群馬県労働委員会、(株)群成舎不当労働行為救済申立事件、第1回委員調査ひらかれる!

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3月29日の第1回団体交渉に引き続き、本日4月7日14時から県庁26階の群馬県労働委員会・審問室において、(株)群成舎の不当労働行為救済申立事件第1回委員調査がひらかれた。労働委員会というのは、労働組合に対する不当な差別・不利益取扱いを禁じた労働組合法の裁判のようなもの。調査を担当する二人の公益委員は二人とも弁護士。

群馬合同労組からは当該の群成舎のO組合員、三役先頭に組合の仲間総勢8名が出席。

一方の群成舎は、それに負けず、代理人のたかさき法律事務所の弁護士3名と会社から6名の計9名。O組合員に「新入社員との面接」として年末に面談して「大事なのは信頼関係」「(いきなり組合に入るのは)順番が違う」「まだお見合い期間(試用期間のこと)」「ずっとおつきあいできるのかどうか見定めたい」などと不当介入を行った当の芝崎勝治社長。日常的にパワハラで職場を牛耳り、O組合員をも不当な処分で病気に追い込んだ原田取締役兼ライフサービス部長。ほかにエコロジー推進部長、総務課長、O組合員の上司の課長2人が首を並べた。12月20日に組合通告と要求書の提出を行って以来、3月29日の団体交渉まで、自分は聞いてない、知らないと、誰一人まともに対応した人は、この会社にはいない。何度連絡しても、なしのつぶて。要求書を届けても受け取ろうとさえしなかった会社。O組合員に対して、片道70キロの遠距離配転、いわれなき訓戒処分や嫌がらせを繰り返し、組合は無視抹殺。もちろん団体交渉拒否。証拠を握られ、労働委員会への救済申立によって逃げられなくなったら、あわてて団体交渉を取り繕い、労働委員会には精一杯雁首を並べた会社。相手は試用期間の新人一人。数で圧力を加えようという意図が一目瞭然。しかし恥の上塗りでしかない。

組合が救済を申し立てたのは、①芝崎社長の先の不当介入の発言、②団体交渉拒否、③O組合員の片道70キロの遠距離配転。②については、申立を受けて会社はあわてて弁護士を代理人にたてて、団体交渉実施に動いた。ただしそのやり方はブログで記事にしてきたとおり、誠実さのかけらもない。すべては「不当労働行為意思」「労働組合差別」でつながっているが、会社の狙いは、芝崎社長が「まだお見合い期間」「ずっとお付き合いできるのか見定めたい」と言ったように、5月1日で契約が切れる試用期間で、Oさんを解雇することだ。

労働委員会への申立と団体交渉で追い詰められた群成舎は、あろうことか、団体交渉が終わった翌々日、Oさんに対して、ふたつの訓戒処分を行った。処分の乱発で、労働委員会で争っていようと試用期間での解雇=本採用拒否を貫こうとしているとしか思えない。しかもこの処分がなにを問題にしているのか、説明もなければ、調査も弁明の機会もない。よって本人にもわからない。こんなことは許さない。組合は、本日の労働委員会の冒頭で、この事実を明らかにし、これらの処分が組合差別の不当労働行為であるとして、早急に新たに救済申立をする意向を明らかにした。そして1月のノートパソコン持ち込みに関する訓戒処分についてもいまだに本人に告知も通知もないことを明らかにして、ただちに本人に通知を交付することを申し入れた。

本日の調査の中で、いくつか重要なやり取りがなされた。

とくに、組合が申立書でO組合員が会社の労働条件が当初の説明と違うことに驚き、群馬合同労組に相談、加入したと書いたことに対して、会社が準備書面で否認をした。そこで労働委員会から組合が、実際はどうなのかと釈明を求められたのだ。「求釈明」というやつだ。書類(準備書面)で釈明するように、ということが多いのだが、口頭でもよろしいとのことで、O組合員が自分の口から釈明することになった。

まず出勤時間が違った。書面では9時からとなっていたが、7時50分に出社するように、みんなそうしてる、意味わかるよね、と原田部長から言われた。退勤時間も18時までとなっていたが、18時半から会議だと言われた、新人だから出ないでもいいとのことだったが正規採用されたらそれが当たり前になるのかと思った。タイムカードがなく、時間管理がされていない(残業代がでない)。賃金額が提示されたのが契約の1ヶ月後。保険の手続きができず、加入が一ヶ月半以上遅れて病院に行けなかった。労働基準監督署にも、県の労働局にも相談したが、適切なアドバイスがなく、「また群成舎か」と言われ、群馬合同労組に相談・加入した…他にもあるので、あらためて書面で提出することになった。

それから遠距離出勤について。片道70キロ。足利の職場は8時半から始業なので8時には出勤する。家を出るのは5時40分。帰るのは21時。欠員が出たので、せいぜい1ヶ月なので行ってほしいという話で引き受けた。ところが会社はしらばっくれて、そういう約束はしていないと開き直っている。少なくとも要求書で出しているのだから、なにを今さらである。

一事が万事、こんな会社である。今までみんな悔しい思いをしながら、黙って堪え忍んできた。あるものは病気になり、たくさんの労働者が涙をのんで職場を去った。しかし、O組合員の勇気がこの職場に光を差し込んだ。花を咲かせるときだ。みなさん、ともに立ち上がろう!

次回は5月26日木曜日10時から。残念ながら傍聴はできません。組合は不当な処分の撤回を求めて新たな救済申立を行う。第1回団体交渉を受けて、あらためて要求書の提出と団体交渉の申し入れを行う。みなさんのご支援と情報の提供、何より組合への加入をお願いします。

株式会社 群成舎「快適な生活環境の創造をめざして」

 

群馬県労働委員会、(株)群成舎不当労働行為救済申立事件、第1回委員調査ひらかれる!」への1件のフィードバック

  1. 仕事で、参加できなかったのが残念です。

    このような嫌がらせ、会社の対応は絶対に許せない。

    会社のために3時間もかけて通勤している真面目な社員に対して、なんだよ、この扱いは。

    ひどい会社だね。

    こんなのを許したらOさんだけでなく、他の社員も可哀想。

    これみている社員も、団結して組合に入り抗議すればと思う。

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