した。組合員も証人尋問で、「病気で倒れてしまいそう」と感じたと証言したような川谷内分会長の健康状態だったとしても、「組合に対する感情との関係は…希薄」とは言えない。その点は不当だと言わざるをえない。

しかし、重要なのは、この労働委員会への救済申立を通して、会社の組合つぶしをぶっとばして、勝利して前進してきたことである。会社は、川谷内分会長を運転業務からはずし、仕事を与えず、「千羽鶴」折りをやらせ、正社員から時給の非正規社員に身分を転換し、長野に配転すると通告した。たたみかけるように組合をつぶそうとしてきたのだ。しかしこの救済申立によって、会社はすべてを撤回せざるをえなかった。残業も一切していないのに、稼働手当を満額支払わざるをえなくなった。団交でのように「逃げてだんまり」も許されなくなった。常に営業所に分会長が張り付いていることによって、職場での闘いは大前進し、分会の団結は強まり、会社との力関係をもひっくり返してきた。

はっきりしているのは群馬県労働委員会は、会社の不当労働行為意思を全面的に認定したということだ。不当労働行為の一切を群馬合同労組は許さない。問われているのはこれからの闘い方である。群馬合同労組は、組合の団結と職場での闘いの発展、全国の労働者との団結によって、中央タクシーという会社との決着をつける。それは地域に、全国に、世界につながり、広がる闘いだ。

すでにはじまった残業代裁判も完全に勝利が見えた。何より、団結して群馬バスの不当解雇・不当労働行為を絶対に粉砕する。みなさん、ともに闘おう!

 

 

 

 

 

 

 

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