某社が新入社員に提出させた「誓約書」がひどい

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某社が新入社員に提出させた「誓約書」がひどい。

そこには①として就業規則その他規程の遵守義務を履行することを確認した上で②採用条件に違反する行為があった場合は解雇されても異議を申し立てない③試用期間ののちに従業員と不適格と認められた場合は正式採用を取り消されても異議を申し立てない④「故意又は重大な過失により」与えた一切の損害については賠償の責を負う、などとある。

さらに同時に提出を指示された「身元保証書」がまたひどい。

「身元保証人として会社の就業規則及び諸規定を遵守して勤務することを保証する」「万一、本人がこれに違反し、あるいは故意又は重大な過失によって貴社に損害を与えた時は、本人はもとより、私共も連帯してその損害を賠償する責任を負担する」。

 

このような「誓約書」を提出したとしても、もし解雇(もちろん「正式採用取り消し」を含む)されたときに、解雇が不当であれば、異議を申し立てることは当然の権利であり、会社が「誓約書」を根拠にそれを禁止したりすることができるわけがない。「異議」の方法が、組合の加入と要求書であろうが、裁判であろうが、労働者・人間としての基本的な権利を、会社の一方的な(新入社員が提出を拒否することは不可能に近い)「誓約書」ひとつで剥奪できるわけがない。

また就業規則だって、会社が一方的に決めて、ほぼ勝手に変えることができる。ときには違法であったりもする。そんなものに、ただただ従えという方がおかしいのだ。

そうであれば、この「誓約書」の意味は何か?「おまえは会社の奴隷になったんだ」、何があっても会社にさからってはいけない、さからってクビになっても文句は言えないんだと、労働者を自己暗示にかけるということ。こんな職場の先にあるのは、うつ病、過労死、自殺…の地獄。黙っていてはいけない。新入社員、試用期間の身であっても、おかしいことはおかしいと声をあげるべきだ。群成舎の闘いを見てほしい。闘えば必ず勝てる。未来のためにこそ、闘う労働組合に加入して闘おう。

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